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すこくろ幽斎診療記 : 2 梅雨の雷
著者 今井絵美子 (著)
鉄砲洲明石町にある施薬院幽々庵のお端下おつゆが、薮入りで実家に帰ったっきり戻らなくなってしまった。帰りを待ちわびる杉下幽斎と幽々庵の面々は、おつゆの実家がある葛西に下男の...
すこくろ幽斎診療記 : 2 梅雨の雷
梅雨の雷 書き下ろし時代小説 (双葉文庫 すこくろ幽斎診療記)
商品説明
鉄砲洲明石町にある施薬院幽々庵のお端下おつゆが、薮入りで実家に帰ったっきり戻らなくなってしまった。帰りを待ちわびる杉下幽斎と幽々庵の面々は、おつゆの実家がある葛西に下男の福助を使いにやったのだが、そこには既におつゆの姿は無く……。書き下ろし長編時代小説第二弾。
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お辰がいいね
2017/04/07 01:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物が増えてまたいっそう賑やかになった。誰もが少しずつ悲しみを持ち寄って、その悲しみを労り合いながら喜びに変えていく。すこくろ先生の診療方法、特に心の病関係の見立てと道筋、これは普遍的だ。とにかく時間をかけて焦らずに。おかずちゃんとお辰のやりとりいいなあ。お辰の懐の深さ、ほんとうに痛み入る。健気な一太郎も加わっていっきに三人の子のおっかさんに。分け隔てない愛情は、お辰のまごころだ。徳ちゃんがもう大きいのがすごい頼りになるね。すこくろ先生のまわりにはいい人が集まる。類は友を呼ぶとはこのことだ。さて3巻。