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成城だより 上
著者 大岡昇平 (著)
成城に越して来て11年、運動は駅まで15分の片道だけ。体力の衰えに抗しつつ、富永太郎全集に集中、中原中也「山羊の歌」の名の由来を追い、ニューミュージック、映画、テレビ、劇...
成城だより 上
成城だより 上 (講談社文芸文庫)
商品説明
成城に越して来て11年、運動は駅まで15分の片道だけ。体力の衰えに抗しつつ、富永太郎全集に集中、中原中也「山羊の歌」の名の由来を追い、ニューミュージック、映画、テレビ、劇画、広汎な読書、文学賞選考会等、80年代前半の文化、文壇、世相を俎上に載せ、憤り、感動する。70歳にして若々しい好奇心と批評精神で「署名入り匿名批評」と話題を呼んだ日記体エッセイ。上下2巻。
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本当に自由な精神
2019/02/12 22:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タンクタンクローリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の旺盛な知識欲には驚かされますが、と同時に、その背後にある真の意味で自由な精神の動きに魅了されます。たゆまぬ批判精神の運動によって著者は考えを、言葉を更新していきます。『レイテ戦記』や『堺港攘夷始末』が書かれた得たのは、このような恐れを知らない自由に検討する精神あってのことだったのでしょう。