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【要旨】
幸せになるためには技術がある。「脳内会話」(セルフトーク・思考パターン)で、ネガティブ・スパイラルの罠を脱し、ポジティブな自分を引き出す。この脳内会話の仕方、たった3語の習慣で今よりも幸せになれる。
なんとなくではなく、能動的に“前向きな自分”にするために、「やってみよう」「楽しみだなぁ」「こんなことがありそう」の3語が大切。マイナスな事への反論・カウンタリングとしても使える(大変だろうなぁ。いや、でもこんないいことがありそう)。
“理想的な自分”になるためには、「どんな自分でいたいか?」「何が学べたか?」「何ができるか?」の3語。何が学べたかなどは就寝前にでも問い掛けると、一日一日の意義が見出せる。
“元気や勇気がわいてくる”ためには、「私のいいところは・・・」「こんな風に成長できたな」「私が大事にしていることは・・・」のように、自分を誉めてやり(セルフエスティーム)、自己効力感を得たり、自分の核を明確にしていることが重要。
“世界が変わって見えてくる”ためには、「今、自分はどんな目で見ているか?」「もし自分が・・・だったら」「定義を変えてみよう」の3語。世界は自分の気持ちを反映(投影)している。客観的に見たり、別の立場から見てみたり、定義そのものを変えてみる。
そして“幸せが手に入る”ためには、「ありがとう」「すばらしい」「幸せ」の3語。感謝の気持ちを持つこと。よい事物には英語の感覚で評価してみる。幸せをボトムアップではなく、トップダウン(幸せである。なぜなら・・・だから。)で考える。
【感想】
脳内で上記の口癖をつけることで、脳内会話(思考パターン)を変えることで幸せになろうという。ポジティブ・シンキングとか、思考パターンに関する図書は多々あるが、本書のように実践的なものは稀である。成功者のマインドは意外と共通点があるのだと思う。そうした成功者の思考パターンへ変えていくための実践の書なのだと思う。そうした意味において、本書は非常に有意義だと思った。
【目次】
第1章 「頭の中の会話」に気づこう!
第2章 「前向きな自分」をつくる3語
第3章 「理想の自分」になれる3つの質問
第4章 元気と勇気がわいてくる3語
第5章 世界が変わって見えてくる3語
第6章 幸せが手に入る3語
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ポジティブエネルギーを他人からもらう(ほめてもらう・みとめてもらう等)のではなく、
自分で補充しよう。その為には脳内会話でポジティブな会話をしよう。
小さな一歩が大きな成長になるから。
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自分のモチベーションは脳内会話(脳の中での独り言)に左右される。それをうまく使うことでポジティブに生活することができる。非常に役に立つ本。何回も読み直したい。
●ポジティブ力アップ・・・ポジティブ力は性格ではなく、誰にでも習得可能。やってみよう、試してみようという行動を起こすことが大切。
●気分は脳内会話の内容次第。ネガティブに考えると嫌な一日だったとマイナスが他のマイナスを引き寄せてしまう。逆にポジティブに考えるとポジティブな自分が引き出せる。
●やってみよう!・・人間は新しい行動を起こす=変化を嫌う。「でも」「だって」「どうせ」と言う言葉を脳内で発すると、それに引っ張られて合う理由を考え出してしまう。逆に「やってみよう」という思考がくれば、「できる理由」「何からどうやろうかというアクションプラン」が始まる。やってみよう⇒得るものがありそうと考えるのが大事
●何か新しいことに興味を感じたら、その瞬間にやってみようと言ってみる。ポジティブな気分になる。一切の思考を停止し、反射的に考えないと、ネガティブな意見が出てくるので。
●「やってみよう」のあとに「楽しみだなぁ」を続ける ⇒ 何が楽しみか?を考え始める
●カウンタリング・・・自分の脳内会話に「いや」「待てよ、でも・・」と自分で反論する。イヤだなぁと思ったことに対して楽しみだなぁと思うための言葉。
●「こんないいことありそう」・・・ひとつのことからさらに幸せが引き出せる
●朝、目が覚めたら「今日もいいことがありそうだ」を第一声にすることで気持ちのよい一日が始めれる。そのあとに、「具体的には・・」と楽しみなことを3つあげる。
●「こうありたい」と未来のことを考えると、目標だけで終わってしまう(具体的に何ができるか思いつかない)。そうならないために、今、どんな自分でいたいのかを考える。じゃあ、そのためにできることは何かな? ⇒ やってみよう!
●今よりもプラス10点の自分なら何をするかを考える。100点満点はムリでもスモールステップで具体的な案を思いつきやすくなる。今すぐできることを実行していく(人間は一度体験したことには免疫力がつく)
●眠りに着く前に今日学んだことを考える。
●外国に行くと積極的になったりする。つまり環境が変わると違う自分がいる。本気でやろうと思えば大抵のことはできる。
●「セルフ・エスティーム」・・私という存在には意味があり、価値があると自己肯定感をさす。一日一回自分をほめることで自己肯定感を高めていく。何か上手くいった瞬間も自分をほめる。
●ラベリング効果・・・人は貼られたラベルにしたがって行動する確率が高くなる(自分を伸ばせばどんどんよくなる)
●自己効力感・・結果の良し悪しは問わない。難しかったと気づいただけでもやったことがムダではない。やってよかった⇒満足感が得られる。失敗しても「それでどう成長したか」「次につなげていこう」と考えればよい。
●同じ出来事が自分の心理状態によって、受け取り方が変わってくる。自分の目線を数値化し、冷静さを取り戻す(点数���低ければプラス10点の視点で見ること)
●練習方法としては100点、50点、0点で見ていく方法を考えていく。100点満点の練習だけだとそれはムリだという否定的な気持ちがわいてしまう。
●「ありがとう」というと、脳はありがたいものを探し始める。寝る前に感謝できる3つのことを考える。1つだけは前日と違うものを考える。
●「こうこうだから幸せだ」というボトムアップ方式はやめて、「私は幸せだ。なぜなら・・」とトップダウン方式で今の幸せを考えてみる。人生のよい面、自分の中のよい面に気づき、ポジティブな気分で生きていくかという姿勢が、幸福や成功あふれる人生を手に入れるためのポイント。
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心のなかで、常に、前向きな考えでいれば、そういう人生を送れる。
まずは「やってみる」。マイナスに考えない。
1.ポジティブ力アップは誰でもできる。
心のメタボリック。マイナスの事を考えるとマイナスな結果になる。
2.前向きな自分につくる3つの言葉
なにも考えずに「やってみよう」
「楽しみだなあ」「こんないいことがありそう」
3.「理想の自分」になれる 3つの質問
「どんな自分でいたいか」「じゃあ、そのために今すぐできることは何か」
眠りに着くときに「何が学べたか」「何ができるかな」
なれないうちは、「今すぐできること」「今日できることは」「明日できることは」
4.元気と勇気がわいてくる3語
自分をほめよう「私のいいところは」
「こんなふうに成長できたな」と満足なところを考える:自己効力感
「私の大事にしていることは」自分としての基準を確認する。
5.世界が変わって見えてくる3語
「今、自分はどんな目で見ているのか」自分の今の状況を把握する。
プラス10点でプラスの視線でみてみよう。
「もし自分が**だったら」他人の目線でものをみたらどうなるか。
「定義を変えてみる」 。敗者の脚本、平凡の脚本、→勝者の脚本。
たとえ失敗しても「最後は成功できるんだ」という思いが根底にあるから、めげずに努力を重ねていける。
6.幸せが手に入る3語
「ありがとう」「すばらしい」「幸せだなあ。ありがたい」
なにごとも心をポジティブにしていてば、ポジティブな人生になる。そのためには、心の中での会話をポジティブにする。
心に怒りがあっても、自分の脚本、定義を変えて「もし**さんだったら、どう思うであろう」
たのまれたことも、いやいやせずに「やってみる」。
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ものの「見方」の重要性を脳内会話という捉え方で分かりやすく記してあり、目からうろこが落ちる本だった。
「やってみよう!」「たのしみだなぁ」「こんないいことがありそう」という3語はすごく実用的だと思う。
また、他人の視点やポジティブな視点、初めての〇〇といったレアな視点で見ることをゲームとして楽しむというアイデアも面白いのでやってみたい。
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やってみよう
楽しみだなぁ
こんないいことがありそう
何ができるかな
自分のいいところを見つける(小さなところでOK)
何か成長できたかな?
私が一番大事なものは?
ありがとう
すばらしい
幸せだなぁ
高いセルフイメージを持つ
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マイナスないらんことばっかり考えていたことに気付くとともに、人って日々ずっと色んなことを考えているんだなと思いました。その考えも良い脚本を書くようにプラス思考のことを考えるようにするともっと人生が向上する気がしました。
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図書館で一読。
「現状→認識→結果」
例えばこのようなシンプルなモデルでもって論を展開。
流石。
修辞法だとしても「人生脚本」の考え方は面白い。
認識をよい方向に導いていける気がする。
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#瞬読アウトプット #瞬読道場2020.02.01
・ 脳内会話:心の中での自分との会話。無意識に行っており自分自身へ影響を及ぼす。これをポジティブな会話にする!
・ ポジティブ力は性格ではない。実践すればだれにでもできる
・ 他人と比較せず過去の自分とを比較する
・ 「でも」「どうせ」「だって」を言うとネガティブに引っ張られる。とにかくやってみる。
・ 結果を問わずにやってみる。気付きができ、やった意味は必ずある
・ 毎朝「今日は楽しいことがある!」と言う!
・ 毎日自分の良い所を自認しほめる
・ 物事の見方を変える→受け取り方が変わる
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嫌われる勇気を思い出した
アドラー心理学では、
原因論を否定し、目的論で物事を考えるとある。
著書でも、○○だから幸せという過去の出来事に対して幸せを考えるのではなく(原因論)、
幸せだな。なぜなら○○。だから、これから(いま)こう(行動)するべきだ(目的論)。とある。
会社で同じミスをして気持ち的にも落ち込んでいたときにこの本を見つけた。このタイミングで出会えたことはラッキーだ。