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丸腰国家
著者 足立力也 (著)
コスタリカが中米という不安定な地域で軍隊を持たずにやってこられたのはなぜなのか?「理想」ではなく「現実」のもとに非武装を選択した丸腰国家コスタリカの実像に迫る。
丸腰国家
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丸腰国家 軍隊を放棄したコスタリカ60年の平和戦略 (扶桑社新書)
著者紹介
足立力也 (著)
- 略歴
- 1973年福岡市生まれ。立命館大学大学院国際関係研究科博士課程前期課程修了。フリーランス・コスタリカ研究家。著書に「平和をつくる教育」など。
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紙の本
丸腰でやっていける理由の分析が十分でない
2009/04/18 09:40
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
コスタリカは 1948 年に軍隊をなくして「丸腰」になった.その歴史・国民性などを分析し,軍隊がなくてもやっていけるのか,ほんとうに軍隊がないのかを検証している.
コスタリカが軍隊なしにやっていけるのは国の規模や米国との関係がうまくいっているからだろう.米国との関係についてはこの本でも分析しているが,十分とはいえないようにおもえる.また,なぜコスタリカが周辺国とちがうみちをあゆむことができたのかも十分にあきらかにされているとはいえない.
あとがきで非武装化に関して,国の規模・歴史もまったくちがい米国からの物理的距離もまったくちがう日本について「現状としては日本のほうがはるかに有利な状況にいるはずだ」と書いているが,これはまったく説得力がない.