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沈黙入門
著者 小池龍之介 (著)
何にもケチをつけず一日過ごしてみる。天皇陛下のようにスローに、徹底的に自己を抑えて喋る。正義で相手を論破することをやめる。むやみに「すみません」を言わない。身近で大切な人...
沈黙入門
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沈黙入門 (幻冬舎文庫)
商品説明
何にもケチをつけず一日過ごしてみる。天皇陛下のようにスローに、徹底的に自己を抑えて喋る。正義で相手を論破することをやめる。むやみに「すみません」を言わない。身近で大切な人に対してこそ幻滅しておく――とめどない欲望・イライラ・不安から解放されて軽やかに生きるために、若き修行僧が日々の生活の作法を手ほどきする。
著者紹介
小池龍之介 (著)
- 略歴
- 1978年生まれ。山口県出身。東京大学教養学部卒業。月読寺住職。正現寺(山口県)住職。ウェブサイト『家出空間』を立ち上げる。著書に「考えない練習」「超訳ブッダの言葉」など。
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紙の本
余計なことを言うくらいなら黙っておこう
2016/02/18 14:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:時短 - この投稿者のレビュー一覧を見る
仏教の考えとしては、無駄話や悪口、嘘をつくのは辞めましょう、という部分があるのだが本書はそういった部分にフォーカスをあてて書かれた本である。余計なことをべらべら話すくらいなら始めから黙っておこう、いちいち何か批判して自分や他人に小さな怒りを撒き散らすくらいなら始めから黙っておこう、もう悪口や嘘は論外である(ちょっと用事があるので……みたいな白い嘘はグレーゾーン)。
実際、延々とべらべら話し続ける人というのはいるものだが、そういった人は短時間なら一緒にいてもいいが長時間一緒にいるとなると考えただけでげんなりしてくるため、言っていることに関して概ね正しいといえる。
また、非難訓練と称して人々はもっと自身が非難されることに適応すべきだ、なぜなら仏陀ですら非難されることは往々にしてあるからだ、という部分は目からうろこでありなるほどと思った。まあ個人的には殺仏殺祖なところがあるが。
紙の本
「自分」を薄める修行
2010/08/31 15:29
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:でるっそす - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は『「自分」から自由になる沈黙入門』という単行本を修正して文庫本にした本である。
内容はほとんど同じで、いろんなシチュエーションで顔を出す「自分」はみっともないし自分を苦しめるだけなので、「自分」薄めの修行をしましょうという話。
単行本を読んだときにはあまり気に止めなかったが、瞑想の方法も丁寧に説明してあって、修行したい人には役立つだろう。
単行本では語尾に変な文語みたいな言葉遣いがあって一部で不評だったらしいが、それは普通の文体に直っている。
著者のこだわり、自己主張も薄まったということなのだろう。
紙の本
なるほど、と思います。
2015/08/23 18:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分の濃度を薄める、という言い方がとても新鮮に感じられました。一読しただけではなかなか取り入れられないと思うので、時々確認したい一冊です。
紙の本
私には・・・
2015/03/28 10:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:匿名希望 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終えた感想ですが、私には難しいです・・・。
いろいろな欲を捨て去った理想形って感じがします。
実行は簡単ではないけれど、意識することが大切かなと思い読みましたが「今は自分濃度が濃いままでいいです」と思ってしまいました。
今は、時折読み返して「ああ、気をつけないと」と自戒のために本棚にある、という感じです。