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紙の本
検証日本の失われた20年 日本はなぜ停滞から抜け出せなかったのか
2015/12/31 23:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夜明けの梟 - この投稿者のレビュー一覧を見る
バブル崩壊と時を同じくして迎えた平成期は、日本のそれまでの成功の方程式の略全てが逆噴射したかの如き、深刻な停滞の様相を呈するようになった。しかも手を拱いてきたこの間に戦後最大の成長力と厚い購買力を構成したベビーブーマー10百万人が生産年齢人口から退出し、今や深刻なデフレ構造にも陥ってしまった。かかる事態が不可避的ではなく、時々の政策選択の誤りがなければ避けることが出来た筈の様々な分岐点があったことは新鮮な発見であって、回避可能性を知る事は今後の希望を生む。序章と終章に執筆者の船橋洋一氏、人口論の清家篤氏、金融・財政論のKenneth Kuttner氏・祝迫得夫氏、Adam Posen氏、労働・雇用・格差論のAndrew Gordon氏、中国・アジア太平洋論の白石隆氏の論は読ませる。
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