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福原京だるまさんのレビュー一覧

投稿者:福原京だるま

1,278 件中 1 件~ 15 件を表示

大国に翻弄されるも民族の誇りを守ってきた歴史

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

キエフ・ルーシがモンゴルにより滅亡した後にポーランド、オーストリア、ロシアと周辺の大国に支配され独立を宣言しても潰されてきた歴史がわかる。しかし何度独立が潰されても復活してソ連解体後についに独立を果たした歴史に感慨を覚えた。しかし現在(2022年)ロシアの侵略により再び危機を迎えているがプーチンの言うウクライナはロシアの一部で存在しないというプロパガンダが大嘘であることが本書を読むとわかる。

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画期的な仏教書

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ブッダについて平和主義者であったとか平等主義者であったというような評価を目にすることが多い。それらの評価は仏典の都合のいいところだけを抽出しており、不都合なところは全て後世の弟子による改変であると述べている学者が多かったが本書ではそういった現代人による願望をブッダに投影するのをやめて仏典から読み取れる素直なブッダ像を提示しており面白い。単にブッダが現代的視点では相入れないようなことも言っていた(それ自体は古代インドという時代背景を考えれば当たり前で非難には当たらない)ということだけでなくブッダの思想のどこに先駆性があったのかをバラモン教や他の沙門宗教と比較し業報輪廻を前提としながらも無我説を解いたこと縁起の逆観で煩悩を滅することで業を消すことができることを「発見」したことが提示されている。

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ペルシア帝国

ペルシア帝国

2020/10/11 20:23

ペルシア帝国の内情

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

本書で記述される2つのペルシア帝国(ハカーマニシュ朝・サーサーン朝)と言えば強大な力を持っていたがアレクサンドロス大王やイスラーム勢力によって一気に滅んだというイメージがあったが実は攻められる前に帝国はボロボロになっており最後の一撃を加えられただけというのがよくわかった。

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江戸の読書会

2020/09/19 07:53

会読という読書方法

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

江戸時代に盛んになった会読という書物をみんなで読み討論するという読み方について書いた本。江戸時代の身分制社会の中で学問が立身出世に繋がらないのになぜ学問するのかというところに会読では平等に議論できたという点を挙げているのが面白い。会読の場で様々議論していたのが幕末の松下村塾や自由民権運動につながっていったのがわかった

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戦国大名・伊勢宗瑞

2020/05/15 20:52

北条早雲の実像

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

最近の研究で素浪人ではなく室町幕府の奉公人だと分かった北条早雲こと伊勢宗瑞。その宗瑞がどうして京都から駿河に来たのかどう関東に進出したのかがよくわかる本

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殴り合う貴族たち

2020/04/15 13:33

王朝貴族の本性

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

平安時代の貴族といえば歌を詠み風流に親しむやんごとない方というイメージを大きく変えてくれる本。本書を読んだあとでは他の平安時代の歴史の本を読むときもこいつ真面目な顔してるけど裏では暴力沙汰を起こしてるんだよなぁ…と思いながら読むことになってしまいました。

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新九郎、奔る! 13

2023/04/23 23:05

新九郎の就職

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

無位無冠だった新九郎がついに幕府の役職を得る。当時の幕政がどう運営されていたかを描写していて面白かった。

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ビザンツの物語

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

第一次十字軍が始まった頃のビザンツ帝国の皇女を主人公にしたマンガ。この頃のビザンツ帝国には詳しくないので今後どのような話になるのか楽しみである。絵はオールカラーで当時の華やかな装飾品などが描写されていてきれい。

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世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

世界は「関係」でできている 美しくも過激な量子論

2022/04/21 22:39

全ては相対的

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

量子論で観測した時に起きるとされるコペンハーゲン解釈による波の収束や多世界解釈がいまいちピンと来なかったのに対して本書では関係論という捉え方をしていて腑に落ちる気がした。絶対的な「物」などこの世界には存在せず全ては相互作用による相対的なものであるというが本書の理論である。思えば速度や長さ、高さなどの物の性質とされたものは相対的なものだし、時間や空間さえ相対性理論で絶対のものではなくなった延長線上に全ての物質も絶対的なものは存在せずに周りとの関係性に依存しているという解釈が出てくるのも自然だと思った。

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北欧の各国史

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

北欧の5か国(デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、アイスランド)の歴史について並列的に解説されている。同じ出来事でもそれぞれの国の立場ごとに別々に解説されているので理解が深まって読みやすい。

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エッセンシャル仏教 教理・歴史・多様化

エッセンシャル仏教 教理・歴史・多様化

2022/01/01 16:57

仏教の概説書

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

仏教について欧米人の視点から上座部仏教から大乗仏教、チベット仏教まで、初期仏教から現代仏教、マインドフルネスまでさまざまな事項を一問一答で解説しておりわかりやすい。

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ヨーガの哲学

2021/11/27 16:45

言葉で説明するヨーガ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

インドの宗教に共通して行われるヨーガの考え方について解説されている。ヨーガの最終段階では捨て去る言葉によってヨーガを説明するという古代インド時代からインド人が試みてきた視点が面白い

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中華人民共和国史

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

大躍進や文化大革命、天安門事件の裏で中共の指導部が行った権力闘争について詳しく書かれていて勉強になった。習近平体制が専制を強める中、文革や天安門事件の実像を明らかにすることは非常に大事だと感じる。

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中国史のサイドストーリー、ユーラシアのメインストーリー

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

安禄山の乱からキタイ帝国、西夏、金帝国、モンゴル帝国まで記述されている。中国の歴史シリーズ6巻7巻で語られた唐、五代、宋の時代を別視点から見ることとなって面白かった。中国史の範疇では正統王朝とされた宋朝が大きく取り上げられるが実はキタイの方が実力もあり後世中華の領域が拡大したのも北方の諸王朝の影響が大きいことがわかる

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分裂と統合で読む日本中世史

分裂と統合で読む日本中世史

2021/09/21 22:40

分裂と統合の二つの流れ

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

東国国家論や権門体制論、鎌倉新仏教と顕密体制論など日本中世史の本を読めば必ず出てくる理論を研究史を振り返って説明されていて勉強になる。いくつかの日本と1つの日本という研究の2大潮流があることがよくわかる

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