投稿元:
レビューを見る
色んな理由があってニートになった。でも、そろそろ仕事をしなくちゃ。
就職したいな。でも、職歴に空白期間のある人向けの就職活動マニュアル
本がないぞ。
だったら、自分の経験を書いてしまえっ!てなことで、著者が脱ニートを
目指して職探しをした時の体験・経験からのアドバイスを満載したブログ
の書籍化である。
しごくまっとうなというか、当たり前のことが書いてある。しかし、その
当たり前のことをするまでに踏み出せない人たちへ向けて、背中を押して
くれる言葉が満載だ。
ニートではなくても、日々嫌なことや踏ん切りのつかないことはいっぱい
ある。ニートになるかならないかの線引きだって曖昧だから、いつ・誰が
ニートになってもおかしくはないと思うのだ。
現ニートな人だけではなく、何かに躓きそうになっている人が読んでもいい
のではないかな。
まだニートなんて言葉がなかった頃、2年くらい仕事をしていない時期が
あった。まぁ、引きこもりではなく社会人時代の蓄えを食いつぶして遊び
回っていたのだが。
確かに「このままじゃいかんっ」という焦りはあった。で、どうしたか。
「ダメ元だもんね~」なんて気楽に考えてバイトを探した。
今でも「あぁ…仕事、行きたくない」と思うことがままある。そんな時は
「えいっやっ!って行けばいい」と唱えて布団から起き上がるのだ。
ただ、本書は読み方によっては「環境が悪い。周りの人間が悪い」との理由
付けをすればいいんだみたいな受け取り方も出来るので、その点は要注意。
著者の文章は少々苦手だけれど、経験者の言葉だけに説得力はあるのでは
ないだろうか。
投稿元:
レビューを見る
いままで読んできたどの就職本・自己啓発本よりも良書。
書店に並んでいるほぼ9割の本は「すでに仕事をしていて、ある程度のスキルを持ち転職や独立を考えている人」、「現職に不満を持っていて、会社を辞めようか悩んでいる人」などだが、この本は「ニートがバイトや就職を経験し、ネットビジネスを成功させる」という流れになっているので、ニート経験者には、役立つと思う。
ネットビジネスに関しては、そこまで深く触れていないので、それを目的に買う人にはオススメできない。
あくまで「脱ニートの奇跡」として自伝として読むのが良い。
著者のブログには、本に掲載できなかった記事もあるので、探して見てみるのもいいだろう。
また別ブログでネットビジネスについても触れているようだ。
投稿元:
レビューを見る
励ましてもらいたいときに読む一冊です。
自分は自分の味方でいい、無能ニートでも望みをもっていい。まずはそこから。
どこの自己啓発書にも溢れてそうな言葉だけど、自分たちと同じ温度で言ってくれてる。
作者の馬鹿正直な…否、誠実で素直な言葉にすごく励まされます。
投稿元:
レビューを見る
ブログを読んですごく共感した。
引用メモ
・自分くらい自分の幸せを願ってもいいじゃないか
・望みがあって、エネルギーがあって、ルートがある。
望みを自覚すれば、そのありかに気づきやすくなる。望みのほうから近づいてくることもある。
気づかないと、自分から離れていってしまうこともありうる。
・自信=成功イメージ
鮮明に思い描く
自信喪失=失敗イメージ
失敗に対しても手を打てる、プラスに持っていける
面接に受かっても成功、落ちても経験になるから成功
・自分で自分を褒めよう
言動に気持ちが影響されるので、口に出そう!
・平均的な25歳はいまごろ・・・とハードルが高すぎる
1日の作業量じゃないというものを予定に組んでしまいがち
焦らず長い目でみよう
・危機感を持つ→最悪の予想をしろ→やる気がなくなる
失敗してもいいんだ、きっと何度でもやり直せると考えたほうがずっとよい
・ネガティブをやめる
→絶対に悪口を言わない!!
欠点を探す→自分に対しても欠点を探してしまう
悪口はネガティブを助長する
嫌いな人とは関わらない!嫌いな人のことを考えてしまっている時間がもったいない
ベストな解決法はその人をすごくよい人扱いすること
私の周りはいい人ばかりだって思う、口に出す→そうなる
嫌いじゃなくて合わない人
全否定しない、どれだけ受け入れられるかの修行
他人を否定しない=自分を否定しない
・言動が先で、心が後
心は行動や環境にもすごく簡単に影響される
例:運動しているときはものすごく行動的な心持ち
布団の中にいるときは異様に保守的
・迷う前に動く
馬鹿の考え休むに似たり
迷いがないと背水の陣のように脅威のパワーが発揮できたりするものだ
頑張れない時は何か悩んでいるとき
・勢いに乗る
新しいことを始める、0を1にするときの消耗するエネルギーは大きい
しかし、「やってみようかな~」と思った瞬間がチャンス
思いついた瞬間の、このエネルギーはすごい
・弱音は一人で言い、一人で打ち消す
世間ていうのはダメ人間が弱音を吐くのを許してくれない
~ならできるとかプラスの言葉で消す
・口に出す言葉、耳に入れる言葉を変えれば、勝手に前向きに変わる
・成功する人は、成功する前から、成功することを確信している
・次の壁直前にすべてを投げ出して逃げたくなるとき
人は未知の領域へ踏み込むとき不安になる、不安になるのは普通のこと。
幸福感が一番高まるのは訪れる幸福を確信しているとき
怒られるときの恐怖感が一番高いのは何を言われるかと待ち構えているとき
「やってみればなんてことはないはず」
案ずるより生むが易し
・謙虚すぎると成功するものも失敗します
・ダメな日だってある。人生3歩進んで2歩下がる。
自分を許すことも大事
・~しない��うにしようという考えは~に注意が引き寄せられるから、成功するために~しようという
・単なる弱いものいじめにしかならない正論はいらない
・100%自己責任だと自分を追い詰める、責任感がありすぎるのもしかり
・他人の迷惑を考えすぎない→自分の幸せが1番
自分の幸せを見失わない、自分が一番大事
・できないことより、できること
・未来はよくなると信じよう
日に日に悪くなる、また、努力が無駄になったとき人は絶望しやすい
将来はひたすら楽観的に。
根拠ありの失敗論より根拠なしの成功論
仕事への考え方
・自分の本音の欲望を知る
シェンロンにいくつでも願いを~
とにかくやってみる、やってみないとわからない
・幸せになるために仕事をするのに、仕事のために幸せをあきらめるのはおかしい!
この仕事、経験が自分を幸せに導く糧になるなら多少理不尽なことがあってもかまわない
つらいときにつらいことを耐えられるというのは前に進んでいる実感があるときだけ
・仕事の割に合うか合わないかは客観的な価値観ではなく自分の幸せを主軸に!
投稿元:
レビューを見る
著者は、専門学校卒業後、計6年間ニート。正社員を経て、現在はネットビジネスで生計をたてつつ、脱ニートblog等を運営中。
本屋には就活本というくだりのくくりであれば、山のように本が存在している。
しかし、ニート向けの本は一切ない。
そこで、脱ニートを応援するブログの運営者である著者が、実体験をもとに考え方や行動についてどの脱却方法について以下の3章にわたり応援している。
①脱ニート考察
②ニート的就職活動
③ニート的ネットビジネス
考え方の多様性・・。というように人もそれぞれ、ニートもそれぞれ言葉ひとつでくくれはしない。
だからといって、具体的な脱ニートについては書けません。抽象的なことで濁しています。というような本ではない。本当に脱ニートに向けての後押しについて一生懸命考え書かれている良書。
個別な方法についてはもちろん全ての人には合わないかもしれない。しかし、そのひとつの方法を知ることによって気持ちも変わり行動を起こすことができる人はたくさんいると思う。
良い本の証としては、やれ!!と言われて無理矢理動くのではなく、気づきをを与えてくれて、自分の意志で考え行動するきっかけになるかどうか。
本書はもちろん後者である。
色々な人に+の気持ちを与えてくれる一冊である。
投稿元:
レビューを見る
20160904
Amazon読み放題で読んだ本。
ニートというか、精神的に参っている人の考え方ってこういうことなのね。と参考になった。
面白いのはこの著者がネットビジネスで生計をたてることに成功していること。
就職しなくてもいいよね、と就職本を読んだ後とは思えないような読後感。
投稿元:
レビューを見る
なかなか自分を変えられないと、自分を責めている人は読むべき一冊です。
本のタイトルは“脱ニート”を謳ってますが、ニートや引きこもりじゃなくても、めちゃめちゃ心に刺さります。
この本の内容、著者の言うことは実体験から出てきた等身大の言葉だからこそ、なんの飾り気もなく説得力のあるものになっているのだと思います。
就職、求職についての指南もさることながら、これは心を軽くしてくれる言霊が詰まった、人生の指南書というのは大袈裟でしょうか。