愛する人はひとり【ハーレクイン・セレクト版】 みんなのレビュー

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投稿者：なな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

結婚して８年の間に、しっかりした友情ができていたのかもしれませんね。お互いが気付かぬ間に。プルーデンスはニコロスを一人の男性と意識しつつも、愛情は期待できないのだからと友情に徹するように努力した。そしてニコロスは、プルーデンスは自分以外の誰のものにもならないという安心感から心許せる友人と思い込んでいたのかもしれませんね。描かれていなかった８年間を想像してみました。

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投稿者：ロビン　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この話はヒーローとヒロインを、良好な友人関係のような夫婦とみなすか否かで
評価が分かれると思います。
二人の結婚は、それぞれが困った状況を回避するための便宜結婚でした。
そしてヒーローの勘違い、ヒロインの自信のなさ、周囲の人々の思惑など
さまざまな事が相まって別居に至ります。
別居といっても違う国に住んでいて、たまに会って食事をする
これで夫婦といえるのかなぁって感じです。
八年の間にヒロインが家を出た理由を話し合うことも、一緒に暮らそうと
試みることもありませんでした。
公私共に満喫しているヒーロー、いつも側に妻がいないんだから女性問題は黙認してっていうんだったら、タブロイド紙には用心して欲しかったなぁ～。
ヒーローが離婚はしないと言っても独身気分で遊ぶつもりなんだろうって勘繰られて
ヒロインとの関係を是正したいと望んでいるなんて誰にも判らないと思います。
本当はヒロインとの結婚に大満足だったヒーロー、身勝手だけど何となく憎めない男でした！