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読了。団塊、バブル、団塊ジュニア、さとり世代の説明であった。自分は、団塊ジュニアにあたるが、考え方は、少しさとり世代に似ているのではと感じた。親が、団塊より少し上にあることも影響するかなと思った。ただ、概ね団塊ジュニアであることは、納得できた。戦後から平和の時代になって、なるように時代が流れたのかなと感じた。このまま戦争もなければ、良い未来がでてくるのかなと考える。さとり世代より下になる娘の世代が、住み良い社会になればいいなと思う。
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団塊世代(1947〜1951年)からバブル世代(1966〜1970年)、団塊ジュニア世代(1971〜1982年)、さとり世代(1983〜1994年)など6世代の時代背景、人生観、メンタリティーを横断的に解説した類書にない日本初の書籍。読んでいて、あーそうだよなと何度となく思わせる内容で非常に興味深かった。どの世代の視点から見ても楽しめる内容だが、やはり自分が所属する世代が一番興味深く読めたかな。
P143
ある団塊ジュニア世代の女性(1973年生まれ)にインタビューしたところ、彼女がこんなことを話してくれました。「高校3年生のとき、塾の授業中に友達が、「私たちは受験も大変だし、就職も大変だし、最後、お墓を買うのもきっと大変よ」といっていたのを覚えています」まだ高校生なのに、女性はなんと超現実的な生き物なんだろうと驚愕させられるとともに、団塊ジュニア世代の人口の多さを言い表したエピソードだと思います。
P174
団塊ジュニア世代は同世代の中での経済格差が非常に大きく、超勝ち組もいれば、正社員も非正規社員もフリーターもニートも混在しています。マーケティング的観点から見れば、世代として一括りにすることが難しくなっているのです。
〜つまり、同じような年齢で結婚して子どもを産んでいた団塊世代とは違い、団塊ジュニア世代のライフコースはバラバラなので、企業としても「そろそろ団塊ジュニアは30代に入ったので、ママさん向けの商品を売ろうかな」などと安易に考えることができなくなっているのです。
〜団塊ジュニア世代の生き方は、比較的画一的だった団塊世代とは違って多様化していて、同じタイミングで画一的なマーケティングを仕掛けることができません。簡単にいえば、「いま買う人」「あとで買う人」「ずっと買わない人」に消費者として分化してしまっているのです。
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各世代の人々の価値観を時代背景に基づきながら分析しており、その変化の過程がとても分かりやすく書かれている。
いつの時代も若者は大人から批判の対象にされることが多いが、若者の価値観は彼らが生きている(生きていく)時代を反映しているのであり、その背景を含めて理解する必要があると感じた。
□世代の流れの総括
・『全体』から『個』へ
・女性の自立
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自分はいわゆる「ゆとり世代」なのだがこの本では「さとり」と総称されており意外だった、ちょっといい気分。
最近大人用のオムツとかウィッグとかがすごくオープンに宣伝されるようになったな…と思っていたが、もはや若者向け商品よりよほどシェアのでかい市場だからなんだとこの本で人口ピラミッドを確認してさとりました。
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第1章 団塊世代―「公」と「私」の逆転、私生活でイノベーション
第2章 ポパイ・JJ世代(ポスト団塊世代)―「私」の深化、私生活の確立
第3章 新人類世代―「私」の成長、思想の解体
第4章 バブル世代―「私」の爆発、享楽の頂点へ
第5章 団塊ジュニア世代―「私」の多様化、「格差時代」へ
第6章 さとり世代―「私」の連携と同調、「消費離れ」へ
第7章 「クロスジェネレーション」で見れば、―次のビジネス、日本の未来が見えてくる
特別付録 団塊世代からさとり世代までの流れを改めて総括する
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「世代が違うことを理解したうえでいかに付き合うか。相手を自分の思考、趣向に無理に引き込んではダメ」
世代とは、あくまで全体としての傾向であり、個人の違いは無視されている。個人として向き合うときに、世代という杓子定規で判断することは危険である。しかし、ビジネスとしてマスを捉えるには有効なのかもしれない。
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・クロスジェネレーション
・さとり世代の未来ではなく、過去へのノスタルジー消費
の点がすごく納得できた
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自分の世代には納得の嵐、
他の世代には知らなかった背景に感動すら覚えました。
時代背景で考えが変わる意味がわかりました。