紙の本
説くところは正解。ただ宣伝臭が強い点、好感をもたれないおそれがあり、もったいない。
2009/11/27 20:51
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukkiebeer - この投稿者のレビュー一覧を見る
オーディオブックなどを利用して耳から情報・知識を入れていく勉強法について論じた一冊ですが、少々能書きが多いのと、著者自身が生業(なりわい)としているオーディオブックの宣伝臭がどうしてもきつい気がして、どれほどの効果が果たしてあるものかと、眉に唾しながら読む読者も多いのではないでしょうか。損な造りの本だと思います。
ただし、実は私はこの本に書かれているような耳勉強法を20年近く続けて外国語を身につけた口なのです。著者がここで解説している脳の学習システムだとか音韻表象だのという小難しい仕組みについては一切知識がないものの、著者が指摘するように、人間の普段の生活には聴力を特段使っていない「すきま時間」が大量にあり、私の場合はただ単に、自宅から駅まで歩いて20分もかかるという(この距離のバス代は勤務先が出してくれません)現実を前に、往復で1時間近い徒歩の間は英語やスペイン語の録音素材をひたすら聞き続ける生活を続けてきたのです。
私の「すき間時間」は他にも歯磨きタイムや皿洗い、掃除や洗濯物を干す時間など無数にあり、そんなときにMP3プレイヤーはフル活動します。
その結果、留学経験もないままTOEIC940点の英語力とスペイン語検定3級の力を身につけることができました。
ですから耳勉強法自体に誤りはないということが経験則から言えるのですが、なにも高いオーディオブックを購入する必要はないでしょう。今やNHKラジオの語学講座とNHK国際放送の番組(どちらもインターネットで聴けます)、NHK・BS1の海外ニュース、NHK・BS2の海外ドラマ、といったすぐれた音声教材がやまほど安価に入手できるようになりました。私はそうした素材を活用して耳勉強法を続けてきましたので、本書のようにオーディオブックをことさら推奨するような気持ちは持ち合わせていません。
紙の本
求めていた内容じゃありませんでした
2012/09/08 22:40
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投稿者:toko - この投稿者のレビュー一覧を見る
選択ミスでした。。。
残念
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★読む目的 !
耳の活用方法を知る!
★読書方法
並列読書
★メインブランチ
『はじめに』 『目』 『耳』 『おわりに』
★INPUT
・耳勉強法は、耳を使った勉強法。本の朗読や講義、対談といったオーディオブック聴き、聴覚を活用して学ぶ勉強法。これまで認知度は低かったものの、成功者の多くが共通して行っていた、知る人ぞ知る『秘密のメソッド』でもある。
・リーディング能力とリスニング能力は相互関係を持っている。よって、リスニング能力を鍛えることで、リーディング能力が向上する。聴覚は、目や身体を鍛えることに比べて、はるかに鍛えやすい。聴覚は非常に柔軟性が高く、ほとんどトレーニングを必要としない。 リーディングは生まれながらに備わっている能力ではない。リスニングは生まれながら備わっている能力。
・脳内で重要だと判断された情報は、海馬という脳の器官を経て、大脳皮質の側頭連合野に長期記憶として記銘・保持される。このときに『どのように情報が入力されたのか』が合わせて記憶され、その情報を元に記憶を思い出す。
・聴覚は、情報の入力のためだけに使われているのではなく、思考そのものに深くかかわっている。考えている時や本を読んでいるときは音韻表象(頭の中で声を発する)が行われ、聴覚野が働いている。文字情報は一度音声情報に変換されてから、言語情報として処理される。
・言葉は音声によって身に付き、理解せれ、話される。リーディングは音で記憶されている言語と、文字という概念を結びつける作業。
★ウガンダの感想
人の認識は、視覚からの情報が83%、聴覚からの情報が11%と言われています。圧倒的に視覚からの情報量が多いです。視覚だけに頼らず、聴覚も活用したほうがベター!ちなみに著者は『FeBe』の設立した人です。
★一言で言うなら
『目と耳のバランス!』
★OUTPUT
・勉強の4つの構成要素(RIMO)を効率化する:①情報源(Resource)②情報の入力(Input)③情報の記憶(Memorize)④情報、行動の出力(Output) ※世の中の勉強法は、4つのいずれかの効率化を図るノウハウである。
・勉強という行為の本質理解:情報を入力し、記憶し、出力した結果、足りない情報に気づく。そこで足りない情報を得るために情報源を探し、再度入力をし、記憶し、出力する。このサイクルを続ける。
・記憶のメカニズムを理解する:記憶のプロセスは『記銘(情報を刻むこと)→保持→想起』。短期記憶として保持された情報は、『重要!』と判断した場合、長期記憶に記銘・保持される。重要と判断するには『情報が複数回入力されること』や『色々な感覚から情報が入力されること』が必要。
・想起しやすい記憶方法を活用:①二重符号化(視覚情報と言語で二重にイメージする)②精緻化(記憶する情報に、関連する情報を付加する)③自己生成精緻化(記憶したい情報に関する問いかけに自分の言葉で回答する。関連付ける情報を、自分で考え作り出す)
・��聴する(オーディオブックを倍速で聴く):目を鍛えて速読をマスターするのは大変だが、耳を鍛えて速い音声を聞き取るほうが楽。 集中して聴きたい場合は目を閉じ、耳から入る音を限りなく無音状態にする。
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何と評してよいか迷う本だが、やはり自社商品プロモーションの域を出ていないと思う。
個人的にはオーディオブック活用も音源ダウンロードも経験がなかったので、特に最後の方は参考になったし、やる気にもなった。ただ紹介内容がFeBe、i-Tunes、audibleに偏っているのは事実だし、機器の取扱とかマメ知識に入りすぎている部分もある。総じて、物識りの友達の話を聞いているような感じ。
前段の部分、耳勉強法の理論化を試みた部分は、いろいろ書いてあるもののフラストレーションの残る内容。耳勉強法の成功例として自分のことを挙げているが、有名進学校で落ちこぼれてた人が、高3の時に一念発起して二浪して東大に合格した・・・って、珍しい話ではない。高1から勉強して東大に行く人も沢山いるのだし、そもそも肝心の勉強法がちゃんと紹介されていない。
そして「耳勉強法」という造語の中に、「音韻表象」と「聴く勉強法」を都合よく混ぜ合わせながら筆を進めているところが、一番わかりにくい。言語理解において、リーディングでもリスニングでも同じく音韻表象が働く。よって前者の場合に黙音読とでもいうのか心の中で発声しながら読めば効果が高い、とここまではわかる。ただ第1章から第3章迄の間で、「耳勉強法」といったら黙音読とリスニングのどちらを指すのか曖昧にされていて、不信感が拭えなかった。
中途半端に理論の網を広げるよりも、言語理解のメカニズム、音韻表象の重要性と音読の有効性、リスニングを取り入れた学習法、音源の取得、くらいに論点を絞った方が、本としてよかったのでは、と思えて残念。
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オーディオブックにて。
今となってはかなり広まって来たオーディオブックや耳勉強。
でも多分これが出た頃は、けっこう画期的なことだったのだと思う。
オススメオーディオブックが付いているのがいい。
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オーディオブックを活用して、聴覚マネジメントをしましょうということ。縦軸に聴覚、視覚、肉体、場所を、横軸に1日の時間の流れを書いた「すき間時間マッピング」を使うと、聴覚、つまり耳の時間が空いていることが多いらしい。そのすき間時間を有効活用しましょう。早速、実践してみます。
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最近流行のオーディオブックを利用した耳からの勉強。
耳勉強法の仕組みやメリット、具体的なやり方についてが書かれている。
私たちはそもそも聴覚から言葉を身につけている訳で、
何かを考えているときや本を読んでいるときには音韻表彰が行われており、
「考える」という行為そのものに聴覚は深くかかわっている。
(言葉は音声情報として脳内で処理されている)
→リスニング能力を鍛えるとリーディング能力が向上する。
「勉強とは、自分が幸せになるためにするもの」
「勉強」の4つの構成要素
①情報減(Resource)
②情報の入力(Input)
③情報の記憶(Memorize)
④情報、行動の出力(Output)
耳勉強法のテクニック
①意識的音韻表象法:誰かが目の前にいて自分が説明するつもりで音韻表彰。
②音韻表象イメージ法:頭の中にイメージで創り出した人と自分とで会話を行う。
③音声合成法:音韻表象されている声を自分の好きな声で行う。
④無音法:耳から入る音を限りなく無音に近い状態にすることで、音韻表象の効果を最大化する。
⑤音声再現法:聞いた音を正確にそのまま頭の中で再現する。
⑥速音読法:音読を自分の口で発声できる限界まで速めた行為。
著者お勧めイヤホン、オーディオテクニカ社のATH-ANC3 。
iPod標準は外でオーディオブック聞くにはちょっと雑音が入ってしまうので、ちょっと気になる存在。
倍速化ソフトウェア:聞々ハヤえもん 。
さらりと著者の会社紹介されているのですが、まんまと一冊オーディオブックを買ってしまいました。。。
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日本最大のオーディオブック・ポータルサイトFeBeを運営する著者が、聴覚による勉強法を解説した一冊。
前半は、脳機能に基づいた情報処理・記憶のポイントを示し、中盤で実際に耳を使った勉強法について、最後にオーディオブックの入手方法を解説している。
理論・科学的な裏付けからの説明を中心としておい、非常に納得感の高い勉強法であると思う。
ただ、個人的にはオーディオブックでの勉強は補間的な意味が強いと感じる。本を目で読んで、手でそれを再現するという手順が無いと中々身に付かないなと思う。
本書にも書かれているが、記憶を定着させるには、様々な方法で同じ情報をインプットすることが重要ということだろう。
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42冊目。
どんなに忙しい人でも1日7~8時間の「耳空き時間」があるそう。
まず自分の「耳空き時間」を把握し、自分が必要な情報を耳で得ていく時間を作ろうという要旨。
Podcastを利用する契機になったので有用だったが、それだけだったと言えばそれだけ。オーディオブックはまだまだ高く利用する気にはなりませんでした。
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人は、ものを記憶するとき、得意な感覚があるそうです。
・視覚
・聴覚
・触感覚
・言語感覚
私の場合は、視覚で覚えることが得意です。
ものを思い出すとき、形や絵が頭に浮かんできます。
ずっと他の人もそうだろうと思っていたんですが、
人によって優位な感覚は違うんですね。
で、耳勉強法なので、聴覚で記憶する話。
自分は視覚優位なので、聴覚からの記憶は向いていないんじゃないかと思ってましたが、
そうでもないようです。
それに聴覚を使っての記憶には、以下のような優れた点があります。
・他のことができる。
・自分が何もしなくても、自然に入ってくる。
なるほど確かに。。。
で、1ヶ月くらい前からオーディオブックを試してます。
他のことをしながらでも大丈夫というのは、いいですね。
掃除をしながら、歩いて移動しながら、たいていの場合、耳はあいてます。
最近、ドラクエのレベル上げ中は、オーディオブック聞いてます。
結構、聞き逃しますが、そこはちょっと前に戻ればいいだけ。
逆に、何回も聞くことによって、記憶への定着が強くなるようです。
ただ、本によって、頭に入りやすいものと入りにくいものがあるようです。
(個人的な問題かもしれませんが。。。)
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オーディオブックっていいよ、っていう主張です。おすすめオーディオブックやiPodの「しおり」機能や倍速機能について書いてあるのはよかったですが、それ以外は極めて凡庸な一冊でした。
立ち読みで十分。
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視覚はトレーニングが必要だが、聴覚はトレーニングは必要ないとのこと。なるほど理にかなっているとおもう。今脳を鍛えることを第一に考えているのでフォトリーディングと併用して自分自身をアップグレードしたいとおもいうます。
また、本書で紹介されていた神田昌典氏のオーディオブック(経営者との対談)も定期購読しようと思います。
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最近の勉強方法は、英語を除いて、もっぱら本を読むことが中心になっていた。本を読むと新たな知識を得ることはもちろん新たな発想への導きも獲得できることがすばらしい。自分の好奇心から「見たい知りたい」と感じたときは真っ先に本を探すことが習慣にもなっているからだ。
以前からオーディオブックの存在は知っていたが、経済的な観点からハードルが高いと感じていて、手に入れることは積極的ではなかったが、ブログで公開している小説やラジオの講座などもオーディオブックになってきている。自分の中ではハードルがグーンと低くなった気がする。これを気に読書中心の勉強からオーディオブックと平行して実施する勉強へチャレンジしてみたいと思う。
本の内容としては、P96までは脳の仕組みや理論から構成されている。自分としては面白く読めたが、速実践に入りたい方はP97から読み始めてもなんら支障が無いと思う。
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発音 ザジングルズ DAI-X出版
岩井克人 brain science podcast international herald tribune podcast national public radio fresh air
liverbox 著作権のきれたaudio
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ツタヤのDVDで見ました。
私も5年前ぐらいから音声学習をするようになりましたが
確かに効果抜群だと思います。
このDVDは音声学習のメリットや実際のやり方が学べ、
勉強法を模索の方にはおすすめです。
febeや新刊ラジオの愛好家です。
オトバンクの上田社長に感謝感謝です。