紙の本
意外な結末
2017/03/29 20:30
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投稿者:けんたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
殺された女優のマンションをいろいろな人物が訪ねて来る場面は,推理小説らしい興味を引く場面でした。
ただ,この本の特徴は,ラストにあります。
ネタバレになるので書きませんが,あっと驚く方法で,幕切れとなります。
また,神戸電鉄は,あまり登場せず,本格的鉄道ミステリーを期待される方々には,お勧めできません。
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投稿者:なは - この投稿者のレビュー一覧を見る
地元なのでよかったです。折り返しトリックは斬新だっと思います。
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ひと駅乗っている間に寝込むだろうか?また、乗った電車が終点までいくからと安心するって、初めて乗る路線だったら乗り換えがあることは確認すると思う。ちょっと無理がある。十津川警部が泣くよ~
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これはひどい、ひどすぎる。
神戸に住んでるのでタイトルと西村京太郎ということで購入。
かれこれ30年ほど前、十代の頃は西村京太郎のトラベルミステリーが好きでよく読んでいた。
被害者の行動をたどり同じ列車に乗ることで初めて見えてくる犯人のトリック。
十津川警部と亀井刑事の名コンビが徐々に犯人を追い詰めていくその過程をワクワクしながら読んでいたのを思い出す。
久々に購入した西村京太郎にそのワクワクを期待して読んでいったけど、、、
これは本当にひどかった。
はじめに殺害された女性タレントの生い立ちが重要な要素にも関わらず、まったく掘り下げられていないし、動機や殺害方法、アリバイなどすべてが雑で、それらの謎が十津川警部のあくまで推測だけで終わっておりまったく回収されることなく終わってしまった。
おしまいには十津川警部自身がまるで詐欺まがいの策略で犯人が手に入れた(と推測している)貴重な文化財を犯人から巻き上げてチャンチャン、という結末。
昔読んだ西村京太郎も、自分が子どもだったから気がつかなかっただけでこんなにひどかったのかな?
いや、そんなことはなかった。
あの頃の作品は、おそらく何度も現地を見に行っていただろうし、筋書きにもドラマがあった。ように思う、、、
これは誰が読んでも、「ああ、やっつけで作ったんだな」ということがまるわかりだと思う。
もう年をとってプライドがなくなってしまったんだろうか。編集者もよくこれで出版させたな。この内容で本を出すことを決断した出版社にも罪がある。
残念だけど西村京太郎さんの新刊は二度と読まないだろう。