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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.7 11件
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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2014/08/08
  • 出版社: 光文社
  • レーベル: 光文社新書
  • ISBN:978-4-334-03252-4

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一般書

電子書籍

「みんな」のバカ!~無責任になる構造~

著者 仲正昌樹 (著)

われわれが何気なく口にしている「みんな」とはいったい誰のことか? 稀代の俊英が、「みんな」というキーワードから現代社会の「病巣」、現代人の陥っている「空虚」に迫る。

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「みんな」のバカ!~無責任になる構造~

税込 693 6pt

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「みんな」のバカ! 無責任になる構造 (光文社新書)

税込 770 7pt

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みんなのレビュー11件

みんなの評価3.7

評価内訳

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  • 星 3 (4件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

「みんな」の神話が終わるとき

2006/07/05 23:30

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ほどほどの自由 - この投稿者のレビュー一覧を見る

子「なーなー○○買うてえなー、みんな持ってるのに僕だけ持ってへんねんで」
母「どこのみんなや、いっぺん連れといで」
 小学生時代、こんな会話に覚えのない人はほとんどいないだろう。さらに、実際に「みんな」を連れて来たという人は皆無だろう。「みんな」とは誰か、どこにいるのか、自明のようで実は正体不明・神出鬼没。そんな「みんな」の真実に迫るのが本書である。
 本書の刊行は2004年6月、時事ネタをかなり折り込んでいるので、今読むとやや鮮度の落ちた感は否めない。ただ、評者は読んでから気づいたのだが佐藤直樹『世間の目』(光文社)とほぼ同時期に出ている。示し合わせたわけではないだろうが、評者にはいずれも同じ事柄を両面から述べているように思えてならない。すなわち、「世間」とは「わたし」に対する同化圧力・異質な者の排除システムであり、「みんな」は「わたし」からの同化モメント・同質な者の異化システムである。『世間の目』を読まれた方は、本書もぜひ御一読されたい。両方を読んでこそ、どちらもよく理解できると思う。
 著者は、「わたし」を包んでくれていた「みんな」が消えたときに「みんなトーク」が現われるという。本書第5章にある小項目「『みんな』は後から来て、先に消えてしまう」を見て、評者は白土三平『忍者武芸帳』の影丸の最後の台詞「われらは遠くから来た。そして遠くへ行くのだ」を思い出してしまい、噴き出しつつもゾクリとした。まさに処刑されようとしている影丸は、もはやどこへも行けるはずがないのである。「われら」は影丸を着古した上着のように脱ぎ捨てて、どこか遠くへ行ってしまったのだ。
 未練がましく「みんなトーク」を連発すればするほど、「みんな」は遠くなる。その姿は滑稽千万なのだが、当人は必死だからわからない。「みんな」からいったん離れてしまわないと、「みんな」の姿も「わたし」の位置も把握できないのだ(オカンが「どこのみんなや」と言い放つ所以である)。が、こういうイタイ状況を回避する方法もある。別の「みんな」を用意しておくことだ。「こっちのみんなに爪弾きされても、あっちのみんながいるからいいや」と思えれば気が楽である(著者もこういう「ズル」をするという)。だが、このとき「わたし」は別役実の言う「スパイ」すなわち「最も自由なたましい」(「エヴノ・アゼフ」ちくま学芸文庫『犯罪症候群』より)になったのだ。この自由とは、裏切者の不安と寄る辺ない孤独の連続という、みじめで恐ろしい自由を意味する。だが21世紀初頭の「スパイ」は、源義経の八艘飛びのように軽々と「みんな」を乗り換える。その足場として、ケータイのメアド交換のような細く淡い絆を何百と取り結ぶのだろう。
 近代合理主義の要求する強い「個人」が虚構に過ぎないことは、とうに知れ渡った。惰弱な「わたし」を庇護してくれるはずの「みんな」も虚構と知ったとき、「わたし」は「スパイ」になっていた。では、「みんな」の虚構性が「みんな」に知れ渡り、誰もが「スパイ」になってしまったとき、世の中はどうなるのだろう。もしかするとそこは、索漠たる欺瞞の帝国かもしれない。しかし、万人の合意可能な「一般意思」(すべての法の前提となるべきもの)とは、ここにしか生まれないのではなかろうか。
 蛇足だが、本書の著者が法学部で教える教養系の先生で、『世間の目』の佐藤が工学部で教える刑法の先生というのも、何やら意味深長である。

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紙の本

「みんな」と「空気」と「無責任」な「主体」

2004/07/10 23:08

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:king - この投稿者のレビュー一覧を見る

仲正昌樹「「みんな」のバカ!」光文社新書

「みんな」という言葉が使われるとき、それは何を意味しているのか、そしてその「みんな」とはいったいだれのことなのか。さらに「みんな」のなかで「わたし」はいったいどうなっているのか。
そうしたいくつもの疑問について、「少しばかり現代思想的な視点を交えながら」辿るのが本書である。ただ、同じようなスタイルで書かれた「「不自由」論」にくらべ、まとまりがないというか、いくつもの論題を駆け抜けるように記述していき、まとまった結論を積極的に持ち出してこない。

そのなかで、わたし自身が本書で興味深く読んだのは「責任」の問題である。
たとえば三章は「「みんなの責任」をどうするか?」と題され、無限に責任が拡散していき、結局「みんな」という誰だかわからない全体のなかに「責任」が雲散霧消する事態について著者は論じている。
ここでも話題は多岐に渡るのだが、本書で具体的に論じられているもののひとつは日本道路公団前総裁の「藤井さん」である。

彼は「公団民営化」の時には改革派を自称したり、社長という肩書きを強調したりと、「わたし」を積極的に押し出し、権力者であることをアピールしていたのに、いざ自分が責任を問われたときには「個人が決めているわけじゃないんです。組織として決めているんです」と答弁し、自分は上(国=つまり国民)の言うとおりにしただけであって、何も責任はないんですという「責任転嫁」をはじめるのである。
この論調は、日本至る所で見られるものではないだろうか。いざ責任を問われると「みんな」がやっていたから自分もやった、と弁解する駐車違反の例が本書でも例示されているが、こういう場面において「みんな」ほど使い勝手の良い言い訳もないだろうというぐらいである。

「みんな」というのが「無責任」をもたらす「構造」であるということの一例がこれである。

しかし、そこで著者はヨーロッパ的な、責任を負うことのできる強い「主体」でなければならないと主張する訳ではない。むしろ、そういった「主体」のプレッシャーが、自己の責任や意志を「全体」に埋没させることができる「全体主義」を呼んだという逆説を指摘するのである。そもそも、「主体(性)」それ自体が文脈に依存したひどく曖昧なものであるということを指摘したのが「「不自由」論」なのだから、そんなことをいうはずがない。
ただ、著者は苛立っている。「みんな」という言葉が使われることによって、曖昧な共同体主義がはびこり、意図的に曖昧にされた「主体」が無自覚に用いられていることに。
これと似た事態として、よく使われる日本語に「空気」がある。「空気を読め」という台詞。
ポジティブに捉えれば、「場をわきまえる」ことであるが、しばしばこの言葉は「面倒を持ち込むな」ということを婉曲的に表現するために使われる。その「空気」とは、馴れ合いで楽しくやっている「みんな」の空間であり、そこになんであれ不和を持ち込むものは、その案件の正当性、妥当性にかかわらず積極的に排除される。そして、日本人はその「場の空気を乱した」ことに対して謝罪を要求される。
考えれば不思議な話である。不祥事会社の引責辞任もこれと似た話で、「みんなに謝らせる」というほとんど「見せしめ」じみた行為である。しかもこれには、責任者がいない。「空気」に「責任を負える主体」などないからだ。そして実際にはその事件なり被害なりに対して果たすべき責任が、いつのまにかうやむやになっていく。

いや、本当はもっと複雑な議論をしていて、その空気からはみ出てしまった「主体」が問題になる。それこそが、「バカ!」と言い放ち、「みんな」と距離を取った「わたし」の「主体性」の萌芽となる。

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2004/10/19 01:24

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2006/01/22 02:19

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2009/10/25 04:54

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2011/04/07 06:50

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2011/06/29 01:42

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2011/12/05 23:44

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2010/09/12 23:49

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2018/02/04 22:21

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2021/05/15 08:37

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