紙の本
子供の好奇心には勝てない
2023/10/31 19:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
屋敷や庭には謎がある。謎の住人も見つけたり、その者と内緒の計画を実行したりとワクワクドキドキがいっぱいの読み物でした。
紙の本
バーネットの名作。
2015/09/11 05:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
秘密の花園の下巻です。秘密の庭の「魔法」がどんどん明るみに出始め、素敵なことが起き始めていきます。主人公メアリ達にも変化が現れはじめ、ついには何が起こるのでしょうか。ーーーー対象年齢は小学5、6年生。原作に近い文章でわかりやすく読める本だと思います。
電子書籍
心を開いていく
2018/11/03 17:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:pope - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタばれあり。
メアリーとコリンが少しずつ心を開いていって、性格も変化していきます。
暗くてひねくれていたのが、明るくのびやかに。
庭が再生されていくのと同じように。
紙の本
コリンとメアリ
2017/04/05 18:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なな - この投稿者のレビュー一覧を見る
メアリとコリン、2人が出会って変わっていくのがとてもよくわかります。
おもしろかったです。
また読みたいです。
投稿元:
レビューを見る
Volume 2 of The Secret Garden. I don't remember the plot very well, but I guess it must have been okay because I finished it and not a lot of other books. I did really like "The Little Princess" in English when I was a girl, so reading this wasn't so out of character as it might seem, but now I prefer more mature subject matter.
投稿元:
レビューを見る
この物語は基本的には「物質的にはそこそこ恵まれていたものの放っておかれた子供」(≒メアリ & コリン)がムーアの自然やら庭仕事やら友達によって再生していく物語なんだけど、子供時代の KiKi はそれもこれも「秘密の花園」な~んていう素晴らしいパラダイスがあったからこその恩恵・・・・というような読み方をしていたところが無きにしも非ず・・・・だったように思うんですよ。 少なくとも KiKi の実家には庭はあったけれど塀で囲まれていたり大木があったりしたわけじゃなかったし・・・・・。 そういう意味では「羨ましがりながら」読んでいたようなところがあるんですよね~。
でもね、今回、この年齢になって再読してみて思ったことは、「秘密の花園」とメアリとコリンは言ってみれば同じものだったんだなぁ・・・・と。 10年間も鍵をかけられ放置されたままの庭も、インドで育った時代に召使いはいても両親との触れ合いや友達もなく育ったメアリも、幼くして母親を失い父親からもある意味で疎まれて寝たきり状態のコリンも、もっと言えば最愛の妻を失った空虚感に支配され続け子供をどう扱っていいのかわからず偏屈になってしまっていたコリンの父親であるクレイヴンさんも、皆が同じ・・・・・。 誰もがすさぶに任せていたような時間を過ごしていたものだったんだなぁ・・・・と。
ある意味で何らかの壁(というより境界線)を作って、自分に閉じこもり、「生きている」実感を伴わない時間を過ごすことによって、周りが見えなくなり、人が見えなくなり、挙句自分も見えなくなっていく負のスパイラル。 それでも本人が気が付かないところで必死で生き延びようとしている何かがある・・・・。 そんなことを感じました。 そういう意味では「孤独」というのものはコリンの言い方を借りれば「悪い魔法」を自分で自分にかけているだけなのかもしれません。
(全文はブログにて)
投稿元:
レビューを見る
梨木香歩さんの「秘密の花園ノート」をKくんと一緒に買ったら、数日後、この本を買ってしまったKくんがいました・・・。ふたりとも、こちらを読んだことはないのに先に「ノート」を読んだから、気になってしまっていました。
通勤電車の中で、この本を読むのは、ちょっと恥ずかしかったけど。
だけど、ノートを先に読んだことが良い方向に作用する、充実の読書でした。いい本はいいですねえ!安心して読める名作児童書・重鎮という感じ。
そして、登場人物のことはノートで予習済みで、その見事なからみあいも展開も余裕な感じで読めたけど、それにしてもなお、庭や、ムアや、天気や、季節や、植物や、鳥についての、すばらしい記述に、なんというか児童書ならではの高揚があって、変化のひとつひとつのことを書くのに使われることばや文章の量が半端でなく、ほう、と読み惚ける感じ。いいなあ・・。
庭仕事、あこがれる・・・もう植物育てるのはあきらめたけど!!
そういえば大学に入った頃、なにか植物を育てたくて、だけど学生寮の部屋が北西向きで明かりが入らず、「そーだ、いいことを考えついた!!!」と大興奮して花屋さんに行って、「私の部屋が北西向きの窓しかないので、毎日、鉢を持って歩こうと思うんです!!大学の授業中とか、陽のあたる部屋もいっぱいあるし・・授業中机の上に置いて・・・」と花屋のお姉さんに訴えたら、「植物は環境の変化に弱いので、それはあきらめてください・・・」と即座に言われて、「がーん・・・・・・」とショックを受けたのでした。
でもまあ結局その後、日当たりの良い部屋に引越してからも、水やりを忘れて枯らしたりするので、植物は外出先で愉しむだけにしようと、あきらめたのです。
だけどこんな本を読むと、あきらめていたあこがれが首をもたげますね。いいなあ・・・わたしも庭仕事の喜びを味わいたいです。
本筋のほうの、人間の変化のほうの読書は、ノートで先に感動してしまったので、それは復習の楽しみでした。
投稿元:
レビューを見る
読み出したらぐいぐいと物語に引き込まれて、一気読みしました。あらためて古典児童文学の持つ魅力に気づかされます。
投稿元:
レビューを見る
元気になってきてからのコリンが折にふれて「演説」を始めるところが、とても新鮮だった。こんなシーンあったっけ??と思ってしまったのだけど、覚えてなかったんだね。コリンは、実は、とても利発で子どもらしい野心も持っている少年だった、というエピソードとして嬉しく読めました。(*^_^*)
投稿元:
レビューを見る
深く信じること、強く念じ、繰り返し唱えることが人生の大きな力になる、というのがこの作品のメッセージ。最後は胸がいっぱいになったなぁ。
投稿元:
レビューを見る
最後のクレイヴン氏のこころの動きが、見事にまとめられていた。上巻と異なる訳者だったが、ヨークシャーの方言を広島弁になぞらえたのは、そぐわなかった。2015.9.17
投稿元:
レビューを見る
ちょうど読み終わる頃に、通勤途中に見かける花壇の花が咲き始めた。毎日、毎日、色とりどりの花が開いていく様子に明るい気持ちになった。春の訪れがこんなに鮮やかなものだということに気づくことができたのは、この本を読んだからだと思う。
投稿元:
レビューを見る
あらすじ
夜中の出会いから仲よくなったメアリとコリン。二人とディコンは、秘密の庭を生き返らせることと、魔法の実験(元気になること)、そしてコリンのお父さんを驚かせることに決めた。
イギリスの荒野がどんどん春めいてくるのに従って、甘ったれな二人メアリとコリンの心も育って来る様子が書かれている。ディコンやディコンの母など、すごくものわかりが良くて、いかにも児童文学ぽいんだけど、やっぱり読んでも心が落ち着いてなごむ。
投稿元:
レビューを見る
初めて読んだ時からそうなのだが、この物語については上巻は好きなのに下巻は飛ばし読みしてしまう。
私は成長する前のメアリも好きだ。
見た目も可愛くなく不健康そうで、常に不機嫌という「感じの悪い」メアリ・レノックス。
その睨みを効かせた表情と癇の強さが好みである。
メアリやコリンが「感じの悪い」子になるには後天的な背景があるのは確かだが、いやいや、コリンのお父さんやメアリの両親を鑑みるに、この人たちの血筋もあると思う。そこがまた好きだ。非常に小説的なキャラクター。また、英国的。
上巻でメアリがベン、コマドリ、ディコン、マーサたちとの交流を経て、少しずつ健康に素直に成長していく過程、また、枯れたように見えた花園の根っこが生きていて、少しずつ目が出ていく様は楽しい。
下巻の途中で、メアリがコリンに癇癪を起こし、コリンに変化が訪れるのも楽しい。
ただ、その後は一貫して楽しくない。私が、植物に興味がないから庭の描写が長く感じる。
また、マーサやベンの心根の優しさは好きだが、ヨークシャーの人の「悪気なくずけずけ言う」気質はどうしても受け入れられない。
ディコンはその点、物言いもデリカシーがある。
ヨークシャー弁を一所懸命喋るメアリも、それがどうしたとしか思わない。
投稿元:
レビューを見る
コロナの影響で図書館が休館(T_T) なので子供が借りた本を読んだ。もともとは、この前読んだ恩田陸のエッセイで、子どもの頃に読んだ本として、紹介されてて子供が好きそうだなあと思って勧めた本。。ナルニア国物語など、日常の中にある異世界への入口にわくわくした本として紹介されていた。
子供向けとはいえ、読みごたえのあるお話で、イギリスのわからない言葉がでてくるけど、解説も丁寧で内容も引き込まれ、おもしろかった!ひねくれもののメアリやコリンが豊かな自然に触れ、心身ともに成長していく様子。美しい景色。ムアに行きたくなった。
映画も借りて観た。話が変わっているのと、端おられているのはしょうがないけど、ちょっと物足りない印象。自然や庭はきれい。