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瞼の媽媽 自力で帰国した残留孤児の手記
著者 城戸幹
1970年、日中の国交が断絶していた時代に、自力で奇跡の帰国を果たした青年がいた――。4歳に満たぬうち、満州で日本の両親と生き別れ、「孫玉福」として貧しくも養母に愛情をも...
瞼の媽媽 自力で帰国した残留孤児の手記
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瞼の媽媽 自力で帰国した残留孤児の手記 (文春文庫)
商品説明
1970年、日中の国交が断絶していた時代に、自力で奇跡の帰国を果たした青年がいた――。4歳に満たぬうち、満州で日本の両親と生き別れ、「孫玉福」として貧しくも養母に愛情をもって育てられた著者だったが、大学受験を前に生活は激変。歴史に翻弄されながらもうひとつの「戦後」をたくましく生き抜いたひとりの男が記す凄絶な運命の物語。
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紙の本
嫌中本よりこういった本を読むほうがよい
2016/05/26 21:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tomoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
中国残留日本人孤児が、中国人の親に引き取られて生活し、自らの親を探しあて、帰国するまでの孤高な努力の物語。
戦争で敵対した日本人の子を引き取って、自分の子同然に育てた中国人の姿。
書店に並ぶ嫌中本よりは、こういう生身の歴史を読むほうがいい。
著者の父親の物語であり、その人生をたどる娘のロードムービーともいえる。
私の子どもにも、学校で学ぶ歴史やネットで氾濫する情報だけではなく、こういう本を読んでほしいと思う。興味を持つように本棚においておく。