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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2010/07/02
  • 出版社: 中央公論新社
  • ISBN:978-4-12-204470-8

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紙の本

小さな時間の小さな読書の幸せ

2012/01/19 17:49

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mieko - この投稿者のレビュー一覧を見る

 この本は1998年6月から2001年3月の間に読売新聞の日曜版に連載されていたエッセイ142編のうち80編に加筆訂正して2003年に単行本として出版され、2005年に文庫化されたものです。

 著者の米原万里さんは東京生まれながら子供時代の数年をプラハのソビエト学校で過ごしたそうで、のちにロシア語通訳・翻訳者になりました。彼女のことを私はよく知らなくて、コメンテーターとして時折テレビ番組に出ていたときの印象しかありません。ですからこのエッセイ集もつい最近になるまで知らなかったのですが、bk1の書評コーナーでこの本を知り、エッセイ好きの私はタイトルに惹かれて読んでみました。

 一番初めの話「昼行灯の面目」は、この本のタイトルになっている「真昼の星空」についてのエピソードです。昼間も空に星はあるのだけれど目には見えない。現実には存在するのに人々の目には見えないものがあり、逆に圧倒的な現実と思っているものが実はそうではなかったりする。つまり目に見える現実の裏に控える、まぎれもないもう一つの現実。「昼の星」はそういったもの全ての比喩なのだ、と書いています。そして彼女は、ものを書くときはこうありたいと念じてしまう、と書いています。このエピソードが私は特に気に入って、まだ一話しか読んでいないうちから、この本に出会えてよかったと思ったのでした。

 少しでも海外で生活したことのある人なら誰でも経験があると思うのですが、自分たちが至極当然と思っていることが、世界的基準からして全く当然のことではないのだということに、しばしば気付かされます。このエッセイは、そういった日本人が当たり前だと思っている生活の癖とでもいうようなものをあぶり出して、軽妙な語り口の文章にしています。それがまた小気味良いんですね。彼女が子供のころに生活したのが西側の国ではなく、東側の国であったことで、それぞれのエピソードも、すっかりアメリカナイズされている私にとってはエキゾチックなものとして新鮮に感じました。

 ひとつのエッセイが3ページ程度と短いし、どこから読んでも話が前後することが無いので、いつもこの本を持ち歩いて、たとえば病院の診察の待ち時間に、買い物の途中のコーヒーショップで、そしてぐつぐつと煮物をしている台所で、といった小さな時間に少しずつ少しずつ3ヶ月以上もかけて読みました。さっさと読んでしまうのがもったいないくらいで、箱の中の色とりどりの小さな一口サイズのチョコレートを一つずつ食べるように、一話一話味わいました。特に気に入っているのは、「日本人の暖房」「グルジアの居酒屋」「美術館の老婦人」「夏休みの宿題」などです。

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紙の本

日本式ロシア風の小咄。こんな作品が書ける人は何人もいないんだろうな。

2017/05/15 08:16

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

作家、通訳、翻訳家。どうやら通訳の仕事がベースらしい。
テレビの同時通訳や要人の通訳などもこなされ、ロシア語通訳
としては第一線級だった方のようだ。
すでにお亡くなりになっており残念だ。

真昼の星空とは、林間学校でのマリヤ先生との思い出に
よるものである。米原さんは、子供のころチェコスロバキアに
住んでいてロシア語を体で学んだ。
林間学校の夜は世界中の小中学生にとって同じようで、
米原さんも消灯時間が過ぎても同級生たちとの
おしゃべりに夢中。

そんな時、突然マリヤ先生が部屋の明かりをつけ、
しんと静まりかえる。

ところがおしゃべりをたしなめるでもなく、先生はおもむろに
小説の朗読を始めるのである。

> 星は、いついかなるときにも空から消えないというような
> ことを、その男は言った。昼の星は夜の星よりも明るく、
> 美しいほどなのに、空にその姿を認めることは、
> 太陽の光にさえぎられて永遠にかなわない

三十年以上たっても、米原さんの心をつかんで離さない。

> 普通の目には見えないものよ、それゆえにあたかも
> 存在しないものよ!
> わたしを通して、わたしの魂の奥底の、もっとも澄みきった
> 薄暗がりを背にして、あらん限りの輝きを放ちながら
> 万人の目に見えるものとなるがいい

米原さんは、ものを書くときはこうありたいと座右の銘のように
している。私も深く感じ入った。

この本は読売新聞の日曜版に連載されたエッセーを
まとめたものだ。前作のエッセーが真夜中の太陽だから、
いかにこの言葉に深い思い入れがあるのかよくわかる。

ロシア語とロシア圏文化に精通する米原さんの著は、
ひと味もふた味も違う。

ロシア語圏のジョークと言えば小咄(こばなし)。
寒い冬にみんなで暖炉を囲み、ウオッカをあおりながら披露
するのが流儀だ。一話終わると馬鹿笑いして一杯空け、
なみなみと注ぎ足して次の人がお話を始める。
これが延々と続くからウオッカのタンブラーは小さいのかも
しれない。

このエッセーはそんな雰囲気が垣間見えるようで、一話
四ページながらも、どの話も必ずうんと楽しませてもらえる。

日本人を一歩離れた所から描く内容は、幼少時代の
外国暮らしと通訳業のたまもの。
こんなエッセーもあるんだと驚いた。

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2009/01/15 19:14

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2009/07/20 12:52

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2010/01/06 17:05

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