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ソーシャルプロダクツとは何か。
ソーシャルプロダクツの必要性。
ソーシャルプロダクツを扱う企業のケーススタディ。
ソーシャルプロダクツ市場について。
ソーシャルプロダクツの可能性。
について書かれた本。
本書で定義されている「ソーシャルプロダクツ」の特徴は、
1.人や地球、社会に対して”特別な”配慮がある
2.商品の”先(背景)”が見える
3.さまざまなつながりが生まれる
4.コアなファンに支えられる”強いビジネス”になる
5.育成に時間を要する
本書で示されている、様々な団体、企業のケーススタディは非常に興味深かった。
ソーシャルプロダクツとは、環境保護や、フェアトレードというものだけだと思っていたが、障がい者の独立を手助けすることや、地域の活性化など、他にも様々なものがあると知った。
また、継続性が非常に大事なことだと感じた。
生活者の側も、どのように作られたかという、商品の背後にあるストーリーまで考えることが大切であり、それが当たり前の社会になってほしいと思う。
企業側も、ソーシャルプロダクツを開発し、販売することによって社会的意義がさらに増すということを、実践してほしいと思う。
日本も欧米のように消費に対する価値観を変えていかなければいけない。