商品説明
金田一耕助の不吉な予感は適中した――。彼の依頼人である刑部島出身の大富豪越智竜平が、島に凱旋帰郷した直後、恐るべき殺人事件が発生したのだ。まず、刑部神社祭礼の夜、宮司が何者かに刺殺され、続いて宮司の双生児の娘一人が、人里離れた隠亡谷で絞殺死体となって発見された。事件解決に向けて、金田一と磯川警部は手掛かりをつかむべく、懸命に島内を探索し始めるが……!? 巨匠が最後に綴った、記念碑的作品!!
カバーイラスト/杉本一文
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紙の本
ぬえのなく夜に気をつけろ
2022/02/17 11:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藍花 - この投稿者のレビュー一覧を見る
瀬戸内海の小島を舞台に、因縁深い名家の確執、双生児に洞窟とこれまでの集大成のような作品!
「ぬえのなく夜に気をつけろ」この言葉は何を意味するのか?おぞましい光景と狂気に満ちた犯行に戦慄を覚えました。終盤の緊迫感は凄かった!
もう一つの物語の切なさには思わず涙。
紙の本
グロテスクで美しい
2021/03/19 20:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
名作揃いの横溝正史作品の中で、この作品が一番好きだ。
グロテスクで禍々しいのに、どうしようもなく魅了されてしまう。
最後の洞窟の中のシーンも、悪趣味なのに最高に美しいエンディングだと思った。