紙の本
ここにきて新米扱いはない…
2016/01/18 17:25
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投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここにきて新米扱いはないように思うのだが、どうだろう?確かに主任の筋読みは群を抜いていることは確かだが、いままで積み重ねてきた塔子を含む十一係の活躍を否定するような筋立てには不自然な感じが否めない。とはいえ最後の最後にまるで名探偵の如く事件の真相に迫る主任の姿はこれまでの切れ者ではあるがどこか望洋とした印象を覆すようで、それが次回作に待ち構える事案の複雑さを予感させる。
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読了。これまで同様非常に読みやすい。今回は事件とは別に捜1一人一人の人物像が、より感じられ、チームとしての捜1、鷹野と塔子のコンビが成長していく様子が描かれています。次回作品がまた楽しみとなりました。前回、今作の前半あたりで、色恋沙汰が絡んでくるのか?と思わせるところもあったけど、最終的にはそういった話はなくて良かった。このシリーズには色恋はあまり書いて欲しくなく、科捜研の河上さんの話くらいがちょうどいい。
いつか、鷹野の前相棒 沢木の事件が作品になるかもしれないと思わせる終わり方だった。
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このシリーズ、ドラマ化されたらしいが、あいにく未見。さて、新作。
資産家の男性が殺害されて、妻が連れ去られる殺人誘拐事件が発生。遺体には猟奇的な装飾が施されていた。捜査を開始してすぐ、新聞社宛に、警察を挑発し妻の居場所を示唆するメールが届く。懸命に捜査する新人刑事・如月塔子と指導役の警部補・鷹野だったが、犯人の魔の手が二人を襲い、鷹野は捜査の一線から退くことに……。エースを失った十一係は犯人を捕らえることができるのか!? 死体に残された装飾の意味は?
鷹野なしで、塔子は一人前の刑事として進歩しています。
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警視庁捜査一課十一係シリーズ、7作目。
猟奇的かつ劇場的で、派手に見える事件だが、実は犯人の緻密な思考の上で成り立っているのが、このシリーズらしいところ。それに対し、十一係の的確な筋読み。今回は鷹野が途中で戦線離脱の事態に陥るも、塔子ら他の十一係のメンバーの頑張りもあり見事解決。特に、尾留川くんのデキる子ぶりが格好良かった(笑) 一方、今回の鷹野は鷹野らしくない!それなりの理由があったし、塔子の成長に一役買ったので結果オーライでもあったのだけど、塔子がちょっと可哀想だったかも。まぁ、鷹野も人の子だったということかな。
今作の終盤には鷹野の過去の事件が今後の展開の伏線になりそうな気配も見え、著者の言う通り、まさしくシリーズのターニングポイントとなりそう。今後のシリーズが楽しみ。
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いつもながら安定して面白い。将来への伏線らしき物もいくつかちりばめられていて。如月鷹野コンビ以外の活躍も見られたし。次作も楽しみ。
地上波でもドラマしてくれないかなぁ。
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シリーズ7作目。
今回も猟奇事件を担当することになった十一係。エース鷹野が負傷し、指南役不在で事件解決に挑む塔子。鷹野が退場した分、他のメンバーにもスポットがあたり良かった。特に尾留川の働きぶりに拍手。
鷹野なしでがんばる塔子も成長が見られ、今後の伏線と思われる事件もあり、これからも楽しみ。
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シリーズ累計22万部突破!! 相棒離脱!? 試練が刑事を強くする。女性刑事・如月と十一係が殺人誘拐事件に挑む!
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言ってはならない言葉
相棒にならんと努力してきた塔子に
足手まといを宣告する鷹野
コノヤロって思った・・・
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シリーズ7作目。今回は尾留川とのコンビと云う珍しいパターンが発生。塔子もしっかりして来てる。まあ、そうじゃなきゃ困るがね。新しいドラマも見たいものだ。
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9月-9。3.5点。
殺人分析班。
実業家が殺害される。喉を裂かれ、花が4輪刺してある。
猟奇殺人は、連続殺人へ。
指導役の鷹野が襲われ、入院。犯人と思われた人間に異変が。
まあまあ面白い。次作も期待。
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評価は3.
内容(BOOKデーターベース)
資産家の男性が殺害されて、妻が連れ去られる殺人誘拐事件が発生。遺体には猟奇的な装飾が施されていた。捜査を開始した直後、新聞社宛に、警察を挑発し、妻の居場所を示唆するメールが届く。懸命に捜査する新人刑事・如月塔子と指導役の警部補・鷹野だったが、犯人の魔の手が二人を襲い、鷹野は捜査の第一線から退くことに。エースを失った十一係は犯人を捕らえることができるのか!?死体に残された装飾の意味は?人気警察ミステリ最新作!
安定しているが今回はミステリー部分に今ひとつワクワクせず、入り込めなかった。如月の成長が中心だった。
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相変わらず、きちんと捜査を重ねて犯人に迫っていく様子は読んでいて楽しい。今回初めて塔子がちょっと鬱陶しい感じがした。相棒とはいえプライバシーや言いたくない事はあるだろう。どの立場からの言い方なのか・・・とちょっとイライラと。悲観的な所も、頑張ろう!と思いすぎ&言いすぎな所も、既読の作品よりも目に付いたのはこのイライラのせいだと思われ。事件は最後はちょっとお金に目がくらんで「あぁ、家族でもか・・・」と嘆きたくなった。尾留川さんへの当初の先入観もちょっと上から目線なのが・・・どうなのと。次も読みますが。
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調布の資産家の男性が殺害され首に青い花を4本挿された猟奇的な状態で発見される。妻は行方不明。塔子達十一係が担当となり捜査が始まるとすぐ新聞社に妻を連れ去ったとメールが届き、彼女を見つけられるか?と警察を煽る。必死に捜索するが次の犠牲者が出てまた青い花が添えられている…。足で稼いだ証拠をきちんと消化して事件を解決する流れは安定。ちょっとした所が鍵となるので気が抜けない。今回高野主任が途中で犯人に襲われ戦線離脱。チャラい尾留川の有能さや他の十一係の助けも借りて塔子が一人で解決!と思っていたら最後は高野の安楽椅子探偵に持っていかれてまだまだかー。でも始め自分の評価に悩む塔子が最後吹っ切れるのは成長したということで次が楽しみ。高野主任との関係がお互い無自覚に怪しげなんですがそれもまた楽しみ。
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前半は今まで通り楽しめましたが、後半は少しこじつけ感を感じました。
鷹野主任の過去も出てきたので、シリーズとして楽しんでいきたいです。
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警視庁捜査一課十一係シリーズ第7弾。
んー。刺激は少し足りなかったかな?少し物足りなさを感じてしまった。
だけど、塔子と鷹野の関係性がちょいちょい動き出してきて
大事なシリーズなのかなとも思う。
鷹野の後輩の真相もここにきて不信感が出てるし。
自分を窮地から救ってくれたからといって
保険金のためにここまでできるのかな。
しかも自分への利はほぼゼロに近い。
まあ、でも未来への投資なのかな?無茶苦茶だけど。笑
犯人の破壊欲みたいのと合致したのかな?
犯行理由は切ない。