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電子書籍
BLANCA エディルフォーレの花嫁
著者 著者:スイ , イラスト:松本 テマリ
名前すら持たない奴隷の少女は、牢獄に囚われた青年軍人と出会う。彼の手で、光のあたる優しい世界へと連れ出された少女は、名前と、言葉と、愛情を与えられて、強く美しく成長してい...
BLANCA エディルフォーレの花嫁
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BLANCA エディルフォーレの花嫁 (一迅社文庫アイリス)
商品説明
名前すら持たない奴隷の少女は、牢獄に囚われた青年軍人と出会う。彼の手で、光のあたる優しい世界へと連れ出された少女は、名前と、言葉と、愛情を与えられて、強く美しく成長していく。しかし、彼に抱いている想いが恋だと知った時、彼女には大きな選択が待ちうけていた――。せつなさと優しさあふれる、彼女と彼の8年を綴ったWEB小説を書籍化。
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紙の本
花が育つのに必要なのは、ひかり、みず、それからあい
2021/07/27 17:23
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
【ネタバレ】
「少女小説ガイド」掲載で気になり。
北の国で奴隷として牢番をさせられていた名無しの少女は、
捕虜として囚われていた敵国の青年の手を取って彼についていった。
ブランカと名付けられた少女が青年の養女として大切に育てられ、
言葉もわからない幼少期から、恋を知り苦しみ抜いて
最愛の彼の隣に立つに相応しく成長するまでの8年間の物語。
現状「少女小説ガイド」きっかけで読んだ作品の中で一番良い。
性癖を抉られた。あまりにも尊い。
二人の互いを思いやる気持ちや行動ににやける顔が抑えられず、
胸が詰まるような恋に零れる涙が止まらなかった。
近年のラノベに慣れすぎた私にはリユン視点がほしくてたまらない。
彼がいつ、どの時点でブランカを娘として見られなくなったんだろう。
夜会のところではもう父親ではなく男としての態度だったよね。
あとブランカが進路を決めた経緯とか信念が謎なままだったのが、終盤ちょっとついていきづらかったかな。
webには書籍では削られた幕間や後日談もあるので、気に入った人は読むと楽しいと思う。