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五感のひとつである触覚のしくみと面白さ、そして可能性を示した本。
私自身も昔から何でも「触る」のが好きで、モノの善し悪しは「手触り」とういのが非常に重要だった。
触覚身体性認知科学という分野とのことだが、非常に興味深いです。
あらゆる触覚をバーチャルに他人に伝えることが出来るのもそう遠い未来ではないかもしれない。
そうなったら柔術のような身体感覚を伝えるようなもののも言葉ではなく、身体感覚を直接伝達できれば面白いことになるかもしれない。
とても面白い本でした。
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視覚や聴覚については絶えず認識していて、コミュニケーションに欠かせないものですが、触覚については普段はあまり意識していないように思う。でも実際、直接触れるものを通して私たちは世界を理解していますが、ほとんど自覚していない。この本を読むことで改めて触覚の面白さがわかりました。
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触覚に関する錯覚や仕組みなどがわかりやすく書かれている。特に熱い、冷たい、熱い、と指で同時にさわると冷たい、がわからない、など、初めて体験する錯覚があり、面白かった。
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読書にせよWebにせよ、視覚ばかりに頼っている日常を考えさせられる。 触り心地が生む『錯覚』、ハグのリラックス効果。“触れる事は、心の接触” 皮膚感覚で感じ得られるものは、おどろくほど多い。
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触覚にまつわる科学の話。読みやすい。
触れるとはどういうことかをわかりやすく解説してくれて、五感すべてで触れているという事実が腑に落ちていく。
メディアの発達が目覚ましい反面、コミュニティやワークショップなど実際に会うことが重要視されている理由も納得。同じ空間にいることが、振動になって触れているんだな。そしてそれは自分の輪郭をとることなんだ。
最視聴覚メディアはきっと触覚を取り入れてさらに進化するだろうな。という展望もみえ、終始興味深い一冊。
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「触楽」はじめて聞く言葉ですが、とても面白い内容でした。参考資料もたくさん言及されているので、また読んだり体験したりしてみたいです。
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もっとも根源的な感覚は、触覚である。
(赤ちゃんの知覚)
母体の中は暗闇なのだから、まあ当然のことです。
しかし、大人になると、触覚が退化(?)し、視覚聴覚優位となります。
私たちは、触覚という感覚を通して、忘れてしまった過去の歴史を発掘する作業をしなければいけません。
視覚は攻撃的な側面もある(何も考えずに見ているときでさえ、見られる側は何かのメッセージを受け取っていることもある)のだけれども、触覚は情報として伝えることが容易ではない感覚のため、そのさわり心地を言語化してみることが大切です。
そうすることによって、多くの感覚を発見することができる訳です。
そのためのアイデアがいっぱい詰まっている本です。また、たくさんのイラストが、イメージを膨らます手助けとなってくれることでしょう。
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非常に興味深い本でした。
何気なく人の肩に触れたり、握手したり、ハグしたりすることや、面と向かって誰かと会って話した時の「物理的な実感」をもっと大事にしたいと思えるようになりました。
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・・・私たちが当たり前の自然な感覚だと思っているものは、すでに技術によって拡張された後の感覚なのかもしれません。・・・例えば精製された砂糖の甘さなどの例などを見ても、私たちは一昔前だったら考えられないほど、感覚が拡張された世界に生きている
「触覚とは、やはりどこかで、私たちを他者と隔てながらも私たちを守り慰める、最後の一線になっているように思います」
人間が深く自分の存在を確かめたい時に、触覚が大事にな流のではないだろうか・・・「触れる」ことが、完全に心の接触となっているから、我々も心を動かされるのだ。
触れることで現れる、情動的な現実感。
様々な情報科技術が発展し、ものと情報の垣根がなくなろうとしている21世紀、これから必要とされているのは、触感を伴った体験だと思います。
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★科学道100 / まるで魔法
【所在・貸出状況を見る】
http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=11600268
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面白い。確かに触感について、深く考えてこなかったなあと振り返る。さまざまな研究成果の紹介は、ほんとにわくわくしながらよめる。「バイオ・フィードバック」とか、「おお未来だ」と感嘆。
にしても「錯触」って、僕は全然感じられなかったんだけど、なんか特殊なのかな。
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新刊棚で見つけてパラパラ見ると面白そう、
皮膚感覚の新しい情報が満載のようです。
触覚ってあまり意識していなかったけれど、もしこれがなかったら身動き取れない !!(>д<)ノ。
その触覚について、いろんな観点からアプローチする本書は、すごく新鮮で面白い。
2016/02/20 新刊棚で見つけて借り、読み始める。4/1 読み終わる。
内容と目次・著者は
触楽入門 〜 はじめて世界に触れるときのように
内容 :
つねにネットに接続し、皮膚感覚を失ってゆく私たち。
もしも触覚がなくなったら?
触覚は「五感の交差点」?
おでこが網膜のかわりになる?
「触れる」ということの面白さを紹介します。
触感年表 山本貴光監修
つねにネットに接続し、皮膚感覚を失っていく私たち。
さわってないのに、わかったつもりになっていませんか?
・触覚の錯覚は50種類超!
・さわり心地が思考をつくる?
・握手をするとき、握っている? 握られている?
私が感じている「触感」を記録・再生して、だれかに伝える。
そんな装置を開発した著者が、触感の科学からモノ、心、身体、アートまで、忘れられている「触感の世界」をご案内します。
私が感じる「この感覚」のふしぎに、目をひらく ―― 触感テクノロジーの最前線!
この本は、触れるということの面白さを、だれでも気軽に試せる「問い」の形で紹介してゆきます。
触感を意識化するための実践トレーニングや、身体を動かして試してもらう項目もあります。
(…)本書を読んでいるみなさんが自分自身で感じながら考える、能動的に遊べる本として使っていただければと思います。(「はじめに」より)
触感により引き起こされる情動は、理屈を超えた実感として、私たちの深いところに届く
(…)それは、この世界に受け入れられているという感覚をもたらし、私たちの毎日を支えるものになるでしょう。(終章より)
★14ページにわたる「触感年表」(監修:山本貴光)を収録!
★本書の内容の一部
・もしも触覚がなくなったらどうなる?
・人に信頼してもらうには、手があたたかい方がいい?
・ノイズがあったほうが感覚がするどくなる?
・目の見えない人が描いた触感の絵?
・触覚は「五感の交差点」?
・心が「ざらざら」するとき、実際に触感としてざらざらを感じている?
・テディベアに触れると死への恐怖がやわらぐ?
・他人の身体に起きた触覚を自分のものとして感じられる?
・周辺視野を指でたどると、身体感覚が拡張する?
・おでこが網膜の代わりになる?
目次 :
■ はじめに ―― 触楽への招待状
■ 1 触れるってどういうこと?
■ 2 私たちは外の世界をどのように知る? ―― 科学からみた触覚
■ 3 なにかを感じるとき、いったいなにが起きている? ―― 共通感覚としての触感
■ 4 触感は世界と「わたし」をつなげている
■ 5 実在感をつくり出す ― テクタイル・ツールキットの発明
■ 終章 触感の未来
�� 付録 触感年表
著者 : URLはこちら http://www.techtile.org/ 『TECHTILE(テクタイル) 』 : URLはこちら http://www.techtile.org/blog/ 『Blog 』 :
仲谷 正史,
筧 康明 → URLはこちら https://twitter.com/xhi_ 『Yasuaki Kakehi 筧 康明 (@xhi_) | Twitter 』 :
三原 聡一郎, 南澤 孝太,山本貴光
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いかに観念の世界に使っているか,特に視覚情報に頼った文字や映像から構成する表象世界だけで世界を認識している。
さまざまな感覚,本書では特に触覚,に満ちあふれた世界であるにも関わらずそれに気づかない,気に留めない,毎日を送っていることがもったいないと思った。
心ここにあらざれば見えども見えず云々の通り。
感覚を使う,身体を動かす,そのフィードバックに関心を寄せてみたい。
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私たちはすでに感覚が拡張された世界に生きている。
著者のワクワク感が伝わってきて面白かった。
「心臓ピクニック」とか、驚きのある事例もたくさん載っていて楽しく読めた。ソーシャルディスタンスが唱えられる中で、触感伝達ってすごく重要なだテーマになるかもね。
★かもめブックス@神楽坂で購入
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触感は触り方で左右される。
握っているか握られているか。
いろんな触感を楽しむ。分類してみる。
五感の複合体験。
目で見て、触れてみる。
指先を人は注目してしまう。
指先だけでなく、いろんな場所で食感を感じてみる。
心を落ち着かせる触感のお守りを作る。
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伊藤亜紗さんの「手の倫理」で知り、読んでみた
めちゃくちゃ面白かった
まさに入門編ですが、触覚の未開拓の広さ、そしてまたもやアリストテレスなんですが、あいつすげーなーほんと
アリストテレスを超克することにほとんどの現代科学の端緒はある
期待大
なんか関わりたい