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祈りの朝
著者 矢口敦子
高校教師の安優海は、臨月を迎え産休中。大学研究職の夫が寝言で女性の名前をつぶやき、浮気を疑い始める。研究室の女性ではと疑心暗鬼になり、定期健診の後、夫の職場に向かおうとす...
祈りの朝
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祈りの朝 (集英社文庫)
商品説明
高校教師の安優海は、臨月を迎え産休中。大学研究職の夫が寝言で女性の名前をつぶやき、浮気を疑い始める。研究室の女性ではと疑心暗鬼になり、定期健診の後、夫の職場に向かおうとするが……。同僚教師の傷害事件を知らされたり、卒業生と偶然再会したり、予測不可能な事態が次々に起こり……。東日本大震災からの再生と家族の希望を描く。心揺さぶる衝撃の問題作。
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紙の本
ミステリーと思いきや
2021/07/08 10:54
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
産休中の高校教師・安優海は夫の寝言で女性の名前を口にしたことで浮気を疑う。
彼女は夫の浮気を確かめるため、夫が勤める大学の研究所を訪問する。寝言で口にした名前の女性と会うためであった。実際、夫は浮気をしていたのか・・・。
同僚の先生が事件に巻き込まれたところまでは興味深く読めました。しかし、浮気相手の女性とのやり取りから、内容がよくわからなくなりました。宇宙を絡めた話や物理学の内容等についてはあまり必要性を感じなかった。また東日本大震災の描写が殆どなかった(気づかなかっただけかもしれませんが)ため、震災の影響を受けたとは思わなかった。ちょっとした夫婦再生の内容でした。
今まで矢口さんの作品は外れがなかったので、期待しました。しかしこの作品は期待が大きかったが故に、残念な気持ちがいっぱいです。