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今や平成8年ころに比べて選択可能情報は530倍に膨れ上がり、すでに人が処理できる情報量を遥かに超えて、無意識の上にも情報のフィルタリングをしているような状況だと言われます。情報が届きにくくなっているわけですが、そこで重要となってくるのがこの本にあるように「伝染する」と言う事。情報量が多くなったのは誰もが情報発信で出来ると言う事。しかし、情報の受け手が発信者になることで「伝染」も起きると言う事。あなたにとってたいせつなたった1人をどう振り向かせるか、その意識作りって商売でも恋でも重要ですね。お口の恋人じゃないけどお客様は恋人ですから。
本のタイトルにある「確実に」というところに「伝染」の可能性があるのでしょう。そこで「たった1人」とは誰を想定するのか、もしくは想定じゃないなら誰なのか?そのあたりはそれぞれのビジネスシーンでそれぞれの考え方があるとは思いますが、私くらいの年齢になると「自分自身」って思ったりして(だって自分が楽しくなくっちゃ仕事も楽しくないでしょ(笑))、、、そのあたりの感触は一度若手社員とも話をして、若い人はどう思うのか聞いてみたいものです。
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非常に参考になりました。
そもそも、今年、自分も狭く、深く、絞り込んでいこうと思っていたことがそのまま書いてありました。自分のここ二年間での感覚とぴったり一致するところがあり、読んでいて、「そうそう!」とうなづきながら読み込みました。
事業をブラッシュアップさせるのに、参考にできる切り口がいくつもあったので、それを書き留めていつも眺めています。
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たった一人をターゲットにする「フォーカスマーケティング」とは?
みんなへの平均点ではなくたった一人への100点を狙う
語りかけるような語り口で読みやすい本でした。
1自分の会社をつぶすにはどうすればいいのか考える
→ビジネスコアは何か?がわかる
2「たった1人」に集中しよう
→狭く、濃いインタレストのグループは?
3感染(うつ)すんです
4Face(看板商品でも看板娘でも)作ろう
→感染(うつ)すには感染(うつ)しやすい商品であることが必要
5ソーシャルメディアも「たった1人のために
→メールはme-media(糸電話)にできる
6アナログ力を鍛えよう
→逆ソーシャル作戦。アナログで刺さる
パーミッションマーケティングやペルソナマーケティング、ダイレクトマーケティングなどなど。。◎◎マーケティングって色々あるけれど、概念論より実践中心でわかりやすかったですね。
特に逆ソーシャル、名刺の工夫、色の工夫、手紙やPOPなど、アナログ系のものってこれがまた広めるネタになってソーシャルにうつっていく、こういう仕組みは面白そう。
メルマガをme-mailにするための実験、も面白かったですね。
なるほどーでした。
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さらっと読めてしまう本なのですが、さすが阪本啓一さん。さらっとした中に大事なことだけ盛り込まれています。
「たった1人にフォーカス」ということで、最近とみに耳にする「ペルソナ・マーケティング」を思い浮かべましたが、それとの考え方の違いについてもちゃんと触れられています。ペルソナが「その商品・サービスの典型的な顧客像。しかし“架空の人”であるのに対し、現実の、目の前の1人にフォーカスしよう、かつ、メーカー側からの一方的な発信ではなく、その1人と対話しよう、というのが阪本さんの主張、といえば当たらずとも遠からずでしょうか。
とにかく、さらっとよめて、しかし昨今の環境変化に対してマーケターが、そして広く「商売をする人」が持つべき大切な姿勢が詰まった1冊かと思います。
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初心者でもわかりやすく、かつマーケティングの考え方についてがつんと衝撃を受けた。
素晴らしかったです。
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■マーケティング
A.人間は複数のインタレスト(興味・関心)を持ち、そのインタレストを通じて、趣味などのグループをつくっている。
本書のタイトルになっている「たった1 人」は、このインタレストを指す。
たった1 人= 1 つのインタレストを満足させると、人は誰かに伝え、シェアしたくなるものである。
B.「たった1 人」にフォーカスするマーケティングでは、メッセージを一方的に投げるのではなく、「対話」をする。
その結果、信頼が生まれ、物語が紡つむがれる。
そして、その物語は顧客と企業の記憶となり、互いの思い出の中に生き続ける。
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「君のビジネスをつぶすには、どうすればいい?」
という質問は興味深かった。
実際にやってみるとわかるが、自分のビジネスのコア•アイデア、本質がなんであるか理解していないと答えは出てこないので、どこに注力すればいいかの基準を見つけやすくなる。
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1人を大切にすることが基本であることに立ち返り、具体的な行動につなげるヒントが。
私たちは、第4次産業革命の真っ只中にいるという時代認識に、今さらですが目から鱗が落ちる感覚に。不特定多数に対する"土足マーケティング"との決別を迫られます。
これ以上のことは、読んでみてください。
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ブルーオーシャンを探して商品を開発し、伝える(売る)ところまでを、一人に伝えるということをコンセプトに簡潔に解説した本。一人に伝える、というのは、現代はもはやマスに訴える方法ではだめで、一人一人の心を動かすようなしかけが必要ということ。簡潔なのだが具体例も多い。個人的には、自分も愛用しているリトルムーンのサイトが紹介されていたところが嬉しかった。
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いろんな意味で良い本であり、僕自身が大切にしてること似てたり、同じことをいってたりしてとても共感した。
最後に「この本を気に入ったら、ともだちにすすめてください」という一文は本書が良書だからこそ、薦めてくれたともだちへの信頼になると思いました。そして、著者示したマーケティングそのものの実例になっていて、やられた気分になります。借りた本だからこそなおさら。
内容への導入も丁寧でとてもわかりやすい構成になってる。各節でいいたいことを述べて、深掘りさへていく。深掘りした部分は難しい部分があるけどそこはわからなくてもよいようになっています。
私自身、ソーシャルでの伝わる方法は模索していて、他の人がしてないこと、相手に応じた文面を一通一通組み立てること、などは大切にしています。
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コアアイデアが広まりやすいかどうかは
1.ひと言で言えるシンプルさ
2.伝えた相手が何らかの得をする
3.つい伝えたくなる面白さ
マーケティングの第一歩は、自分のビジネスを成り立たせているアイデア、コアアイデアが何かを知り、伝わりやすいようにすること
シンプルを阻むものとして、も、の誘惑であり、オリジナル+1ではなく1になるべき
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著者のセミナーに参加し、著者に惚れ込んだがために購入した一冊。
現代社会には情報が溢れていて、届けたい人に届けられないことが多々起こる。そんな中で、この本では「たった1人」のことを考えるべき理由を実例を踏まえて教えてくれる。
非常に読みやすく、分かりやすく、珍しく何度も読み返している教科書のような一冊。ずっと付き合っていく一冊だろう。
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「オススメポイント」
なぜ、1人に絞らないといけないのか理由を中心に展開される本。事例も多くさらっと読めるのでちょっと最近のマーケティングのトレンドについて勉強してみようかなという学生、他職種の若手にオススメ。
「学び」
・1人にフォーカスして対話をするという考え方はその通りだと思う。ただ、生活者自身が自分の感情を言葉に出来ていないことも往々にしてあると思われるため、マーケティングの発想で伝えてあげることは壁打ちの意味で必要かと。
・上記の理由から、企業と生活者という分け方ではなく発信力のある個人が力を持つ時代になったのではと感じた。マーケターとしての示唆は2つで、ひとつは自分自身が発信力を持つようになること、もうひとつは発信力を持つ個人を握っておくこと。
・注意を引き付けるのが難しい時代だからこそ、コンセプトを引き算でシンプルにしておく必要があるってのはその通りだなと。
超グローバルなプラットフォーマーか超ローカルのコミュニティビジネスに二極化するのではないかというのが持論。
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装丁も含めてトム・ピーターズの著作の焼き直しみたい。そんな著者が本の中で「にせものはダメ」などとのたまう。まあ、ひまつぶしのビジネスエッセイとして読めばいいんじゃないかな。
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・ネットの革命は、テクノロジーの革命ではなく、ビジネスモデルそのものの革命なのだ。そもそも組織の成立そのものが危うくなってきているのかもしれない。
・顧客は商品ではなく、商品がくれる「変化」と「解決」を買う。
・もともとイノベーションはYES,NOのわからない正解、混沌、カオスからしか生まれない
・「B級商品をマーケティングの魔法でA級に化けさせられる」はウソ。ありえない。「A級の商品がA級に足るだけの売れ行き(広がり)」をしてくれるようにするためのマーケティングでなければならない。
・おみやげには勉強になる秀逸なネーミングが多い。
・強いブランドには必ずブランドカラーを持っている。
→コカ・コーラは赤、GAPは紺、エビスビールは金、SK-?は赤、ティファニーはティファニーブルーといわれる爽やかな青
→うまかっちゃん、バーモントは黄色、ジャワは緑、とんがりコーンは赤と緑、ウコンは金色、フルーチェはパステルカラー?
・何か出来るようになると、連れて行ってもらったレストランがある。
→我が家もこんないい店を探そう。津田沼ならきっとあるはず