紙の本
女の言い分
2013/11/15 11:04
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投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性の気持ちは難しい。
女の言い分は、男には難しいです。
しかし、タイトルはぴったりですね。
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後半飽きました
2021/11/23 16:33
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投稿者:さな - この投稿者のレビュー一覧を見る
中村うさぎさんの事は、約20年前くらいから好きで、この本も漏れなく下品な表現が組み込まれていましたが、そこは好きなので問題ないとして、内容も、深いのですが、何せ後半が同じ事を繰り返し書いてあったので、元々時間がないというのと、飽きてしまって完読出来ませんでした。
もう少し後半を短くギュッとまとめていらしたら、完璧でした。
電子書籍
忘れてましたが…
2016/01/30 20:34
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投稿者:満点 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔、書店で立ち読みしていた本でした。
というわけで新鮮味に欠けた印象を抱いてしまいました。
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中村うさぎ、デリヘルになるの巻。
男を待つエクセで読むにしてはシュールだなと思う本だが
基本的にはそんなのかんけーない!!!で乗り切る。
デリヘルさんをやるまでの顛末とその後の発見された新たな自分の
疑問と考察がのっているんだが、なんだかこの人の世界は
本当に見ていて近いと感じることが多い。
自分が抱いている疑問とかね。
心は擦れる、慣れる、そして依存する。
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自分の中にあった言葉にできないすっきりしない部分を言語化してもらったような感覚。
腹をえぐりながらも、自分と向き合う中村うさぎは、勇ましくて潔い。
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作者、好き勝手に主張できてお金もらっていいなぁ
デリヘルの真意を彼女なりに解釈できたみたいです
後半が同じ主張の繰り返しなので激しく退屈です
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うさぎさんやっぱり好きです。
でもこの本の話を彼氏にしたら全然共感してくれなくて、やっぱり男性には理解されないものなのだろうな・・と思いました。
うーんフェミニズム的な?
いいんだけどね。私幸せだし。
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中村うさぎ好きです。自分の考え方をしっかり持っているというか。共感するしないにかかわらず、彼女なりの意見を読んでいると気持ちがいい。デリヘル嬢って、そういう疑問があっても簡単にやろうと思えるものじゃないと思う。
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面白い
中村うさぎさんはとても頭がいい方だなと思う。
賢過ぎてなんだか苦しそうな気がする。
形にならなかった気持ちを具現化して頂いたような本でした。
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自分の中にあるもやもやを的確に言葉にして貰えた感じです。だからと言ってもやもやがなくなるわけでもないのですけど。
こういうものに真正面からぶつかって行ける中村うさぎという人は繊細かつとても強い人なんじゃないかと思いました。
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女の子でいたい、でもいたくない。なんなんだろ、って自分でも思うけど。日常でやりづらいから、見ないふりしてる。
でもどんどん正面から行ってる。誠実な本です。
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この本を読んだのは2年前なんですが、常日頃疑問に思うことや不満と通じるものがある気がして個々にレビューとして綴る。
2012年9月の話。
※今から吐く毒は、「一個人」として吐くものです。
最近勤め先(某学校)で、男生徒に「やらせてくれっ!」って迫られ、襲われそうになった女子生徒(未遂)が、友人のススメで先生にその事実を学校に訴え、そのため加害者の男子は職員会議で何があったかを詳細に全教職員に知らされる事になった上、退学の危機に陥るという事態になったということがあった。
学校の対応としては、別に間違いはないし、女が泣き寝入りするなんてあってはならない。(まぁ結局何も起こってないんだが。)だから別にこの学校側の対応にどうこういうつもりは全くない。
わたしがこう感じるのは、おそらく私が「アバズレ」なのでしょう。
「『生徒』として間違ってないけど、『女』としてどうなのよ。」と。
「やらせてくれ。」と言わせる要素が女子側にも恐らくあったであろうということとともに、
男が血気盛んな10代後半の野獣どもっつう認識だって、女子側にはあるでしょう。
「やられるかもしれない」という可能性があるのなら、まずそんな環境作るべきじゃなかったってこと。自分の身くらい自分で守れ。
プラス。まぁわたしがアバズレなんでしょうけど、
うまくかわせなかったのかなぁ…。
のらりくらりと、「またね。今度ね。」「今生理中」もしくは「お前とやるほど安くねーよ。」と一喝。
これ、言っちゃだめだけど、話聞く分には、 その男の行動、20年前の女落とす時の男の行動ママだと思うわ。ある意味ダメ元でもガンガン食い下がっていったそのガッツは現代の男にはなかなか見られない。
まず最初に「彼氏いる?」とかいう詮索入れて、
「いないよ」=「俺と付き合ってもいいというメッセージ」
とかいうご都合主義甚だしい解釈につなげる
傷つくことをしたくない甘ちゃんよりはよっぽど男だわ。バカだけど。いや、男はおバカか。だから正直「退学どうこう」を学校が言っちゃうのはなんか違う気もしちゃう。女の方にもそこまでの制裁加えさせてしまうだけの落ち度が本っ当になかったのかと言われたら、自分の潔白さを証明できないんじゃないかっつう。
※追記
もういっこいっすか。
今朝の話。
SHRの時間になっても教室にいない女子が3人いて、なんだとおもってトイレに行ったら、過呼吸で苦しんでるクラスの子がいて、保健室に運ばせたという話。
今就職試験まっただ中で、緊張のあまり出た(もともと出やすい。元A◯Bの誰かさんと一緒。)のかと思い、よくよく話を聞いてると、
「彼氏と一モメあったから。」
だって。担任に聞くと
「あいつが過呼吸出す理由、他に無いですよ。」と。
わたしは、平安時代の恋愛話なんかを紐解くに、
「恋焦がれて死ぬ」だの「好きな男を追い求めて息絶える」だの、ンなことあるかーい!と、か弱いお姫様体質なんてクソ喰らえと思っていた人間なんですが、
なんともまぁ恋愛体質って、体の構造としてあるんですなー。
わたしは見苦しいくらいに生命力に溢れてるんで
「今わたしがここで「怪我」とか「病気」になんて状態に陥ろうものなら、一体どんだけ人に迷惑かけるか!」
と思った瞬間、病気怪我、なきものになりますからね。
39度近い熱を数日間出しながらも、
「出勤せねばならぬ。」と思った瞬間に
日中は平熱に戻るっつう便利な体をしています。(仕事が終わると熱が出るんですなぁ。不思議な事に。)
こんな人間にはならんでいいので、
せめて男と喧嘩したくらいで過呼吸で倒れんでくれよ…。
と、教師にあるまじき感想かもしれませんが思ってしましましたとさ。
追記の追記
何でこんなにもこの顛末に疑問を抱くのかということを考えてみた。
わたしは男なんて大嫌いだし、「やらせてくれ」と迫った男を弁護するつもりは毛頭ない。
ただ、「襲われそうになった」→「先生に言った」→「加害者とされる側が制裁を受けた」
この図式が成立するのは前述のとおり、「最低限自分で自分の身を守ることをした」ときに成り立つものな気がしてしまう。
言葉を選ばないといけないところだけど、
「女性の権利」を主張するのなら、それなりに女も強くなきゃいけないって思うのは、私が男よりの考え方をしているのかなぁ。
「女って弱いんだから気を使ってよ!}っていう権利の主張の仕方って何か違和感を感じる。
「女って弱いんだから、その弱さに漬け込んだ男が報復を受けるのは当然の結果だ」って言われてるみたい。
何を持って「女は弱い」のかを履き違えんな、ってことよ。
少なからず日本は男社会だから、社会に出ている時の女性の立場は未だ弱い。私もそれは認める。私も今と同じように働きながら子育てだなんだとか色々無理!とか思う。基礎体力も男に劣るのも確か。
だから、働く女性の権利だったり、子育てしやすい環境であったり、「もともと違う性差」を埋める努力も男はすべきだと思うし、女も権利を主張していいと思う。
でも今回の一件って違う。
自分の身を自分で守る努力をしたかを問う前に、学校は男に退学に近い措置を下した。もちろん他に手立てがなかったのだとは思う。
でも、高校生ってそこまで子ども?
だって子どもと一緒よ。女の弱さを子どもの弱さと履き違えてる。
「自分は何もできないひ弱な存在です。か弱い私を守ってください」って要求を、学校が認めちゃったのよ。今回の一件。
女の主張は「子どもの主張」なののい、男は「大人としての制裁」が加えられているという奇妙なギャップ。
それ、間違ってるんじゃないんだけど、
被害者の子が「これでいいんだ。」って思ってしまった���したら、そこに関しては大きな間違いだと、私は言いたい。
「女は弱いままでいい。何もできなひ弱な存在でいい。庇護されるべき存在でいれば誰かが助けてくれる。」
ねぇ、それ、すごく恐ろしいことよ。
男はこの件で大人に成長するきっかけを得たけど、
女は今回の行動で、多くの人に「その考え方でいい」=「子どものままでいい」っていう間違った考えを植えつけちゃったものじゃない。
女の弱さ、履き違えんじゃないよ。
女の弱さは、子どもの弱さなんかじゃないよ。
最低限自分の身は自分で守らなくてどうすんの?
「これでいい」って思っちゃったら、女は同じ事繰り返すわよ?それは男女の関係に限った話でなく!
わたしは、とんでもないことをもしかしたら、暗黙の了解のうちに認めてしまったのかもしれません。
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薄くてあっという間に読めるけど、内容が重かった。
ジェンダー的苦悩を体を張ってありったけ表現した本。
しかし読んでいる間、自分の居場所がなかった。
「女として認められなければ自分を肯定できない」
という感覚がつかめなかったからだ。
自分の「女度の低さ」故?
しかし、とっくの昔に淘汰されれるべき、
(とっとと定年して淘汰されたまえ。アーメン)
「セクハラ」オヤジが今も沢山いるんだね。
そういう人種が身近にいない、もしくは気づかない
今の環境を感謝すべきか。
ところで。
著者は女性をひとくくりに「味方・被害者」風に
扱っているが(まぁジェンダーを扱うならしょうがないよね)ひとこと。
老若かかわらず、女だって同じぐらい卑劣である、と。
なぜか矛先が同姓に向かうことが多いけどw
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著者は、自分の体を使って
『自分を知る』試みをやり続けてるんだと思った
(文中では「自己確認」と表現してた)
頭だけで考えたり人から聞いた話じゃなくて、
自分自身が動いてぶつかって
その実体験から得られたこと
=自分についての発見・葛藤などの心の動きなど
を整理して言語化してるんだと思った
わたしも同じ。
「生きづらさ」の形を表す媒体が違うだけで
やろうとしてることは「自分を知る」ことと、
そこからの【自尊心の回復】。
その他、男性と性に関する考察や
日本社会で女性が抱える問題や葛藤についてもわかりやすくかつ書かれてて、なるほどーとおもた
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(中村)うさぎさんのデリヘル体験記とも言えますが、
内容的には体験を通した思考整理記という印象でした
“そんなもん、単に問題の摩り替えでしょ。
私はね、自分の抱えた問題の意味をきちんと考え、的確な答を出したいの。
もちろん、的確な答に辿り着くまでに間違った答を出してきてしまったり、
奇妙な方法を選んでしまったりするかもしれない。
私はバカだから、そんなに簡単には正解には行き着けないのよ”
という言葉、とても印象的であり、激しく共感できました