湯神くんには友達がいない　2

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ストーリーそのものがつまらなくて、主人公に苛立ちを覚えるならまだしも、人間性それだけで、読み手にここまで反感を抱かせる主人公も珍しい、っつーか、これまでいなかっただろう
「馴れ合いは御免だ」とばかりに孤高の自分を演じつつも、腹の中では仲間や友人との距離を詰めたい、と思ってて、不器用ながらも、自分から行動して、友好関係を徐々に築いていけるニヒルっぽい主人公なら、両手足の指を使っても足りないほどいただろうが、本心から「お一人様」を謳歌して、傍若無人なペースを崩さない湯神は、全く尊敬できん
それこそ物騒な話だが、クラスにいたら、友人と丸に囲んでボコボコにしちゃいたいくらいである
むしろ、コイツに場の流れで否応にも関わらされる周囲の人間が感じる、ストレスの値の方が遥かに高そう、いや、高いに違いない
・・・・・・なのに、２巻も買ってしまった自分がいるんだよな
やっぱ、この漫画、中毒性だけは高いのかな？

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マイペース湯神くん。だがラブレターの返事に悩んで招集なんて人間らしくなってきたな！きたか？

ラブレターラブレター貴方が落としたのは金のラブレターですか？ 銀のラブレターですか？ それとも……
あらゆる場合を想定し！ 俺は結論にこの至ったぜ！ゴゴゴゴゴゴ。


他人を信用せずにチームプレーの野球に打ち込む湯神くんの汗も眩しいですｷﾗｯ

最後、ラブレターの主は湯神くんに何を伝えたかったのか！その時彼は。やっぱりマイペース湯神くん☆


…ふう。なんでこんなつまんない…感想でもねーほとんどただの粗筋しか書けないんだ僕わああああ！！
マイペースに鬱になってみたよ。ふふふ。

マイペースで自分大好き湯神くん。みんなから注目されてにやにやしている時のいやらしい顔も、失敗を認めず問題をすり替えたりしちゃうズルいところも、自分の言い分を捲し立て他人をねじ伏せようとする高慢な態度も大好きだよ！マイペース見てるだけならいいけどマイペースとても大変ねイエイ！

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　Twitterでにわかに人気が出ているので購入。自己中やナルシストとはまた違った孤立する人間の生活マンガ。

　友達はいらない。表題作通りに湯神くんには友達がいない。１巻で彼はハッキリと友達は必要ないと言い切ります。かといって、完全に孤立しているわけではなく、様々な面で彼は人間関係を持っています。それは後輩であったり、クラスメイトであったりと最低限の人間関係は続いています。しかし、そんな最低限でも容赦なく自分の我を通し続け、満足いく生活に精を出し続ける湯神くんは面白い。まぁ、近場にいたらめんどくさいことこの上ない人なんでしょうが。アスペルガーとはまた違った人格のようなものだと思います彼の場合。他人のことを理解しといてさらにそれを拒否するのがなんとも厄介な部分ですからね。

　振り回される他メンツ。転校してきたばっかりに湯神くんと絡むことになったちひろちゃんと同じ野球部ということで世話をしないといけない久住さんと後輩の門田。こいつらは湯神くん被害者の会みたいな立ち位置ですが、ある意味で湯神くんからそれ相応の信頼を勝ち得ているメンバーでもあります。おかしいだけでわかりやすくはある湯神くんの行動は先回りはできそうですけど、斜め上をいかれそうで怖いです。だけど後輩だったらこういう先輩めんどくさいけど、一生懸命やってくれるなら好感は持てます。ちひろもこれからもまだまだ振り回されそうですが、良いオチに恵まれるといいな。

　どこかズレた学生生活ですが、湯神くんのようなクラスメイトがいたとしたら学校の思い出も深く残りそうです。ただ、やっぱり自分が被害に合うのはしんどそうなのは変わらない感想である。

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前半は湯神くんにラブレターを送った人とのデートのお話。後半は野球部の試合のお話。

湯神くんって本当に謎。他人に興味がないのかと思いきや、案外そうでもない！？付き合わない理由だとか、付き合っている姿を想像して『だんだん好きになってきたかも…』と発言するあたり、少なくとも誰かを好きになったりはするんだ…とそこにもはや驚きを感じました(笑)

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“「二週間でフラれたぞ…」
「いえ、大丈夫ですよ!俺の想像の方はまだフラれてません!
藤沢さんは苦難を乗り越え、答えを出しました!
変人でも湯神が好きだと!」
「………段々彼女に愛着が湧いてき…た……」
「その調子です!!」
「少し好きになってきた…かもしれない…」”

なんでそんな考えするんだと思いつつ笑ってしまう。

Thanks to K.H.

“『すいません林山さん!!
死球なんてお互い様なので、本当の所は全然恨みなんてないんですけど、
俺、なんとしてでも塁に出たいんです!!
岩木先輩と目黒先輩はともかく、俺自体はそこそこ信頼されてるみたいだ…
湯神の期待に応えなきゃ!!』”[P.131]

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門田の存在感がツボる…一年で捕手、湯神くんのパシリにされてるようで、敢えてその役を引き受けながらも湯神を全面的に受け入れている訳ではない、でも役割には忠実、と言う、なんだろう、臣下ポジションが上手い、としか言いようがない（笑）