紙の本
コンサルを目指す人は大丈夫だと思うが...
2012/05/29 13:07
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投稿者:のちもち - この投稿者のレビュー一覧を見る
刺激的且つ現実的なタイトル、書き出しは「コンサルにならない理由はないでしょ?」的な、前向き、明るい未来を前面に出してきます。特定分野の経験を積んだ人なら、たとえ営業力がなくとも、その特定分野の専門家になれるのさ、という内容です。ご自身が「書く」力をお持ちのコンサルタントであられるので、プロの文書には引き込まれていきます。
よーく読めば、「そんな簡単になれるもんじゃない」というのはわかってきます。広い人脈形成とか、資金とか、準備は必要なのです。直接には触れておられませんでしたが、「今が嫌だから、じゃあコンサル」という流れでは、カタチにするのは難しいでしょう。それも読みとることはできます。
どちらかといえば、「テクニック」的な側面が多く、例えば著者自身が「セミナーコンサルタント」を名乗っているように、特定分野に特化した「肩書き」がモノを言う、とか、他のコンサルタントとのパートナーシップ(契約)とか、実際に現場で動いていらっしゃるコンサルらしいテクニックを教えてくれます。
一方で、顧客となる側のことにあまり触れていないのはちょっと残念かも。相手は「カネを出す」だけではなく、当然にクライアントの満足度をあげることがコンサルの成果であって、お客様(あるいはお客様になり得るであろう見込み層)が、実際にどのような局面でコンサルを必要としていて、それにどう応えて、とか、そういう「事例」的なものがあってもよかったかなあ、と思う。
もちろん、本気で「顧客満足度」を高めるために活動している(しようとしている)コンサルタントには、とても有効な情報がありますので、何がしかのヒントは得られると思います。おそらく、この内容を受け入れにくいのは「楽して」いきなり650万、というイメージで読み始めた場合、でしょうか。確かにタイトルはそういう「キャッチ」狙いもあるような感じですが、「正しい」考えを以て臨めば、得るものはあります。
自分の経験値を他人に教える、というのはもちろん難しい。そこに「金もうけ」や「出し惜しみ」といったテクニックが加わると余計に難しくなるような気がします。本書の内容はそういった類のテクニックではない、そう信じて読めば、ほら、ね。コンサルに限らず、お金を得ることはもちろん簡単ではないですよね。だから「誠心誠意、自分の持っているモノを全て、つぎ込む」これ以外に成功のテクニックはないんではないかなあ、って思ってます。
【ことば】「私はあなた自身よりも、あなたに成功してほしいと思っているんです」ただ口にするだけではなく、実際にそう思って行動することが大切です。
本質である。「行動」が先にくるようなら、よりキレイですね。そんな思いが中心にないと、どこかしらのイケナイ企業と変わらなくなってしまう。もちろん正しい対価は前提ですが、クライアントにハッピーを運ぶ、そんなアドバイザーでありたいですね。
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コンサルタントになろうと思ったわけじゃないけど、facebookから偶然であった本。
自分に必要な言葉を多く拾うことができた。
「コンサルタントになること=自分がコンテンツであること」のように
読み取れた。
そのためには、
・自分ブランドをつくること、知ること。
・「どこに自分が勝てる場所があるか」
・「どこに自分を必要としているお客さんがいるのか」
自分の特徴、強みを知っておく必要があり、努力をする必要がある。
コンテンツを育成、発展させていくためには、
・サラリーマン以外の「ビジネス人脈」を10人作れ
・ネットでは「情報を発信する側」に徹する
そんな心がけが必要でこれによって多くの知識、知恵が育つ。
他人に伝える、より強烈に伝えるには、
・事例!事例!事例!とにかく事例!
・有名人権威を最大限に活用(ハロー効果)
・結論を早く
そのような体験は少なからずしているが、伝えるときに意識して使おうとは
思っていなかった。
心がけるだけで伝わり方が違ってくるはずである。
これが稼ぎにつながてくると確かに幸せだろうなぁ。
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コンサルタントの始め方などがとてもわかりやすく書かれている一冊です♪
ここから学ぶことは本当に多くて、一つずつ実践していこうと思っています!
色々なツールが世の中には溢れていますが、複合的にひとまとめにして効率的に活用し、無駄は省き、手間はかけてやっていきたいと思いました(^^)
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1000万ではなく、背伸びをして届く650万という設定や自分より経験のしたの人にコンサルティングを行う等、独立するハードルを下げて、一歩を踏み出す勇気を与える内容でした。松尾さんの経験、ノウハウが詰まった1冊ですした。
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著者は売れっ子の企業コンサルタント。
本書では、コンサルタントとして起業するためのノウハウを細かく、そしてとても具体的に教えてくれています。
本書を読むと、「僕もコンサルタントになれるかもしれない。」と思わされます。
僕はこれまで「コンサルタント=経営コンサルタント」と思っていました。
だから、コンサルタントになるためには、MBAなどの資格を持っていなければなれないのだろうと。
きっと、僕だけではなく、多くの人がこう思っているのではないでしょうか。
しかし、本書で著者は「誰でもコンサルタントになれる時代がやってきた」と言っています。
現在は専門性を求める人が多い。
そのため、ある程度の専門性があり、その分野のプロフェッショナルだというイメージを作ることができれば、誰でもコンサルタントになれるというのです。
本書では、実際にいる様々なコンサルタントが紹介されています。
出版コンサルタントや、WEBコンサルタント、名刺コンサルタント、中国進出コンサルタント、敷金返還コンサルタント、離婚コンサルタント、お掃除コンサルタント、収納コンサルタント、夜景コンサルタントなどなど。
挙げるとキリがないほど、世の中には多くのコンサルタントがいるのです。
重要なのは、「自分が経験して知っていることを、全く知らない人に教える」こと。
こう言われると、「自分が知っていることなんて何の価値もないだろう」と思う人が多いと思いますが、ほんのちょっと立ち位置を変えるだけで、その人が持つノウハウや知識はとんでもない価値を生み出すものだそうです。
当然僕みたいな会社員が持っている知識やノウハウ(例えば、プレゼンや、データ整理の仕方など)も、会社員ではない人からしたら、価値がある情報かもしれません。
本書を読んで、少し視野が広がった気がします。
ただなんとなく毎日を過ごすのではなく、人にとって価値のあるスキルを身につけられるように、働こう。
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台風で電車が止まっていたので立ち寄った本屋でタイトルが気になって手に取った。
著者の経歴はいわゆるエリートなどではなさそうだ。
そんな著者の主張は誰でもコンサルタントになれるというものである。
コンサルタントと言っても経営コンサルタントではなく、自分の経験や強み活すニッチなコンサルタントでである。そのような知識やアドバイスを求めているクライアントは必ずいて、そこに対してどうやって働きかけていくかという心構えや簡単なテクニックが書かれている。
2時間あれば読めてしまう本である。
いざ読み終わってみると、特に何かが強く残る訳ではない。
もちろんパラパラとページをめくり直すと、いくつか参考になる部分はあるのだがそれほど重要な感じもしない。
むしろ、この本から学べるのは、ある程度の成功を手にするには才能よりも、行動力にあるのだと感じさせる部分にある。
やるかやらないかが正否のカギである。
自らはやるほうでいたいと思う。
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摘み読みだけどもう十分。三角形の法則は悪くない視点だが,他は凡庸。利益率80%は普通の士業では非現実的だと思う。コンサルは基本話すのが仕事で,事務作業はプレゼン資料作成くらい。それに比べて士業は事務作業が多い。税理士,司法書士,社労士は補助者に任せる範囲が広いが,弁護士は狭い。補助者が事務的な伝達のレベルを超えてクライアント対応をすることはないのが普通。それでも個人事業としては著者の言うように利益率50%は欲しいところではある。
本書自体はスカスカだが,その分自分の現状を分析するツールとしては,シンプルで使いやすかった。★もうひとつ上げても良かったかなw
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もし自分が自分を売り込むとしたら、という
観点で読んでみました。
結局は顧客の信頼をつかむことですね。
それが起点でいろんなことができるようになる
ということでしょうか。
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著者は士業や起業家を支援するコンサルタントの方。
コンサル等で独立して初年度650万円の年収は
非常に壁が高いのが現実だろう。
本書は士業&コンサルが初年度から稼げる体制を
構築する為のノウハウが学べる本。
稼いでいる士業やコンサルの方は本書の内容は
ほぼ実行しているんだろう~な~。
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650万円という金額の設定が面白い。平均的なサラリーマンの年収は400万円だそうだ。脱サラ1年目でいきなり650万円あれば大したものだし、年収1000万円であったサラリーマンが1年目に稼ぐ売上にしても、そこそこ褒められた金額だと思う。自分の得意分野でもってコンサルタントとして起業!最近○○コンサル多いです。片づけコンサルとか。読んでる時は凄く簡単に起業できそうな気持ちになったが、実際はそんな甘くないよなというのが正直な感想。
理屈よりたくさんの事例を身につけろというのは頷けた。でもそれが難しい。
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タイトルが頭悪そうで、少し人前で読むのが憚られるが、内容はこれからコンサルタントやってみよう!と思う人にとって実用的であると思う。コンサル起業の勘所をつかめる良い本。
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ごめんなさい。僕は正直合わなかったです。
みんな、コンサルタントになろうという本ではあるが、本に書かれているようにそんな甘優しいもんではないでなないと個人的に思います。
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「コンサルタントになっていきなり年収650万円を稼ぐ法」といういかにも安直なハウツー本のようなタイトルですが、内容は初心者にもわかりやすく丁寧に書かれています。コンサルというのは、なにも経営コンサルだけではなく、人の悩み、困り事のあるところには問題解決のニーズが存在するわけで、その道の専門家としてコンサルタントになる可能性があることを言っています。まぁ可能性があることとニッチなジャンルで生計を立てることは別問題だと思いますが、狭いジャンルで誰かに情報提供できたら面白いと思います。WebホームページでもSNSでも情報発信が容易にできますので誰かの役に立ちそうな情報を提供するといのもコンサルの練習には向いていると思いました。
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①コンサルのメリットは?
・嫌な客と付き合わなくてよい
・達成感
・固定費少ない、在庫0、CFがよい、リスク管理可、失敗してもなんとかなる
②具体的な準備法は?
・ある程度うまく行ったことに関して、とりあえずやってみる
・検索されやすい
・人を集める→仕事
・収入の半分は交際費
・ネーミングは具体的な言葉を使用
・電話は0120にする
・ターゲットを絞る(個人、法人)
・会員制組織を作る
・出版、マスコミ関係者と仲良くする
・HPで名前、住所、メルアドを入手
・カード払い対応にする
・見た目9割
・友人から引き受け、紹介してもらう
・事例を集める(焼き鳥屋100軒を調査して、事例を教える)
③具体的なインプットは?
・コンサルで教えるのは3つまで
・ほめて伸ばせ
・コンサルを受ける
④気づき
・事務所の場所、顧客は重要
・名刺に具体的なおまけ情報
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結構古い本だけど、読むの3回目か4回目か…
士業型のコンサルタントという仕事をやっているけど、ここ最近は手続き系の士業業務よりも士業系のコンサルタントの仕事が増えて気がします。本棚をぼっと見てたらそのまま再読してしまった #読了