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神明解ろーどぐらす 5
千歳のみならず、まりもや咲の危機をも察した十勝は、大胆にもクラスメイトたちの前でハーレム宣言をした! さらに集まってきた野次馬生徒たちが注視するど真ん中で、「うちのコトを...
神明解ろーどぐらす 5
神明解ろーどぐらす 5 (MF文庫J)
商品説明
千歳のみならず、まりもや咲の危機をも察した十勝は、大胆にもクラスメイトたちの前でハーレム宣言をした! さらに集まってきた野次馬生徒たちが注視するど真ん中で、「うちのコトを好きだっていう確かな証拠見せて」と言うまりもにキスをした! 阿鼻叫喚に包まれる昇降口! ……果たして十勝は決死の覚悟で下校仲間を守りきれるのか? そして留萌を呪縛の檻から救えるのか!? 神聖下校物語、ついに完結! 「おまえみたいな野郎は許せねえ! いますぐ学校から出て行ってくれないか!!」――まさに下校。池田十勝、下校十段! 参る!!!
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紙の本
下校家ハーレムエンド
2011/07/07 20:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
三石留萌を刺し千歳キララを今も狙う連続殺人犯の東神楽当麻が、池田十勝の前に先輩として現れた。しかも東神楽は、大切な下校仲間の丹下まりもと一緒に下校しようとしている。
その状況に危機感を思えた十勝は、千歳もまりも好きだから他の男と一緒に帰るな、とハーレム宣言する。まりもは、そんな十勝に引くこともなく、十勝にひとつの条件をだすのだった。
まりもにも留萌の存在を明かし、連続殺人犯を捕まえるために奔走する彼らだが、他人の頭に意識を飛ばしている被害者からの証言などを警察が本気にしてくれるわけがない。そこでまりもは、十勝たちに内緒で、大胆な手に打って出る。
そうして始まる文化祭。その最中にいなくなってしまう千歳。彼女の行き先を探るため、東神楽に電話をかけたまりもは、文字通り自分の命を賭けた伝言を残す。
下校家大活躍の完結編。二股、三股をかける最低の男として有名になった十勝と、カッコイイ転校生としてちやほやされる殺人犯の対決が描かれる。
だが、もちろん彼も活躍したのだが、事件解決に奮闘したのは意外なことにまりもだろう。十勝に恋する乙女は大胆な作戦を決行する。
紙の本
「似合わないとか勿体ないとかって気持ちを恋愛に持ち込んじゃダメ」
2011/04/18 15:01
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:成瀬 洋一郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくコミックやライトノベルに「帰宅部」というものが登場しますが、たいていの場合、それは“ありえないもの”の代名詞だったり、放課後の学校で遊ぶ口実にすぎなかったり、単に一般の定義通り“学校が終わって家に帰る”だけであったりします。
しかし、この作品の場合、愚直なまでに“学校の門を出てから家に着くまで、いかに愉しく下校するか”を追求しています。その、今までありそうでなかった視点をとことん追求する姿勢に拍手。ここまで徹底されたら、素直に笑って受け入れるしかありません。
また主人公の、不器用で鈍感かつ非力でありながら、常にまっすぐで躊躇わないで突き進む姿勢にも好感を抱きました。これならハーレム・エンドも仕方がないと思いますが、いかがでしょうか(4巻末のピンチを5巻頭でしのぐ行動には「その手があったか!」と脱帽。ぜったい無理か、泥沼になると思いました)。
1巻目の第一印象に反して、全5巻を通じて伏線を張り、それを回収しつつ、序破急のしっかり組み立てた構成になっているので、読んでいて飽きず、5冊目を読み終わってあらためて1巻に戻ってしまいました。
彼らの愉しい下校ライフが続くことを祈ります。