紙の本
男装騎士 シリーズ第1作
2016/02/12 03:55
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投稿者:みすてり - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ第1作。
最近流行りの“男装”モノ。
小国の王子が大国の王女に肖像画を見て一目惚れされて婿入りする事になった。
その際に1つだけ持参する事を許された。
王子は信頼する女騎士のオデットを連れて行くのを希望した。大国では女性騎士は認められていず、更に女性を連れて行けば要らぬ誤解を与える事を回避する為に男装して兄の名で王子と同行した。
王女の近衛兵団長フィスターにオデットの秘密を探ろうと色々な手を使って仕掛けて来る。
嘘がバレないでやり過ごせるか?!
漢字変換ミスが幾つかあってチョット面白い(笑)
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コメディー男装もの。なろう系らしいゆるい雰囲気の作風なので、物語の設定やら構成やらがきになる人にはおすすめしない。
少女騎士だとバレたくない脳筋少女騎士オデットと、彼女の嘘をなんとかして暴こうとする騎士フィスターとの掛け合いが楽しいの男装生活です。
ラブもトキメキも緊張感も薄くて、私とはいまいち馬が合わずかなり途中でだるくなったけれど、ラストのオチだけは笑った。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5094.html
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王子の婿入り先に憑いて行く事になったけれど
諸事情で男装をせねばならなくなった主人公。
彼の辛い日々は、輿入れを前に始まった。
もう家族から突っ込みどころ満載です。
最期までやってくる手紙の内容は、笑いと言うより
悲壮感がただよってきます。
これは受けとる側としては、泣くしかない!
掛け合い漫才も面白いですが、主人公の脳筋っぷりが
すがすがしいほどです。
周囲から、ならともかく、己も、主人もその認識。
だからこそ…な、彼の読みだったのでしょうが
知っている側としては、そうとしか。
騙された、というのでしょうか、これも?w
脳筋、の意味も、攻撃あるのみ、の意味も
すべてが繋がった時、なるほどな、と思いました。
その状況下におかれれば、一瞬が命取り。
進化するかのごとく、そこが突起しただけ。
ラブコメ、との事ですが、コメは従者達で
ラブは主人達、という認識でよろしいでしょうか??
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コメディチックでオチも良い。
男装モノは隠すことへの罪悪感がいい味を出してくれる。解放してラクになりたいという欲求と自制心の板挟みが素晴らしい。
それとパルテア王国の戦闘スタンスは新鮮だが説得力があり面白かった。
オデットのキャラも良かった。