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ソード・ワールド短編集 ふたりのラビリンス
著者 著者:水野 良 , 編者:安田 均 , イラスト:米田 仁士
ターシャスの森で道に迷った“羽根頭”一行は偶然、古代王国の遺跡を発見する。だがそこは、出口のない迷宮であった。脱出方法をさがす彼らを待ちうけていたのは美女の生霊。永遠にも...
ソード・ワールド短編集 ふたりのラビリンス
ふたりのラビリンス (富士見ファンタジア文庫 ソード・ワールド短編集)
商品説明
ターシャスの森で道に迷った“羽根頭”一行は偶然、古代王国の遺跡を発見する。だがそこは、出口のない迷宮であった。脱出方法をさがす彼らを待ちうけていたのは美女の生霊。永遠にも近い時間、恋人を待ちつづける彼女の依頼をうけた“羽根頭”たちは遥かなる古代王国の悲恋の謎にいどむが…。水野良、高井信、下村家恵子が〈モンスター〉をテーマに競作した、個性あふれる中短編。
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紙の本
テーマは「モンスター」
2001/08/13 00:34
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投稿者:賢者の石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ソード・ワールド短編集の第三弾。ひとつの世界を、複数の作家陣で発表していくのがシェアード・ワールド(分割された世界)の強み。それぞれの書き手が腕をふるっているのだが、そろそろ各作品に(世界背景以外の)共通したテーマが欲しいところ。そこで用意されたのが「モンスター」。表題作「ふたりのラビリンス」をはじめ、どの作品にも幻想世界にみられる個性ゆたかな魔物が登場している。
作品によっては何人かのキャラクターがリンクしているのも面白い。他の短編にも登場している者だったり、短編ではなく長編に登場していた者が脇役だったり…この一冊だけでも充分楽しめるが、他のソード・ワールド作品を知っていれば、より深く物語に入り込めること、間違いなし。こういったキャラクターの相互関係も、ソード・ワールドを楽しむ醍醐味のひとつではなかろうか。