紙の本
鍵屋甘味処改4
2016/08/16 20:48
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投稿者:新 - この投稿者のレビュー一覧を見る
淀川さんのルーツである敏腕鍵師・銀子さんの過去に焦点が当たった巻です。こずえさんに芽生えた恋心がどうなるか、とても気になります
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ここまで、まったくファンタジー設定が入っておらず、登場人物達の心理的な側面と鍵にまつわるテーマで地に足のついたお話だっただけに、この方向性の大きな変更は、読者的に微妙な気分にさせられる。
単品での出来は悪くないけれど、三巻目の話じゃない的な…
楽しく読んだけどね。
目次&あらすじ
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5037.html
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淀川には相変わらず野良猫と呼ばれてるこずえだけど、GWもちゃんと鍵屋にお泊まりしてる彼女はむしろ通い妻ならぬ通い猫だと思うんだ...
淀川の誕生日を祝うため、一緒に鍵ミュージアムに行った二人
そこから今回の主軸が展開されていくわけだけど...ここにきて突然のファンタジー! もうびっくりなんだけど! (谷さんの『思い出のとき〜』以上の驚き)
皐さんの正体も(霊感も)、幽霊の正体も(性格も)、この二人の関係もまさかだったし
縁が深いところしかいけないのにこずえの夢に出れるってことはもはや彼女は淀川にとって...ってやつなのかな?(でも縛りは場所だけで人は関係ないのかな?)とか思いつつ、二人が相手を前より気にしてきたからようやくもやもやし始めた! 嫉妬しだしたから次こそはその気持ちに気づいてほしい笑
まぁこずえは4月辺りかまってもらえなくて拗ねてる辺り、懐いてる止まりかな?とも思うけどね
一話目で出てきたミュージアム、私も少し気になる!
この作品読んでるとたくさんの鍵が出てくるけど、全然種類分かんないんだもん 軽く見て回るくらいなら面白そう
私はこんなだがら、自分も興味が出始めたとはいえ、ただ一つの鍵を四時間も見つめてる淀川に付き合えるこずえはすごいと思ったわ
警戒はしてるけど、安全な場所が一番と淀川の元に駆けてくくらいだし、もう懐ききってるけど、それ以上なんじゃん?と思ってしまう
二話目で淀川の弟登場 年の離れた弟が居るからあんなに面倒見がいいのね、と納得 (年の差が私と妹と一緒で淀川に一気に親近感わいた笑)
二〜三話目を通してそしてタキの突っ込みにもっと声を大にして言うべきwと何度か思う
てかこずえの身長改めて知ったけど、でかいな! どうしてもこずえの猫感が彼女を小さく見せる...タキくらいなイメージになってしまう
三話目はこずえが淀川のとこに逃げ込むところがすごく可愛くもおかしかった
あとタキの突っ込みね 確かに抱きしめてないけど同室で寝てても二人とも気にしてないのがすごいよね 二人とも相手に気を許しすぎだなーって改めて思ったわ
銀子さんも今回で安心できただろうし、ファンタジー要素は今回で終わりかな、と思うから次も出たら買おうかな
ただ次もファンタジー路線で来たら買わないかなー
そして今回も出てきた"ふにっと顔を歪める"って表現...やっぱ違うと思うんだよねー
あと"なぜゆえ"って言葉 "何故"って書いて"なにゆえ/なぜ"って読むよね? 作者さん間違えて覚えてるのかこずえが間違えて覚えているのか...少し気になった
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今回は短編ではなく長編。
よくあるミステリーのように、お金持ちのお屋敷に呼ばれて、同じ業者の人たちとゲームをする話。
淀川の弟も登場し、こずえと淀川の関係を第三者の目で見た様子を描いている。
ちょっと現実離れした内容が所々に出てきます。
こずえが銀子の夢を見たり、幽霊が出たりします。
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進展してるようなしてないような。料理の阿吽の呼吸の場面は面白かった。不思議系の要素は要らないかな…。現実だからこそ開かない鍵を開けることが活きてくる。
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面白かったです。
久しぶりにこのシリーズの続きを読みましたが、すんなり世界に入っていけました。
淀川さんの弟が登場。彼も憎めないキャラです。
こずえが銀子さんの夢を見る、というのが不思議です。淀川さんと深く縁が繋がってるのかな。
銀子さんの過去がとても悲しかったです。悲壮な決意、わかりました。
シリーズを読み進んで行くにつれ、こずえのすごさがわかってきました。言葉にするのは難しくて感覚なのですが、こずえのコミュニケーション力というか共感力と、懐が大きいけど細やかな気配りも出来るところ、素敵です。
続きも楽しみです。
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誕生日の鍵ミュージアムデートや淀川の祖母の過去を夢で体験するこずえ、鍵屋敷のコイン集め。仔犬か仔猫のように喧しい淀川の弟とこずえの同い年コンビや包容力の淀川の三人の凸凹さが楽しい。視点の差も良い。男女を感じさせないまま接近している淀川とこずえが微笑ましい。不意に警戒されたと考える淀川もきゅんとする。
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ほんわか雰囲気は相変わらずながらも、今回は多喜次がちょっとうっとおしいと感じてしまいました、その態度ゆえ…。ああいうイラつきキャラはちょっと苦手なもので。
また本作ではこずえが夢のなかで若かりし頃の銀子となって淀川の祖父との馴れ初めを追体験するシーンがあります。ちょっとしたファンタジーといえそうなシーンですが、前作までこういった構成はお目にかからなったこともあり、ちょっと唐突な印象。くわえて過去の現実世界が夢に出てくるというのも無理やりな感があるかな、と。
本作は全編通しで鍵屋敷における3日間を描く長編構成ですが、色々な要素があるわりには、それぞれのつながりに欠けています。バラエティ豊かととるか、まとまりがないととるか…。幽霊屋敷、銀子の亡霊、コイン泥棒、鍵泥棒、そして多喜次。
前作までよりちょっと評価を下げ星は3つとしました。
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今度は推理に加えて、予想外に霊まで出てくる展開に。。ただ、本線はきちんと流れてきていて、エピローグのこずえの言葉が波紋を起こしそう。
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表紙絵とキャラのギャップにも馴染んできました。
こずえが恋心に気付き出し、淀川の弟も登場して、銀子さんの過去もわかり…の、いろいろ盛りだくさんな3巻。
鍵開けゲームのオチはつまらなかったけど、ゲーム自体は楽しそうな発想でよかった❗️