投稿元:
レビューを見る
『卒業式―答辞』の続編…というか2冊でセットで5カップル分のオムニバスか。
しかし卒業式当日は教室やら生徒会室やら保健室やら(以下略)。
投稿元:
レビューを見る
丁度数週間前に卒業式を迎えたので、このタイミングに、と
読了。そのせいもあってか余計青春エピソードに感動した。
後半、カップルの7年後の様子が見られるが、
困難を乗り越え、一生添い遂げる勢いでそれぞれ描かれていたので
安心。
投稿元:
レビューを見る
エクリプス刊同タイトル作文庫化
書き下ろしあり
イラストレーター変更
卒業式~祝辞~
(2000年桜桃書房刊『卒業式~答辞~』所収)
卒業式~卒業証書~
(2000年桜桃書房刊『卒業式~答辞~』所収)
卒業式~式歌~
(2000年桜桃書房刊『卒業式~送辞~』所収)
卒業式~謝辞~
(書き下ろし)
・卒業式~祝辞~:“卒業式”当日、養護教諭秦野と関係の有った元同級生の竹政との再会(過去話が殆ど)
・卒業式~卒業証書~:志野と箕方の同級生市川と、幼馴染みの教師八代(秦野と竹政の同級生)
・卒業式~式歌~:“卒業式”から7年後の卒業式。志野と箕方のその後
・卒業式~謝辞~:“卒業式”から7年後の卒業式での秦野と竹政
投稿元:
レビューを見る
「卒業式-答辞」に続く、オムニバス。
“伝説の卒業式”の志野と箕方に触発された♂×♂cp、まだまだいたんですね。
「祝辞」は県庁にお勤めの公務員と竹叡の養護教員の元同級生同士。高校時代、孤独な自分の親友となった一哉に、友人以上の気持ちを抱いた秦野。一線を越えても臆病な秦野は、自分の本心を押し殺してしまいます。そんな臆病なやり方でしか接することのできなかった秦野は、結局大切な一哉と卒業とともに別れてしまうことに。
そして、大人になって10年余り経った「伝説の卒業式」当日、二人は再会することになります。
この日、竹叡学院は男同士cpが山盛り出来上がってたのね…
「いつでもヨメに来ていいぞ」発言、真剣度がMAXでステキでした。さりげなく、しかもダイレクトで感心。
「卒業証書」は先生と生徒。しかも、お隣同士に住む幼馴染みです。その設定だけで、うんうん!と頷く危うさがありますね。ちっちゃい頃からの全てを知られている幼馴染みとの恋愛って、今さらなところとか、照れるところとかありそう。そのあたりもじっくりと描かれています。
なっちゃんに、中学の時一度だけまじキスされた稜。けれど、なっちゃんが教師をしている高校に入ったら、ただの生徒と先生以外の何者でもなくなって、もやもやと悩んでしまう稜のかわいい恋煩いに、ドキドキハラハラさせられます。
「式歌」はメインcp、箕方と志野の後日談。7年後です。
あのまま、めでたしめでたしといかないのが大人の世界だなーという感じ。愛し合っていても、現実はそうすんなりいくわけもなく、紆余曲折が伝説の二人にもあったわけですね。それでも、愛し合ってるから、向き合って歩み寄る気持ちが大切。とても感慨深い話です。思わず胸が熱くなりました。
「謝辞」は冒頭の一哉×秦野の7年後。「式歌」で伝説の二人を目撃してこちらのcpも現実にしっかり向き合います。この二人はいい大人だし、男夫婦で7年間やってきてるし、絆の深さをものすごく感じさせられました。互いを大切に想っていたわりの気持ちもちゃんと持ってて、ステキです。
どのエピも胸にじんわりくる話で、また読み返してしまいたくなる愛しさがあります。
「卒業証書」の上屋、いい人でした。幸せにしてあげて下さい…
投稿元:
レビューを見る
なんというか、本当はもっと真摯で真剣な気持ちで読めたんだろうなあ……と思いました。
当時、これの前作である「答辞」を読んだ時には相当なショックを受けて、すごくいい!! ってなって。
慌てて続編である「祝辞」を手に入れて、むさぼるように読んだ覚えがあるんですが……
当たり前ですが、最初、というのは一回しか存在しなくて、その一回目の感動は一回しか存在しないのだ。
本当に申し訳ないけど、感想を書くまでに時間がかかりすぎてしまった。
あの時の気持ちで感想を書いたらもう少しピュアな真剣でキラキラした感想が書けたんだろうけど、残念ながら過去が遠すぎて言葉が出てこない。
むしろ、答辞の内容が思い出せなくて、大変、申し訳ない。
もう一度、読んだらあの最初に読んだときのキラキラした気持ちも思い出せたのかもしれないんですが……
という私の悔恨はさておき。
物語は、「答辞」の主人公が通っていた学校の養護教諭とその同級生。
そして、答辞の主人公の同級生で生徒会の会計と、先生。
更に答辞の二人のその後も入っていますので盛りだくさんな内容だと思います。
読むときは私のようにならないためにも、是非、「答辞」とセットで読むことをオススメしておきます。
投稿元:
レビューを見る
「あの卒業式」を軸に回る大人の恋。
オトナはシンプルに考えられないだけもどかしく、そこがとてつもなく萌ゆる。
投稿元:
レビューを見る
祝辞と答辞、両方読みました。
私は水壬先生の作品は、作品によって好き嫌いが分かれるのですがこのセットは好きでした