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枕草子と現代の日常を絡めたお話。
時系列がちょこちょこ変わっているので読み直すおもしろさがある。
そしてね、もうね、好きすぎるこの日常の、ちょっとほっこりする感性。
マチキネマ、きみの家族、そしてこの春はあけぼの 月もなう 空もなおの三冊がすごく好きな人とだったら結婚してもうまくやっていける気がする!
そのくらいサメ先生の感性が好き!!!!
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Web漫画の頃から大好きなサメマチオさんの新刊。
表紙が予想以上に文字主体で店頭で見つけられず店員さんに聞いてしまいました。
古文と日常を絡めた漫画で、正直いまひとつ盛り上がりどころといいますか、いつものサメさんのプッとくるような笑いも時々にじみでる哀愁や感情に乏しい漫画でちょっとガッカリ。
日常が日常すぎるといいますか…
これはこれで味はあるのですが、ちょっと物足りなかったのが正直なところです!
結婚と家族の話のほうが好きなんですが、あっちはレビュー書いてなかったかなぁぁ
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普通の毎日が一番ドラマだ。 よく言われる千年超えて読み継がれるにはそれだけの価値が…とか、今でも十分に面白い…とか、今まであんまり共感したこと無かったけど。分かる分かる!こんな感じかぁと、携帯ポチポチの「なう」と巻物に筆の頃が繋がる感覚。
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「枕草子」をレイヤーにして現代社会を感覚的に切り取っている作品。
なので「枕草子」の現代語訳、超訳ではありませんあしからず。
無駄な線の少ない画面作りが好きだ!
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枕草子をベースに現代の物語を重ね合わせたユニークな趣向の作品。枕草子は好きでいろんな口語訳にあたったけど、別の風景を見立てる構造は新鮮。中でも殿上人の麗しき様子と箱根駅伝のランナーに見立てた「雪高う降りて」が出色かと。枕草子という作品の持つ底力を見せつけられた感じ。
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代わり映えのない日々、それを綴る日記、代わりはいない最愛の友人、流れる月日は諸行無常。
思い出だけは変わらず、いつまでも鮮やかです。
所で、読む本読む本に沖縄が出てくる昨今。
キープアウトしてえ
淡々とした感じがとても好きな一冊。
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原文を載せて、描かれるシチュエーションは現代なので、清少納言が何にどう思ったのか、親近感が沸く気がした。
超訳とはまた違っていて、これはこれで面白いと思う。
原文をちょっと読みたくなってくる。
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枕草子マンガ現代版。定子様役が積極的で、少納言役が人見知りという設定に驚くも、心地よく、納得。通常、少納言が定子様LOVE!と暴走するのを、定子様が優しく身守るイメージがあるけれど。
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「枕草子」の世界が、現代の日本の風景に重ねて描かれている。
時代は違えども、感じる心が同じなのがいとをかし。
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よかった。どんな時代でもどんな場所でも生きている以上いつもなにかを考えてしまう人というものもそう悪くない
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帯文の「超感覚マンガ訳の枕草子」に惹かれ、絵柄も好みだったので購入。
古典名著の類の現代語訳やあらすじ版みたいな本も出ているけれど。
そういう作品よりも、この作品のように「今の時代を舞台にして、著者の感覚的解釈をマンガで描く」方が、面白く読めて好きだな、と思った。
15作の超短編が収録されており、長さもまちまち、展開も色々だが、主に「日常のちょっとしたこと」を扱っていて、違和感もなく心地よかった。
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美術の世界では、「作者が受けた印象を絵画に表したものを、印象派、と呼ぶ」と、自分は記憶している。
枕草子の、現代の印象派というべきこの一冊。勿論、この本は漫画なのだけれど。
現代と昔の、この作者なりのリンクを面白く読んだ。また、現代の絵柄の中に垣間見える間(余韻?奥行き?時間の流れ?)も心地よかった。
散々言い尽くされた言葉ではあるかも知れないけれど、通読した感想としては、
今も昔も、人間の根本はあまり変わっていないのかも知れない、と思った。
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サメマチオさんの作品『春はあけぼの 月もなう 空もなお (2012)』を読了。 2022年漫画3冊目。