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2009年1冊目。
金に苦労することなく暮らし、将来の夢・生きがいを持たなかった著者は「自分を変える」ために、新宿東口で朝6:00からたった一人でゴミ拾い活動を始める。
ヤクザからの嫌がらせ、ホストからの冷やかし、サラリーマンからの罵倒などなどに遭いながらも、兄との約束「1ヶ月は続ける」を胸に奮闘。
彼に光を射したのは、一人のホームレスだった。
この時から彼の気持ちが変わり、周囲の見方も変わり、そして仲間が集まる。
たった一人のたった一歩でも変化を起こせる、そのことを伝えるために書き上げられた本だと思う。
葉田甲太さんの「僕たちは世界を変えることができない。」という本に似た感じ。
そういえば一度だけ新宿で著者を見た記憶がある。
すぐに読めちゃう本です。
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新宿駅東口を朝6時から掃除し続けた荒川さんの2年間を綴った本。
まさか、こんなことがあったなんて。
『就職しない』っていう話は聞いてたけど、そういうことだったのね!
『誰もができる簡単なことを、誰もがやらないくらいに続ける』ことの大切さ
『今、この瞬間にやる』ことの大切さを、心に直に伝えてくれる本。
ダメになりそうになったときに、また読み返したい本です。
以下、メモ。
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一番重要なことは、実際に行動すること。
たとえ、人のアドバイスにより、一時的に目の前の問題は回避できても、結局問題を起こす根本の自分自身の人間性が変わらなければ、また数日後に同じような悩みを抱え、再び悩み続ける日々に入る。
『出来ない』って言う前に、やってみろっ!!
Byてんつくマン
掃除をする時間というのは、目の前のゴミに向き合うと同時に、自分自身の心とも向き合っている。
掃除は「禅」に近いものがある。
ホームレスの人たちは決してみんながみんな不幸そうではない。
テレビやインターネットでは、ホームレスと言えば「社会的弱者」という、明らかに固定観念で固められた情報しか発信されない。
自由な生活を楽しんでいるホームレス、街の掃除をするホームレスの姿は、決してテレビやインターネットから発信されることはない。
一方で、「社会適合者」と言われているサラリーマンが掃除をしている横でタバコを投げ捨て、ゴミを蹴り飛ばしていくという現実。
どんなことでも、外から見える表面のことだけではなく、その奥に、たくさんの事実、原因、情報が詰まっている。
それを知らずして、物事を批評するのは愚かなことでしかない。
「わかったフリをして偉そうに解説をしたり、何も知らないのに、人を批判したり、本当に格好悪い姿でしかない」
裏を知って、初めて表を知ることが出来る。
この体で「1人」という裏を体験したからこそ、今まで当たり前で、理解が出来なかった「人はいてくれる」という表の喜び、感謝の気持ちを感じることができた。
喜びは喜びを呼び、楽しみはさらなる楽しみを呼ぶ。
「誰かが見てくれている」
自分自身の良い行いも悪い行いも、すべて誰かが見てくれている。
評価されないからといって、ふてくされちゃいけない。
結果が出ないからといって、あきらめちゃいけない。
「誰かが必ず見てくれているから。だから、簡単にあきらめちゃいけないんだよ」
自分が全力で動けば動くほど、またそこに新しい流れが起きる。
大事なことは、良いことであっても、悪いことであっても、すべて僕自身���ら出ているということをしっかりと自覚すること。
人のせいにするでなく、周囲のせいにするでなく、しっかりと現実を受け止め、良くなる道を自分で探し、自分の足で一歩一歩積み重ねていくこと。
自分が変われば、すべてが変わる。
今まで何万、何十万のブランド物や時計や服を買ってもらっても、「ありがとう」ひとつ言って来なかった人間が、1本の缶コーヒーに心の底から感謝の気持ちを込めて「ありがとうございます」と言えるようになった。
ずっと、ずっと、幸せは外にあるものだと僕は思っていた。
高級車に乗って、毎日美味しいものを食べて、自分の思うままに欲しいものを手に入れて、それが幸せだと思っていた。
でも、違った。
今、自分の目の前にある現状に満足し、「ありがとう」という言葉が言えた時、その時、人は真に幸せになることが出来るのだと思う。
心の底から感謝の気持ちを持てた時、今までの僕の生活の「当たり前」がすべて「ありがとう」に変わった。
「誰にでも出来ることで人生は変わる」
「子どもたちは認められてなさすぎる」
今はたとえ、子どもが夢を語っても「あんたには無理」「出来ない」「難しい」そんな否定のオンパレードで、子どもたちは挑戦をする前に、自分で自分の可能性を閉じてしまっている。
認められていない子どもたちが目の前にいるのなら、自分が認めてあげればいい。
誉められていない子どもたちが目の前にいるのなら、自分が誉めてあげればいい。
「安定した生活」、それが人生だろうか?
人はみんな幸せになるために生まれてきた。
仕事もお金もすべて、自分自身がこの人生で幸せを得るための道具でしかない。
この人生のどんな事でも、その選択の先に「幸せ」が見えないのならば、たとえそれがどれだけ社会的に認められようと、やる必要なんてない。
「お金」や「仕事」が人生そのものになってはいけない。
もし、道がないのなら、自分が作ればいい。
今、僕には夢がある。
「すべての人の心に、一歩を踏み出させる勇気を与える」という夢が。
大切なことはまず、自分が一番の自分の応援者でいてあげること。
自分が一番、自分自身の可能性を信じてあげること。
そして、
「絶対にできる!!」と確信を持って、
勇気ある一歩をこの現実の世界に踏み出すこと。
そこからすべてが始まる。
すべての始まりは、誰にでも出来るたった1時間のゴミ拾いだった。
不平不満ばかりを言っていても、何も変わらない。
なりたい自分、理想の自分を思い描き、
そして、そんな未来のために、
今、あなたに何が出来るだろう?
笑顔で毎日過ごしたいと思うなら、今、この瞬間から笑��で毎日過ごそう。
良き人に恵まれたいなら、今、この瞬間から人に優しくしよう。
自分を好きになりたいのなら、今、この瞬間から自分を否定することをやめよう。
大きな夢や理想があるのなら、
今、この瞬間に、
あなたに出来ることをしよう。
壁は、自分を成長させてくれる、
尊い試練だ。
先にある、あなた自身の無限の可能性を見据えて、
今、自分に出来る「一歩」を積み重ねていこう。
すべては、今この一瞬の「やる」という選択から始まる。
なりたい自分、夢や理想を持って
今、あなたに出来ることを実際に行動しよう。
「出来る、出来ない」というのは違う。
「やるか、やらないか」それだけのこと。
「出来ない」ではなく、「やらない」だけ。
「続けられなかった」ではなく、「続けなかった」だけ。
今、あなたに出来ることでいい。
やってみよう。
人生は自分の手で作る、壮大な一本のドラマ。
ストーリーを描く脚本家はあなた。
ひとつひとつの選択の決定をする監督はあなた。
実際にドラマを演じる主演はあなた。
さぁ、あなたはどういった
ドラマを作りますか?
あなたが、今、求める夢、
「こうなればいいな」と描く理想は何だろう?
そして、
そのためにあなたには、今、何が出来るだろう?
大切なことは、考える前に動くこと。
大切なことは、「やる」と決めたら、
今、この瞬間に一歩を
踏み出すこと。
「変わりたい!!」と思い、行動を続ける一秒一秒の積み重ねが、
1分間になれば・・・
1時間になれば・・・
1日になれば・・・
1ヶ月になれば・・・
1年になれば・・・
10年になれば・・・
「今から、この瞬間から始めよう!!」
「大丈夫。出来るから」
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親のすねかじり歴○○年の俺。『お前。本当にダメ男だな。』学生時代に企業して夢に向かってやっているゴルゴに言われた言葉。ある日の夜、一緒に呑みに行く機会があった。聴き役に徹し、黒柳徹子かのごとくだったのだが、ゴルゴが俺に聞いてはならない?質問をしてきた。『お前の夢は何?』『・・・別に。』『就職活動は?』『・・・別に。』『これからの予定とかは決まってないの?』『・・・・別に。』そんな俺にゴルゴがひと言、『お前本当にダメ男だな。』ダメ男三冠王。それから俺の今に繋がる毎日がはじまった。毎朝の掃除。新宿東口でのホームレス・ヤクザとの出逢い・・・・どんな事を言われようと、されようと、背中に『一緒に掃除をしてくれる人募集!』という文字を掲げて、ひたすらゴミ拾いをする。怒鳴られようが、顔にツバをかけられようが・・・何かが変わる事を信じ続けて、ひたすらゴミ拾いをする。あるドキュメンタリー映画を見て、著者の心が動いたという。奇遇にも、
そのドキュメンタリー映画はいっとくスタッフみんなで以前シネマ尾道で観たものでもあります。先日私の大切な人のお父さんが亡くなった報告をきいて、感謝の意を込めなきゃ。そう、身を清め
ていこうと思った。汚い身の回りに目をつぶって、参列することは出来ないと心から思ったから。早起きをしていつも以上に家の中や、車の中をキレイに掃除した。大人になると、身の回りの整頓
なんて、誰に何を言われるわけではないから、自分との闘いである。たかが掃除されど掃除であることを感じる。毎日が一生に一度のこと。この本を読んで、ますます、自分の家をキレイに保てる
ようになった。ちょっとした事の積み重ねだと教わった。私は荒川さんに会ったことはないけれど、この本と会ったから、また少し成長出来たような気がしています。・・・・ダメ男なんていない
んですね。一歩で世界が変わるから。『半ケツとゴミ拾い』荒川祐二著。
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今まで読んだ自己啓発系の書籍で一番面白かった。
紙面のデザイン、著者荒川さんの人間性が面白い。
おすすめ。特に大学生に。
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ゴミ拾いから自分の人生が変わって言っちゃうというお話です♪
すごく笑えるけど、すごく泣ける話でもあります。
この本を見ると、本当に小さなことから自分を変えられるしまた周囲の人たちも変えられると勇気が出ます♪
目の前にあるゴミを見た時に一つ拾って微笑むことが出来ると思います☆
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読んでいると勇気がわいてきます。
なんでもいいから一歩を踏み出すこと。そうすれば、そのあとは大きく変化していく。踏み出さない限り変化はない。(←この瞬間から踏み出すのだ!)
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兎に角、行動を起こし、継続すれば、道が開ける。
何をするのかを考えて、自分で決めたことはあきらめない、投げ出さない。今のままではダメだと思ったら、兎に角行動すること。
そういうメッセージが、著者に起きたこと、そのときの気持ちを通して、伝わってきた。
やる気が出る本。
そして、とても読みやすい。
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夢も理想もなく、毎日だらだらと過ごしていた典型的な「ダメ男」だった著者が、ある映画(「107+1 ~天国はつくるもの~」)に強烈に感動し、「自分を変えたい!」と、新宿駅東口の毎朝1時間の掃除を開始。「一緒にそうじしてくれる人募集」というダンボールの看板を背負って。
はじめは、あらゆるものが捨てられているゴミに圧倒され、ヤクザに唾を吐きはきかけられたり、通行人に邪魔者扱いされたり、ホストに殴られたり、けんかに巻き込まれたり。
1ヶ月はどんなことがあっても続ける、という兄との約束を守るためだけに、いやでいやで仕方がなかった掃除を続けるが、もうこれ以上続けられない、というときに、「あと1日だけ」と言って行ってみると、1人のホームレスが手伝ってくれた。
それから協力者は2人になり、いつしかヤクザのおじさんやホストに兄ちゃんから感謝の言葉や缶コーヒーをもらうようになり、新聞の取材を受けたことをきっかけにテレビにも取り上げられ、全国から協力者が集まるように。そして、2007年5月3日には、「同時多発エコ」というイベントを開催し、全国444人が日本各地で合計5トン以上ものゴミを拾う。
挙句の果てには、全国の学校や企業から講演の依頼が舞い込み、青年版国民栄誉賞を「キング・カズ」こと三浦カズと並んで受賞したり、皇族の高円宮妃殿下の御前で講演をするまでに。
信じられないような人生の変化。
でもそれはすべて、「自分を変えたい!」という一心で始めた、新宿駅東口の掃除から始まった。
行動すること、勇気を出して一歩を踏み出すことの大切さを教えてくれる一冊。
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自己啓発本
頭で考えて、いつか何とかなるさーって諦めちゃダメ!
そう思っててなかなか実際行動に移せないことも多いけど…
とっても勇気を貰ったし、
行動する大切さ教えてくれた!
面白くて読みやすいのに、たまに出てくる言葉に勇気づけられる★
元気がでる一冊です!とてもオススメ。
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新宿駅東口でこんなことがあったなんて全然知らなかった。小さな一歩が大きな一歩だと身をもって体験したことと、その一歩を踏み出す勇気が大切だということがよく伝わってきた。
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夢なし自信なし希望なし「ダメ男3冠王」の大学生が
一つの行動をきっかけに自分が変わる。。。
その行動とは「毎朝6時に新宿駅東口を掃除すること」
決してただの武勇伝ではなく、
自分も行動すれば変わると感じさせてくれます!
笑アリ涙アリで感動の内容です。
何か自分を変えたいと思う人には
ぜひぜひオススメしたい本です☆
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誰にでも出来る事が人生を変える 自分を変えたい 実際に自分自身で体験してみなければわからないことってあるんだな 喜びは喜びを呼び、楽しみ.はさらなる楽しみを呼ぶ 自分が変われば、すべてが変わる すべての始まりは小さな、小さな1歩から
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私も何か始めたい!!!と思わせてくれました(*^^*)
それで、始めたのがブクログ♪
頑張るぞ!!
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笑った!泣いた! 「世界を変えた」感動のムーブメントストーリー。
最近読んだ本の中に書いてあった言葉が忘れられない。
もし、自分がこの世からいなくなっても、世界はなんら変わりはしない。
だが、自分1人生きていれば、世界を変えることは可能である。
この「半ケツとゴミ拾い」の著者・荒川祐二氏は、
上のような大それた使命感ではなく、
へんな脅迫観念にかられて、たった1人で新宿駅のゴミ拾いを始めた。
だが、やがてその行動は、周りの人間を1人変え、2人変えやがて大きなうねりとなった。
何十万円お小遣いをもらっていたときは、一度も感謝をしたこともなかったのに、
掃除の後、もらった缶コーヒーの味と感謝の思いは一生忘れられないものになったという。
自分も何か動きたくなる本。
そして、周りを気にせず、思いっきり泣いてください。
あなたにも「それ」ができるから泣けるんだと思う。
ま、いくらチャランポランとはいえ、上智大学生。
恐れ入りました。
【ココメモポイント】
・悩み続け、迷いつづけ、その中で僕は、たくさんの人のアドバイスを聞いた。たくさんの本を読んだ。
しかし、結果的に僕がそこから得た答えは、
「そこには答えはない」ということだった。
P.30
・大切な事は、良い事であっても、悪い事であっても、すべて僕自身から出ているということをしっかりと自覚すること。
P.173
・今、自分の目の前にある現状に満足し、「ありがとう」という言葉が言えたとき、その時、人は真に幸せになることが出来るのだと思う。
P.182
・大きな夢や理想があるのなら、今、この瞬間にあなたに出来ることをしよう。
P.208
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自信、夢、希望、何もなかった若者が、ゴミ拾いで自分の人生を変えた。
著者は20歳でゴミ拾いを始め、22歳でこの本を書いた。
本の後半は行動することにより、より良い人生を送って幸せになってほしいと自分より若い世代に向けての熱いメッセージに溢れていた。
身近な行動で人生を変えた著者の今後に注目だ。