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ようこそ、古城ホテルへ ~昼下がりの戦争~
四人の少女が女主人をつとめる古城ホテル『マルグリット』に、お客さまが訪れた。ひとり旅だという客の名前はランゼリカ。目もくらむほどの美少女だけど、なんだか妖しい雰囲気で……...
ようこそ、古城ホテルへ ~昼下がりの戦争~
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ようこそ、古城ホテルへ 3 昼下がりの戦争 (角川つばさ文庫)
商品説明
四人の少女が女主人をつとめる古城ホテル『マルグリット』に、お客さまが訪れた。ひとり旅だという客の名前はランゼリカ。目もくらむほどの美少女だけど、なんだか妖しい雰囲気で……? さらに、女主人のひとり、ジゼットの祖国からも髭ヅラの軍人たちがやって来て、ホテルで秘密の会談を行うことに。そのうえ『戦争』だなんて怖い言葉も飛び出して、またまた古城ホテルは不穏な空気で包まれる……!?
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紙の本
戦争の火種
2015/09/17 16:27
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんなものでも分け隔てなく快適に滞在できる古城ホテル「マルグリット」には四人の女主人(メトリーゼ)がいる。亡国の姫君リ・ルゥ・アヌ・アル・ラサ・ファン・チゼ、花の妖精フェニアーノ・クロージニー、男装の軍人ジゼット・ロドマン、煌き魔女ピィ・キキラーチェだ。彼女は本来の自分の居場所を奪われ、そして自分たちの力で自分の居場所を手に入れた。
青銀の賢者サフィールと憐れな犬ヘンリーちゃんの守護の許、ようやく落ち着いてホテル経営に専念できると思ったのも束の間、ジゼット・ロドマンの祖国である軍国ボルドーの友人エラン・クリューガーがケリル王国から送ってきた手紙と共に、またもやトラブルが舞い込んでくる。
軍国ボルドーとケリル王国の交渉場所として選ばれた古城ホテル「マルグリット」には、ケリル側から革命指導者ヤウズと、海神の血統アミルおよび従者ウールフが、ボルドー側からゴルダス・ベイル大佐と化け猫ランゼリオ・アルジャーが訪れ、戦争の瀬戸際での交渉が行われることになったのだ。
旧友のピンチと女主人としての立場、そして故国への親愛の情に板ばさみにされながらも、全く揺れていないように見えるジゼット・ロドマンの内側にはどんな感情が隠れているのか?鉄面皮の麗人である彼女の素顔が垣間見えるかも知れない。