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悪い結果をまねく5つの感情
1.どん欲=お金、名誉、地位
2.無知=業界の常識を知らない
3.無関心=知っていても関心をよせない
4.優越感、劣等感=見返すなどの黒い感情
5。自己保有=自分で全部持っていたい、同族経営やワンマン経営に多い。
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「コンプライアンスとは相手の期待を裏切らないことである。」
このシンプルな真理を学べた。読んでよかった。
ツイッターに、新しい本を執筆中とある。楽しみだ。
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著者は日本とニューヨーク州両方で弁護士資格を持っている、コンプライアンスの専門家。
人はほぼどんな時も「正しい事をしたい」と思って行動している。
コンプライアンスの基本は、相手の期待に応えて「ありがとう」と言われる「気持ちよさ」であると言っている。
そのようなエクセレントな結果を出すためには悩んだり議論したりするプロセスが不可欠。
そして継続的に成長できる企業ほど「正しいこと」に熱心であり、端に正しい事を追求するだけではなく、
結果的に高い利益も出していると言っている。
しかし、企業の不祥事などで今までの信用を一気に失墜させてしまう事件が無くならないのはなぜか?
これは、個人ではなく、企業や組織の理論に振り回され、何が正しいく、何が正しくないのかが分からなくなっている人が起こしていると言っている。
またお客様の期待には「顕在的な期待」「潜在的な期待」があるが、お客様の本当の期待は、すぐには目に見えないが肝心要な「潜在的な期待」の中にある。
そういう事で考えると一番やってはいけない事は、「自分の都合だけ」で仕事をする事。
そして、利益の配分を無視して一方的かつ不当に自分だけが美味しいことろを取るフリーライド
うーん。耳が痛い・・・。
ノルマコンプライアンスと感動を与えるコンプライアンスの違いを理解し、ノルマコンプライアンスからの脱却を図りたいと思った。
ノルマコンプライアンス
・法律至上主義
・意味も良くわかならいまま守らせる(=Just Do It)→これはきわめてつまらない
・受動的
・結果主義
・All or Nothing(紋切型、権利義務への固執)
・ヒエラルキー
・トップダウンのみ
・知識の欠如・無関心
感動を与えるコンプライアンス
・ミッション至上主義→決まりを破ってもいいと言う意味ではない
・理解し「自ら守る」→この結果知識の習得に積極的になる
・能動的
・プロセス重視
・バランス重視(創造性を重視、権利義務を重要視しつつもそれを超えた関係性を重視)
・ネットワーク
・トップダウン+ボトムアップ
・知識の意欲的な拡大
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知人の本が図書館にあったので読んでみた。
”コンプライアンスの基本も、実は、この「気持ち良さ」にあるのです。難しく考えなくとも、誰もが潜在的に持っている「正しいことをしたい」気持ちを大切にすればよいのです。”
ま、間違ったことは言ってない。
でも後半、最後の方は瞑想するとか、精神修養的な話になってて、苦笑い。
ま、カメラマンとして知り合った著者、この記述が読めて良かった;
”人は、誰しも自分に興味のないことは、たとえ目の前にあっても関心を持ちません。(中略)休日はニヤニヤしながらカメラを磨いています。
でも、奥さんにとっては、これらはただの箱、しかも、どんどんカメラが増えていくのはどう考えても理解できない。(中略)逆に私は、所せましと奥さんのバッグが家に置いてあっても、「なぜこんなに鞄が必要なのであろう」というくらいにしか思いません。自分のことは棚に上げて「せいぜい2,3個で十分じゃん」というわけです。”
微笑ましく、笑えました(笑)