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「バカダークファンタジー」としての聖書入門
著者 架神恭介
キリスト教徒が全力で見ないふりしてる、聖書の真実。神は気まぐれに人を惨殺し、キリストはチンピラのリーダー、モーセは十戒の石板を叩き割る──! キリスト教の教典『旧約聖書』...
「バカダークファンタジー」としての聖書入門
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「バカダークファンタジー」としての聖書入門
商品説明
キリスト教徒が全力で見ないふりしてる、聖書の真実。神は気まぐれに人を惨殺し、キリストはチンピラのリーダー、モーセは十戒の石板を叩き割る──! キリスト教の教典『旧約聖書』『新約聖書』は慈愛にあふれた書物というイメージだが、実際は殺す・すねる・嫉妬する・陥れる・後悔すると、クズエピソードのオンパレード。しかも人間だけでなく、絶対の唯一神ヤハウェも普通にやってます。矛盾と残虐行為の向こうに見える、古代の人々が神話に込めた人間臭さが満ち満ちた“聖書”の真実、ご覧あれ。
目次
- はじめに
- 本書を読む上でのお約束
- イスラエルのおおまかな流れ
- I 旧約聖書
- 1.律法
- ■創世記──天地創造からすでにツッコミ所満載
- ■出エジプト記──中間管理職モーセの苦悩
- ■レビ記──ヤハウェに仕えるためのルール集
- ■民数記──邪神覚醒! 民は虫ケラのように殺される
- コラム ヤハウェの統治下が劣悪な7つの理由
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労作!(特に北斗の拳ファンにお勧めかも)
2020/06/03 23:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
聖書というのは世界一のベストセラーと言われるのですが、ストーリーはめちゃくちゃ、伏線無し、オチなし、キャラクターの一貫性無し、登場人物はやたらと多く歴史的に何年なのかも分からない、この章に意味があるのかどうかも分からない、新約聖書なんてイエスの養父の(だってヨセフ様はイエス様のお父さんじゃない設定なのに。っていうかもうその設定についていけない……単性生殖で母体とは別の性の子供を産むのって難しそうだ)系図から始められても読む気がしない、など……何十苦もあってチャレンジしては挫折している書物なのですが、この本のおかげでよく分かりました。ありがとうございました。
この本も相当長いのですが、くだけた表現と現代日本人らしい突っ込みと考察のおかげで楽しく読めました。
挫折するのも当然だし、日本の仏教徒の家に生まれて助かった(聖書の勉強をしなくてすんだ……)と心の安らぎを得られました。
なんとなく世界史の参考書みたな感じの構成(あるいみそうですね)なのも親しみ深く、巻末にキャラクター設定表がついています。
西洋美術の解説書にあるようなカッコイイ聖人像は瓦解しますが、イエス様は子供好きの、根はいい人ぽくて好感もてる人だったらしくて良かったです(安心したの意)。
それにしても、この分厚さ、この内容の濃さ、読み込みで、この値段は格安。執筆にどのくらい時間がかかったことか。割に合っているのだろうか、読者としては良心価格で嬉しいのですが、ちょっと心配になりました。