紙の本
半端なく人が死んでいきます。
2015/12/11 21:39
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
石持先生の作品はたまに皆殺し的な作品があるけど、これは半端なく殺します。
虫けらのように殺していきます。しかも美人の女性が一人で。
気持ちいいくらい、いや気持ち悪くなるか。
ストーリー性はあんまりなく、屍累々です。
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最悪。
婚約者の死が人災だという言葉に反応しての
大量殺りく?!
同情も理解も納得もできんわ、そんなん。
一緒に計画を練る仲間たちの動機もイミフ。
1人なんて、恋人をそのテロでなくしてるのに、
なんで、あんな爽やかなラストなんだかね。
あーーあ。
昔の石持さんは、好きだったんだけどな~。
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共感できる部分はないし(共感できたら逆にコワイ)、こうやって終わらせるしかないね、と。
深く考えずに読めばよいのでしょう。
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周到に練られたテロ計画を淡々とこなしていく様と、阿鼻叫喚の地獄絵図にただただ戦慄。動機に納得できないと感じる人が多そうですが、狂気の演出に一役買っているのと、題材が題材だけに共感しづらいように気をつかっているのだろうなと邪推してみる。
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テロ小説とでも言おう。
恋人がゲリラ豪雨で死んでしまった百代はある施設を一人でテロ攻撃する。
動機、ストーリー、サスペンス性、オチとどれを取っても酷過ぎる。
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著者自身がひどい話と言っているが、ひどいなんてものではない。クズのような話だ。ゴミクズだ。以下、ネタバレ等には一切配慮しない。
一言で言うと、頭おかしい女が、巨大ショッピングモールで無差別に殺しまくる、それだけの内容だ。背後で糸を引いていたのは、5人のこれまた頭おかしい人間ども。計画立案や武器の手配等で、専門的立場から協力していた。
この人の作品の登場人物に共感できないのはいつものことだし、その思考回路に突っ込むのが、この人の作品の楽しみ方だと思っていた。今回は、もはや共感どうこうではない。自分の目的のためなら大量の犠牲者を屁とも思わない、クズたちなのだ。
おい、実行者の女。気の毒ではあるし、そういう説があるのは聞いたことがある。だからといって、結論が大量虐殺テロなのか? おい、5人委員会とかいうクズども。たしなめるどころか、後押しするのか? 決行当日まで、何の疑問も持たずに?
決行はこども休憩室から。自分が親になって以降、何の罪もない幼子をあっさり殺すような描写は受け付けなくなった。序盤で早くも、本作は駄作に認定だ。いや、駄作ならまだましか。本作は駄作を超越したクズなのだから。
たった1人の女がそんなにうまくやれるのかとか、クズどもがまんまと容疑から逃れられるのかとか、そんなことは些細な問題でしかない。2000人以上死んでも、自分の恋人は助けたい? ついでに金品を奪おう? 保険金をせしめよう? はあ???
挙句の果てには、モモちゃんとかいう女は、テロリストではなく儀式の司祭だった? 2162人は生贄だった? 祈るしかない? お前らバカか? クズか? 一切良心の呵責も感じずに、のうのうと生きていくのか? 爽やかにまとめてんじゃねえよ。
最初から最後までクズ本だった。シュレッダーにかけてやりたい。
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ゲリラ豪雨の被害で恋人を失った女性が、テロで2,000人以上の命を奪う話が延々と描かれる。次々と人を殺していく様子は、あまりにも残酷で、読んでいて、心が折れそうになった。ゲリラ豪雨が天災ではなく、人災だという考え方も理解出来ない訳ではないが、その復讐のためにここまでしなくても・・・と言うのが率直な感想。
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篠崎百代は、ある目的をもってアルバ汐留というショッピングモールを訪れていた。百代はコーヒー専門店のアルバイトで、近いうちに婚約者とともに地元に帰って店を開くつもりだった。しかし婚約者は突然死んだ。ゲリラ豪雨による洪水の被害を受けて。その時百代は覚悟を決めた。そして、覚悟をもってアルバ汐留に立っている。二千人を超える死者をもって、復讐を遂げるために。
パニックサスペンス?作戦の成功も祈れないし、主人公にも協力者たちにも共感できないし、被害者たちにも寄り添えないし、どこに気持ちをおいていいのか全く分からないのに、ものすごく読まされてしまった。悔しい。まあとにかく後味は悪い。動機もひどい。どこかで警察側なりなんなりに光があって逆転するものだけど、成し遂げたタイプの小説も珍しいような。
しかし偶然にも直前に姫デカ4を読んでいて、そちらも電車を使ったテロ事件だったのだけど、結局自分の身に降りかかってこないかぎりなんの危機感ももてないものなんだなと実感してしまった。
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ヒロインの女性がショッピングモールで二千人殺害というミッションを達成出来るかどうかが読みどころのエンタメ作品。迫力と疾走感で一気に読めましたが、ヒロインが無敵過ぎて殺戮劇が淡々としていました。途中何度か躓くような展開があれば、緩急がついてもっと面白くなっていたと思います。
また、最後はヒロイン一味の感慨深い思い出話にして味わいのある感じに仕上がっていましたが、彼らの行いを正当化しているようであまり好ましいものではありませんでした。
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何だこれっ!なにテロを正当化してんの?腹立たしさをこの場でしっかり吐き出しておかないと、次の本へ引きずってしまいそう。
ゲリラ豪雨、原因を辿っていけば人災・・・だとしても、こんなにたくさんの無関係の人を犠牲にするって、誰が納得できる?あまりにもぶっ飛びすぎで身勝手だよねぇ。
協力者も百代が何をしようとしているのか知った上で手を貸してるのが許せない。計画を決意した百代を美しいと思い、その美しさを完全なモノにしたいから手伝ったって? う〜ん全っ然意味がわからない。最後は百代の美談みたいになっていて、とても気持ち悪い。
用事もないのに、人ゴミの中をウロウロするのは危険だと思った。
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先が気になって、一気に読んだ自分が言うのも何だが、この小説の加害者、及びその協力者には動機も行動も一切共感できない。だからやり遂げたカタルシスはない。加害者はまるで機械のようで、途中ずっとさっさと捕まればいいのにと思っていた。
協力者も利己的な理由ばかり。その中のひとりは本気で恋人を助けたかったのか。現場から遠ざけたいなら、いくらでも方法はあるのに、死んでもいいかと考えていたとしか思えない。
むしろ被害者側に感情移入して、胸が痛くなる。描かれているのは、普通の人たちでこんな理不尽な死に方をすべきではない。最後にふられた青年にも同情する。あの場合、自分も鍵をかけるかもしれないと思うからだ。それはエリート意識ではなく、恐怖だ。それを青年の独白で悪い印象にされている。
最後もなんかいい話に、無理やり持って行こうとしているように感じる。2000人以上の犠牲者の影に、その何倍もの被害者遺族の存在がいることが消されている。つまり、全てが中途半端なのだと思う。
結局、巨大ショッピングモールで大量殺戮する話が書きたくて、動機をこじつけたような印象は否めなかった。
座間味くんシリーズ好きなのに…
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身勝手なテロに対する怒りが湧き上がる。すさまじい破壊力で、「確信犯」に届く言葉はないのだと空しくなる。読後感は不快以外のなにものでもないが、テロリストの視点はこういうものなのかもしれないと(ここまでふっきれていないとテロなど起こせないだろう)、ある意味腑に落ちる。
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大型ショッピングモールで起こる大量殺戮を描くパニックサスペンス。平和ボケした現代人を恐怖の底に叩き込んでくれる作品かも。もちろん、実際にこんなことは起こらないのでしょうが……起こらない、と信じたいだけかも? 日本の安全神話も、その気になれば案外と脆弱かもしれません。
犯人の動機には愕然。もちろん本人にとっては深刻な問題なのだけれど、理解はしがたく。いやしかし本人はまだしも、周りの人間は止めようよ! 何面白半分に傍観者気取りながら計画授けてるんだ!
とまあ感想は、とにかく酷い、に尽きるのですが。スリリングで読む手が止まりません。圧倒的なリーダビリティでぐいぐいと読まされました。
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めちゃくちゃおもしれーー!!!ショッピングモールという超巨大閉鎖空間で2000人を目標に殺人を繰り返す1人の女の子。いかに効率よく多くの人間を殺すかを追求していて、ぶっ飛んだ計画ながらも全て理論上成立しているから凄い。しかも銃器や刃物のような武器を使わずに、日用品で大量殺戮を成し遂げていく様にページをめくる手が止められない。
テロのように1度に2000人殺すのではなく、2000人を1人ずつ確実に殺していくという離れ業。巨大な空間を活かし、驚くべき手法で殺戮を繰り返す!殺して殺して殺しまくる!!惨い。無茶苦茶や。でも一番無茶苦茶なのは動機ww
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汐留ショッピングモールでのテロ。化学薬品を使用しての大量殺人。よく出来てるが気分が悪くなる話だ。
2016.1.26