紙の本
買った方がトクと言えるようにするための指南本
2012/02/11 17:59
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雑読家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
(ほとんどの人はそうだと思うが)長期のローンを組んで住宅を買うには、単に物件のことのみならず一生のスパンで世の中変化と自分、家族の生活への影響を考慮に入れなければならいということをコンパクトにまとめてある。おそらく、この本を入り口に各分野をさらに掘り下げた本で学ぶのがよいだろう。例えばローンにまつわる検討項目に絞ってウサギのローンカメのローンは非常に丁寧に検討手順を解説してあるが、本書では一般の生命保険と住宅ローンにつける(つけさせられる)保険との重複などまでカバーしている。したがって、生命保険に関してもより掘り下げた本をあたるという感じである。文中印象的だったのは、著者でさえトクだと言える物件に出会うまで5年かかったということ。それくらい頑張れば、結構いい車一台分の金額はトクづることができると思う。
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不動産を売り買いする感覚をつかむために、読みました。
すごくわかりやすい言葉で書いてあってとっつきやすく、ところどころで、まとめてくれるので理解もし易い。
とても勉強になりました。
結論は、買い方を間違えなかったら持家がええで!
で、文句としては冒頭のグラフが読めない!
もったいない!ということでマイナス☆
それから、高評価ばっかりしてしまうので、もういっこ☆を遠慮しとこ。
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積算価格については勉強不足でよく知らなかったので、勉強になった。
でも、実際に使いこなせるかは、、、
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最終的な作者の考えと私の考えは違うが、
マイホームを検討している(しようと思っている)方には是非一度読んでもらいたい一冊。
その内容を自分なりにしっかり考えて購入に進む方が、賢い買い物が出来る方なんだと思う。
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役に立たないこの手の本の中では秀逸。
一番の収穫は中古マンションのフェアバリューの出し方。FV=対象戸面積/総マンション面積x(公示地価 + 建築年の工事単価)公示地価、工事単価は開示情報。
そのほか、新築マンションのプレミアムははげるのに10年以上かかる。タワーマンションの本当の価値は今は事例がないので分からない。方角は新築時ほど関係無し。など中古マンション業界を読む上で最初にには最適。
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賃貸、購入どちらがお得か⁈
を知るために、本書を買ってみた。
[(自分にとっての)優良情報]
その人のライフスタイルに合った方を選択すべきであって、どちらがよいかは一概に言えない。
ローンは、早く返せばよいというものではない。現在と将来のキャッシュフローを見極めながら、考えるべき。
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タイトルからして「住宅購入ゴリ押し」の本かと思ったら、
全くそんなことはなく、いい意味で裏切られた。
著者はFPの立場から、マイホーム購入がトクなのではなく、マイホーム買う以上トクしなければならない、と説いている。
その上で、本の中ではその方法論をいくつか紹介してくれている。
この手の本はどれも似たような内容だけど、この本は住宅購入を考えるにあたって知っておくべき内容がコンパクトにまとまってるので、なかなかオススメ。
最後に著者は言う。
「価格が下落するものを借金をしてまで買うという行為が有利である訳がありません」
うん、肝に命じよう。
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さしあたり、マイホーム購入が現実味を帯びてる訳じゃないけど、お金の動きの勉強も兼ねて、と思って手にした本。固定資産に関するおおよその概算方法とか、ローンの組み方のコツとか、そういう点で学べることは多かった。実際に購入!ってときがきたら、またあらためて手にしたい本でした。
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家を買うというということに、少し否定的な感情を持っていた私にとって、「もっと割り切って、建て替え、住み替えを一度はする、という前提で住宅選びをした方が現実的」という考え方はストンと納得できるものだった。
背伸びをして高い家を買って一生そこに住むというのは、家族構成が変わったり、もしかしたら仕事が変わる今の時代では、あまり納得できない。
住宅ローンを払うために懸命に働いているのは馬鹿らしいという人もいるが、それ以上に、一つの土地に縛りつけられるような感覚が苦手。夏と冬で着替えるように、住み替えが自由にできたらいいと思っている。それが可能になるような住宅政策とはどんなものかと、この本をヒントにぼんやり考えている。
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一言で言えば、イマイチ。いや、イマサンぐらいかな。
『一生賃貸!』の書評でも書いてるけど、自分としては仕事柄、マンションであれ戸建てであれ、家を買おうと思ったことは無い。そんな自分に「やっぱり家を買った方が好いのかなぁ??」と、気持ちをグラつかせるぐらいの「強い言葉」を投げかけてくれることをタイトルから期待していたので、完全に期待外れ。
今年(2012年)の出版だけど、今の時点で買ったマンションに40年後も資産価値が幾許かは残っているはずだとか、不動産価格が上昇していけば実質的な負担は減るとか、3,000万円の物件であっても少し待てば2,500万円になって安く買えるかもしれないとか、高い物件でも値引き交渉に応じてくれる場合があるからまずは値切れとか、とにかく希望的観測に基づく平和な話が多過ぎて、しかも、そんな仮定した条件をいくらかなりとも立証するなり正統化するなりの論拠がほとんど示されていない。
購入後に転勤や転職した場合の対処法なんかも、あっさりと「貸せばいい」で済ませてるし、そのためには「貸せるような物件を探そう」でおしまい。借り手がいない場合はどうする?本当に貸しておけば何とかなるの?借り手がいなくても、何とか凌げるワザはないの?
そういう疑問に答えて、買おうとしている人の不安感を払拭するのが、こういう本の存在意義だと思うんだが。自分が住まなくなったら貸さなきゃな、ぐらいのアイデアは、わざわざファイナンシャルプランナーに聞かなくても分かるわい。
この状態で、「買った方が得だから検討してみては?」と言われても、首は縦にはふれんなー。
ただ唯一、買う場合と賃貸の場合とどちらが適しているかといういくつかのモデルケースに対して、「このケースの場合は賃貸が好い」ときちっと断言しているところは好感が持てました。昔、とあるマンガを描いてた作家みたいに持論を何としても曲げまいとする論客の場合、何がなんでも自分が信じる「こっち」の方が唯一の正解であり正論だよ、ということになってしまうので、「この場合は自分が勧める方向に合わない」ということをしっかり言えるのは素晴らしいと思いました。
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タイトル的には、「持ち家万歳」な内容かと思いきや、賃貸と持ち家それぞれの利点とリスクをわかりやすく紹介してくれている良書です。
が、わかりやすいが故に、逆に悩むかもしれません。
先に苦労するのをとるか、後に苦労するのをとるか、財産としての住宅の価値を信じるのか、自分の稼ぎがこれからもこのまま続くと信じるのか、十人十色の結論が待っているのでしょうね。
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マンションは借りてもいいですよ。
でも、時と場所によっては買ったほうがトクなのも間違いない。その見極めがとても難しいんだけど。
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最近マンション群が目に入る。
建設しているということは確実に新築物件。
今、何十年振りかの株高なので、バブルなのだろうか?
不動産について知識が無いので、買う理由を知りたく軽く読める本。
これから金利が上昇するような気がすので、買いなのだろうか…
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買ったほうがトク! とは残念ながら思わなかった。
だって、不動産マーケットは、圧倒的に買い手に情報が少なく、その情報の非対称性を覆すには、並大抵のことでは済まないということを、改めて感じたから。
とはいえ、住宅ローンに「元利均等返済」と、「元金均等返済」の二種類があり、何も言われなければ前者になってしまうこととか、フラット35も、融資事務手数料がかかったり、団信保険は別建てだったりとお金がかかることもあることなど、勉強になった。
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・土地の積算価格は4つの方法で出せる
時価
公示価格
路線価
固定資産税評価額
価格の差の目安はそれぞれ、100-110,100,80,70%
建物の積算価格は、
標準工事費×建物面積×(耐用年数-築年数)÷耐用年数
木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造
の、標準工事費・耐用年数は、
15.8,19.4,18.2,19.7万
22,34,47,47年
・在庫がダブついてる時の、売れ残りが安く買える
・ハザードマップを考える