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日御子(上)
著者 帚木蓬生
代々、使譯(通訳)を務める<あずみ>一族の子・針は、祖父から、那国が漢に使者を遣わして「金印」を授かったときの話を聞く。超大国・漢の物語に圧倒される一方、金印に「那」では...
日御子(上)
日御子 上 (講談社文庫)
商品説明
代々、使譯(通訳)を務める<あずみ>一族の子・針は、祖父から、那国が漢に使者を遣わして「金印」を授かったときの話を聞く。超大国・漢の物語に圧倒される一方、金印に「那」ではなく「奴」という字を当てられたことへの無念が胸を衝く。それから十数年後、今度は針が、伊都国の使譯として、漢の都へ出発する。
目次
- 第一部 朝 貢
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話がちょっと平板かな
2022/11/07 09:38
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
日御子という題名にも関わらず邪馬台国の卑弥呼は上巻では登場しない。通訳の苦難を述べた話で、様々な苦労 特に辞書も何もなしでの異国語習得という困難を克服する話は感動的でもある。悪人 野心を持った人間が登場しないので、安心して読めるが、その分 話全体が平板になったかな。