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  • カテゴリ:一般
  • 販売開始日: 2015/02/07
  • 出版社: 早川書房
  • ISBN:978-4-15-001890-0

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ありふれた祈り

著者 ウィリアム・ケント・クルーガー , 宇佐川 晶子

〈アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞/バリー賞/マカヴィティ賞/アンソニー賞受賞作〉1961年、ミネソタ州の田舎町で家族とともに暮らす13歳の少年フランク。そのごく平凡...

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ありふれた祈り

税込 1,166 10pt

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〈アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞/バリー賞/マカヴィティ賞/アンソニー賞受賞作〉1961年、ミネソタ州の田舎町で家族とともに暮らす13歳の少年フランク。そのごく平凡だった日々は、思いがけない悲劇によって一転する。少年の人生を変えた忘れがたいひと夏を描く、切なさとほろ苦さに満ちた傑作ミステリ

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みんなのレビュー31件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

二つの祈り

2015/08/09 12:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:arima0831 - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて読む作家。ミズーリ在住で、大学で教え乍らの作家生活らしい。過去にはシリーズになった作品もあるが、ワタシは残念ながら読みそびれている。

夏のある日、一人の少年が鉄道で事故死する。その真実に謎があり、周囲の子供たちは不思議がっている。前半は何やら不吉な予感を孕んで、暗い波動がどこに向かうのか見えぬまま、何かと複雑な人間関係をあれこれ覗いては繋ぎ、あるいは切り離す。

十代初めの少年がいて、それよりもっと幼い弟がいる。弟は失語症で、しゃべろうとするとどもる癖がある。姉は将来性を見出されてジュリアードに進もうとしているのだが、何故か意志がはっきりしない。どうも田舎に残って、そばにいたい男性でもいるらしい。

中盤でこの姉のアリエルが失踪し事件となる。
そこまでは暗く熱い波動を孕んだ予感にすぎなかったものが、目の前で家族を脅かし始める。
アリエルの失踪に関わったのは誰なのか?
そしてどのように?

一貫して話を支えていくのは、謹厳実直でかつ高度に知的な牧師のネイサン。この少年の父でもある。
彼の祈りは情緒的でなく、大きく広くさまざまな人の心を覆い尽くす。

状況がますます錯綜し、すべての人がどうしていいか途方に暮れている時の、彼の「祈り」は実に深く重いところから心を前向きにさせる力が宿っている。

いっぽうで、そんな立派なエネルギーに満ちた「祈り」を退け、ごく当たり前の祈りを求める母。
その「ありふれた祈り」は、少年に奇跡をもたらす。

1960年代のことなので、ネイティブアメリカンはあからさまな人種差別にあっているし、女性の行動規範は今とは比較にならぬ古臭いコードで縛られている。そうした厳しい時代背景の中で、辛い思いを胸に抱えて人々が、神の名を頼りに心の傷をいやすことはできるのだろうか?

ミズーリあたりの自然描写が生き生きとしていて、陰惨な話に明るい光を投げかけてくれる。
暗い奔流のような話の流れが行きつく先は、意外や光に満ちたところで、切ない思いの中で複雑な謎を提示しながらも、読み終わって。非常に救われた思いになった。

少年を成長させるひと夏の物語、というのはよくある背景なのだが、そういう類の話としてもなかなか上出来なのではないだろうか?

対立する二つの祈りのシーンがそれぞれ素晴らしくて、それぞれに泣ける。
全編大変映画的な映像が行間から立ち上がってくる話なので、どこかで映画化されそうな気がする。

正直なところ前半がやや冗長なので、ここでは多少忍耐がいるのだが、後半に入って話の奔流に巻き込まれると、一気にラストまでのみ込まれてしまう。謎自体は非常に単純なものだが、二転三転する展開は牽引力抜群。二つの祈りに集約される、濃厚な人間ドラマが印象的だった。

非常に気に入ったので、他の作品も是非読んでみたい。

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紙の本

クレストブックスでもおかしくない。

2015/09/29 17:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

これはもう、何故かわからないけどタイトルにぐっと胸を掴まれて。
 きっと、多くの人はなんでもなく平凡な日常を過ごしていくのに、取り返しのつかない出来事にその平穏を破壊されてしまった人々というのは必ずいて、なにも知らなかった過去を取り戻したいのに取り戻せない、そんな物語なんだろうなぁ・・・、といろいろ想像してしまいました(また、表紙も抽象的な感じですし)。

 すっかり大人になった“わたし”は、13歳のとき、1961年の夏を思い出す。
 すべての始まりは機関車にはねられて死んだ少年ボビー・コールだったのか。 それとも少年の無力さや非力さを自覚していなかった“わたし”の未熟さ故だったのか。
 個人的にも好きな<少年もの>ジャンルではありますが、大人視点からの回想なので瑞々しさは弱め。 その分、文章に深みがあるというか、「これって新潮社クレストブックスに収録されてても違和感なくない?」と感じてしまう文学性の高さが素晴らしい。

 私個人は無神論者ですが、<祈り・祈る>という行為に意味はあると思っています。今作で描かれる神はキリスト教ですが、それが読解の妨げになることもなく。
 事件そのものは犯人がすぐわかってしまう単純なものですが、この主題はむしろ大切な人を失くしてしまったあとの気持ちのありようや家族や他の人との絆、自分自身意識しない偏見の存在の自覚など、平凡に生きていたら気づく必要のないことに気づいてしまう苦悩と、けれどそれ故により深く相手を見つめられるという利点を得られたような気がするけれど、それもまた事件のために苦しんだせいと考えてしまうような。まるで生きている自分と死者たちとの違いはほんのわずかにすぎないと理解することが救い、とでもいうような。
 2歳下の弟ジェイクに比べて、普通もしくは些か愚鈍な“わたし”が語り手だったのも読み終えてみたらそれでよかったと思えた(途中はかなりイライラさせられたが)。
 ありふれた祈りが必要なのは、それが普通の人だから。

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2014/12/17 00:08

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2015/04/10 21:35

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2015/01/07 14:12

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2015/01/22 16:43

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2015/02/14 21:48

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2015/08/09 14:46

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2015/03/23 23:35

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2015/04/19 16:28

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2017/05/13 11:02

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2015/05/27 08:37

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2016/02/11 19:32

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