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第一部
わたしたちはひとりで生きているのではなく、まわりの人と生かし合っている!
自立(インディペンデント)から相互依存(インターディペンデント)へ
第二部
インターディペンデントのためのスキルを身につけよう!
「想像力」を土台に、「よりじょうぶな心」と「もっと学び続ける力」を
第一章 インターディペンデントの土台は「想像力」
スキルを学ぶときにまず知っておいてほしいこと
想像力とは、見えないものを見る力
想像力を鍛えるインプットの方法 ほか
第二章 よりじょうぶな心
よりじょうぶな心とは、上手な対人関係づくり
よりじょうぶな心をつくるスキル1 信頼の種まきを常に行う
よりじょうぶな心をつくるスキル2 アサーティブな交渉術を身につける ほか
第三章 もっと学び続ける力
インタディのための「もっと学び続ける力」
もっと学び続けるスキル1 自分にとって価値ある「情報」を明確にする
もっと学び続けるスキル2 よいアイデアのつくり方をマスターする ほか
おわりに インタディは、人から傷つけられない、人を裁かない生き方
.「GIVEの5乗」とは「貢献勘定」を積み上げていくこと
相互依存を実現することとは、「フロー経営の人生」から「ストック経営の人生」に変化することです。そして、そこにストックされる残高とは、「貢献勘定」です。
わたしはこれまで、複数の著書の中で、「GIVEの5乗」ということを繰り返し言ってきましたが、実は、このGIVEの5乗というのは、わたしたち一人ひとりがもっている貸借対照表の中の「貢献勘定」に着々と投資をして、残高を積み上げていくことにほかなりません。
■2.貢献勘定を積み上げるときに大事なこと
1つめは、「自分は相手よりも少ないコストでその貢献ができるのだけれども、相手はそのことに対してたいへん価値な感じているもの」を探すことです。
すなわち、得意技で勝負しろ、ということになります。
経済的自立のために、狙うべきポータブルスキル
すなわち、経済的自立のためには、
「市場が必要としているのだけれども」、
「そのスキルを供給する人を育成するには時間が必要」
なところが狙いめです。一般に「優秀なセールスマン」などは、その両方の要件を満たしていることが多いため、需要が高いのです。
■4.想像力を豊かにする二つの条件
では、インタディになるため、想像力を豊かにするには、どうしたらいいのでしょうか? それはたったの二つのことでいいのです。式に表すと、次のとおりです。
豊かな想像力(見えないものを見るカ)=知識を集める努力(Input)×試行錯誤を重ねる努力(Output)
これだけです。とても簡単ですよね? しかし、簡単だからこそ、しっかりとやりきれるかどうかで差がついてくるのです。
試行錯誤の「手数���を惜しむな!
想像力がうまく働く人と、そうでない人がいいるのは、結局は、得た知識をどれだけ実際にアウトプットして試して、その結果までをも含めて理解しているかという「手数」の差ではないかとわたしは考えています。
新しい知識を得たら、まずやってみる。やってみて、もし自分に合わなかったら、自分で工夫してみる――その「試行錯誤」の部分で、差がついているのではないでしょうか。
■6.信頼の種まきができる人の六つの条件
(1)信頼の種まきの土壌となるバランスシートを意識する
(2)信頼の種になる得意なものをもっている
(3)小さな約束を守り続ける
(4)人に貢献したときに恩着せがましくない
(5)「多くの人から信頼されている人」からの信頼を得ている
(6)時間を投責し、体を動かす行動力がある
.人脈は結果であって、原因ではない
いわゆる「人脈づくり」はなかなか使えるノウハウが少ないというのが定評で、人脈の本にしてもこれまで爆発的にヒットした本はほとんどないのですが、それはなぜかというと、人脈でもっとも大事なことは、細かい人づき合いのテクニックではなく、その人本人の価値にあるからだと思います。(中略)
実際、おもしろい人脈の本を書いていたり、ほんとうにすごい人脈をもっている人たちを見ていると、いちぱんすごいのは、やっぱり本人です。人脈は結果であって、原因ではないわけです。
■8.情報収集に必要なたった二つのコツ
コツ(1)情報収集のきっかけとなる問題意識を常にもつこと
そもそも、自分はなんのために情報を集めるのか、なんの情報を集めたいかというフラグが頭の中に立っていること。
コツ(2)良質な情報と触れ合う時間を増やすこと
いい情報源に触れる時間をひたすら長くすること。いい情報源とは、良書であり、よい専門家であり、よいメディアです。
この二つだけです。これに尽きます。こんなこと、知っているよと言われそうですが、では、ほんとうにやっていますか?ということです。
◆『勝間和代のインディペンデントな生き方 実践ガイド』の「インディ」が「インタディ」に変わったことについて、アマゾンの内容紹介から一部引用します。
「インターディペンデント」interdependentと、インディペンデント independentでは、たった3文字「ter」しか違いません。
しかし、その3文字に、「あいたたた」という形でがんばっている人と、上手にまわりと調和している人との違いが、集約されています。
やっぱり人はひとりでは生きていけない。だから、自分が属する組織体、会社、学校、家庭、国家の中で、いかにして、自分の能力を最大限生かしていけるかを考えていくことが大切になります。
その方法を考えていくのが、本書の目的です。
確かに「インディ」の頃は「私が私が」と、何が何でも「自立」を目指していたのが、今回は「相互依存」、つまり「必ずしも自分一人でやるわけではない生き方」を提案されています。
実際に勝間さんは、著作のブレイク後、メディアに多数露出し、様々な人と遭遇。
一人だけでは絶対に得られなかったで���ろう情報や体験を経ているわけです。
そして、その過程における気づきを集約したのが、本書ということ。
私は数年前まで、自由が丘の辻口さんのお店に歩いて行ける距離に住んでいたので、この「セラヴィ」も実際に味わったことがありました。
ご賞味された方は皆さんご存知だと思うのですが、「美味しい」のは当然として、非常に複雑、かつ繊細な味なんですよね。
辻口さんが、どのような「試行錯誤」を経て、この「セラヴィ」を生み出されたかについては、本書をお読み頂きたく。
◆ところで、その「試行錯誤」に関して、本書では「手数を惜しむな」と言われています。
勉強熱心なビジネス書読者にありがちなことなのですが、本を読んで、知識を得るだけで満足してしまい、アウトプットが足りないのではないか、と勝間さんは懸念されている模様。
上記ポイントの最後でも、「ほんとうにやっていますか?」と問われているように、おそらく私たち「カツマー」(一応、私もw)に足りないのは、こうした「地道な試行錯誤」なんでしょうね。
私のような「口だけ大将」には、ホントに耳イタイ話なんですが……。
◆なお、上記ポイントの「信頼の種まきができる人の六つの条件」は、本書の方には、かなり深い内容が書かれていますので、お見逃しなく。
当ブログの「ブックレビュー」としての期待(?)に応えるべく、今回はは広く浅く拾ってしまいましたが、ここだけ掘り下げて1つの記事にしたいくらい濃厚です。
ポイントの7番目で、人脈の本に大ヒットがない理由を「結局は本人がスゴイから」としてらっしゃいますが、この6つの条件を意識すれば、自然と人脈も広がると思われ。
そう、これからは、「貢献勘定を積み上げていくことが大事」なんですから!
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人の気分を害しないように言動にきをつける。
合わない人間、害になるひと、くつろげない人とはムリに付き合わない。か離れていく
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自立から相互依存へ。
お互いに貢献しあうことで、より良い関係ができる。という事。
今、周りに頼り切っている人が多い気がする。それは楽だから、自分が責任を負わなくて良いから。
そうではなく、自立した上でお互いの強みを認め合って貢献しあう。そんなやり取りができる仲間と生きて行きたいと思います。
自分の得意な事を提供する。
自分ができるなら広く取り組む。
得意な事を見極めるなら、他人がするには時間がかかることで自分にとってはハードルが低い事。
自分の頭で考えて納得する事が大事。
そのためには知識と試行錯誤が欠かせない。
他人に対して貢献し、交渉方法を身につけ、ストレスともうまく付き合い、仲間を見つける。
永遠の課題です。
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人に何かしてもらったときは「3倍返し、5倍返しでちょうどいい」というのは、本当にそういうものかもしれないなあと思いました。良いご縁には感謝し、形に表すことで、さらに良いご縁の輪が広がる気がします。土台としてのインディがあって初めて成り立つことなので、そこのところをまず揺るぎないものにしなくてはなりませんね。
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【勇気をもらえる一冊】
この本、勝間本の中で一番好き。
自分にとって、読んだ時期がベストなタイミングだったんだと思う。
勝間さんらしく、会計の用語を使っている箇所は私には少し読みにくかったけれど、根本的な考え方は自分に合っている。
勝間さんの生き方は女性として憧れる部分がある。それは以前から変わらない。
ブレない軸というか幹と根が「ドンっ」と太く張り巡らされていて、何があっても倒れないぞ!という強さがあるし、発信力が半端なく強烈。
なぜできるのか。
根本的な考え方を出し惜しみなく、勝間さんらしい表現で書かれている。
「勝間さんってどんな人なんだろう?」と思っている方や、「人生ちょっぴりどうしたらいいのかわからなくなってきたような気がする・・・」という方にオススメ☆
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勝間ブーム以降の学びを踏まえて、インディーな生き方を焼き直した感じ。もっと有名になってからの、新たな苦悩に焦点を当てた方が面白くなるかもと思った。
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◎相互依存を実現するには、相手の信頼を得られるような貢献を、対価を考えずに行い続けることが重要。
「信頼残高と銀行残高は比例関係にある」スティーブン・コヴィー
◎たくさんの人を幸せにして、信頼や尊敬を得れば得るほど、銀行残高も増える。
お金持ちの経営者は、驚くぐらい、
「こんなサービスを提供したらユーザーが幸せになれるのではないか」
「このような商品をなんとか帰る価格まで下げられないか」
と、どうやったら自分の顧客がより楽しく過ごせるか、暮らせるかに興味を持っている。
◎他人の能力を積極的に借りることができるような「相互依存」状態になることが、より大きな貢献ができるようになる鍵。
◎資産というアウトプットを安定して増やしていくには、他人資本と自己資本のバランスが必要で、まずは、分相応に人に力を借りながら少しずつ成功体験を積み重ね、その成功体験が自己資本を大きくすることで、より大きな他人資本を調達できる、というバランスを保っていくこと。
◎貢献勘定を積み上げるために
・「自分の得意なことを」
・「少なくとも恨まれないような形で」提供する
◎経済的自立のためには、
・「市場が必要としているのだけれども」
・「そのスキルを供給する人を育成するには時間が必要」
◎貢献勘定は、自分と相手のスキルの差において、必要とする人に必要とされる能力やサービスを提供することで蓄積される。
◎プロとしての能力を測るときには、外部から得ている報酬を自給換算すると分かりやすい。1時間に何千円とわかりやすい。サポート部署の場合は、自分がいることで1時間当たりどのくらいの利益の貢献になるか計算をしてみればよい。
わかりやすいプロの基準は「サービスを相手に供給したときに、直接時間1時間あたり1万円以上の報酬を人から気持ちよく払ってもらえるか」
◎想像力がうまく働く人と、そうでないひとがいるのは、結局は
得た知識をどれだけ実際にアウトプットして試して、その結果までをも含めて理解しているかという「手数」の差
◎「互いに尊敬し合える、対等な対人関係をつくれること」
①自分のいいところを知り、相手のいいところもすぐに想像できること
②立場のちがいがあったとしても、対等であること。上下にならないこと
③相手をコントロール使用としないこと、相手を裁こうとしないこと
◎上手に対人関係を築けるスキル
①信頼の種まきを常に行う
・バランスシートを意識する。
(相手にドンドン貢献して、どれかが芽生えれば言いや、と思うくらいの発想でいる)
・種になる得意なものを持っている。
(相手にとっては難しいものを、ぱぱっと実行してしまえばいい)
・小さな約束を守り続ける
・人に貢献したときに恩着せがましくしない
(空気のように人を助けるこ��を習慣化する)
・多くの人から信頼されている人からの信頼を得ている
・時間を投資し、体を動かす行動力がある
②朝ーティ部な交渉技術を身につける
③自分をすり減らさないストレスとの付き合い方を学ぶ
④長く付き合える人を見つける
◎インタディを目指して、ステージをひとつひとつ上がっていくにつれ、さまざまな「影」が出てくる。
「影が見えなくなるように努力すること」
・気にならなくする
「これは影だ」と認識。居心地の悪い自分を受け入れ、ゆるす。
・物理的に見えなくする
影を出しそうな人との接触を避ける。自分の考えていることや生活などを必要以上に人に明かさない。
◎もっと学び続ける力
①自分にとって勝ちある情報を明確にする
・批判的検証。その情報はほんとうか
・実践的検証。どうやって活用するか
・応用的検証。同じような話が使えないか
②よいアイデアの作り方をマスターする
③メディアを超える情報リテラシーを身につける
④学びの共有により新しい学びを生む
◎結婚のススメ。子どもを持つことのススメ
結婚することによって一気に「自分の問題意識」の範囲が広がる
◎アイデアを生むのは情報収集力
未来の問題意識に過去の蓄積をつなげること、それが「アイデアづくり」
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人間関係を会計の言葉で 説明してくれている。
何度読んでも 経済の言葉が理解できない私にとっては、
それこそが わかりにくい原因かもしれない。
発想をかえて、
人間関係をたとえにして、経済を説明していると思うと 少しはわかりやすいかも。
相互依存とは win-winの関係ということですね
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賢い。努力。信念。うなってしまった。強さも弱さもわかった上で、やっぱり自立して相互依存できる関係を築くことは素敵だと思う。
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自立は社会活動への参加権であり、自立してこそはじめて、人も助けられるし、社会にも貢献できる。「依存」→「自立」→「相互依存」の構造には納得。
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勝間和代@kazuyo_k さんの自己啓発本かな?ところどころ参考になるところがあって良かったです。まずは自立から!そして周りの人たちへってところですね。
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自立への布石として役立った。
その為に何が必要か、何をすべきか。を考える材料を与えてくれたように感じた。
また何年後かに読んでも、今回とは違った材料を与えてくれそう。
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やっぱりカツマーの本は元気が出る。
落ち込んでいたときに読んだら、元気出た。
信頼残高のくだりで、「そういう考え方の通用しない、もらうだけの人もいてしまうこともどうしてもある」的なくだりが、とてもありがたかった。
むぅ。
やっぱり私には彼女の本が定期的に必要である。
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インディペンデントはゴールではない。
自立の後はインターディペンデント(相互依存)へ。相互依存とは、共通の価値観に基づき、同一の目標の実現を目指して、複数の自立人が共生する関係だそうだ。
しかし、そこに至るには、精神的にも経済的にも自立していることが必須条件となる。
決して簡単なことではないが、勝間さんを拝見していると、目指してみたい気持ちになる。
正解に辿り着くまでには試行錯誤が大事。
説得力もあり、元気も貰うことができる。
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勝間和代さんの相互依存の大切さを記している書籍。
自立(インディ)といいながら相互依存へと言っているのはあくまで自分の経験からであまり客観性や論理性がないように読めてしまった。
自立も相互依存もともに大切な要素でお互いそれだけでは生活はできないと思っているが、逆にともに大事と言っていることで逆に一般論の普通な人がいうことと変わらなく感じた。
p.140 対人スキルも訓練から
1.信頼の種まきを常に行うこと
2.アサーティブ(自己表現)な交渉術を身につけること
-率直、誠実、対等、自己責任
3.自分をすり減らさないストレスとの付き合い方を学ぶこと
4.長くつきあえる人を見つけること
p.213 銀座のブスママ・石川香
接客の2つのコツ
「相手の名前を覚えて、こちらからいつも名前を呼んで話しかけること」
「相手の話を、相手の目を見ながら真剣に聞くこと」
p.219
デザインが好きなら「日経デザイン」
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