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天の科学史
著者 中山茂
「天への恐れ」から星の観測は始まり、その意味を説明するために占星術が生まれ、正確な「暦」が権力者の権威を高める。やがて天動説から地動説へとパラダイムは転換し、天体力学の隆...
天の科学史
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天の科学史 （講談社学術文庫）
商品説明
「天への恐れ」から星の観測は始まり、その意味を説明するために占星術が生まれ、正確な「暦」が権力者の権威を高める。やがて天動説から地動説へとパラダイムは転換し、天体力学の隆盛を経て、天体物理学と宇宙開発競争の時代へとむかう。民俗や宗教、数学や物理学を巻き込んで展開する最古の科学＝天文学の歴史と、人類の宇宙観の変遷をたどる。
目次
- 序 論
- １ 星座について
- ２ 占星術
- ３ 暦の話
- ４ 時の話
- ５ 宇宙論の歴史
- ６ 天体力学
- ７ 望遠鏡の話
- ８ 天体物理学について
- ９ 結び──あなたにとって宇宙とはなにか
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天文学の歴史
2020/12/31 10:04
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
古代の暦の作り方や占星術から最新の電波望遠鏡や天文物理学までの天文学の歴史がわかりやすく書いてあり読みやすい。原書が1980年代に出版なので最新のところはもっと進歩しているのだがそれを差し引いても面白かった
電子書籍
天への愛とも言える本
2021/08/24 18:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：ネコブ - この投稿者のレビュー一覧を見る
占星術的なものとして購入してみましたが、実はリアルな宇宙の歴史でした。今では流されて端折られてしまうような様々な出来事も、とてもわかりやすく順を追って解説されていて、さらに宇宙と言うものが身近になった気がします。僕は天文家でも研究者でもありませんが、最後まで読み終えたあと、もっと宇宙は自由で良いのではないかとも思えて、心が楽になった気がします。偶然、間違えて買ってしまったのだけれども、この本に出会えてよかったです。
