読割 50
電子書籍
群青に沈め
著者 著者:熊谷 達也
昭和19年、潜水特攻隊伏龍に志願した少年を待っていたのは、予想を超えた戦時の「日常」だった。上官のイジメに怒り、ライスカレーをむさぼり、友人の溺死に涙する――戦時下の青春...
群青に沈め
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群青に沈め (角川文庫)
商品説明
昭和19年、潜水特攻隊伏龍に志願した少年を待っていたのは、予想を超えた戦時の「日常」だった。上官のイジメに怒り、ライスカレーをむさぼり、友人の溺死に涙する――戦時下の青春を描く新世代の戦争文学。
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若い兵隊さんから見た戦争
2016/04/28 11:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:caw - この投稿者のレビュー一覧を見る
邂逅の森以来、すっかり熊谷達也さんにはまっています。
マタギ以外の熊谷小説は初めてでしたが、とっても良かったです。
「神風特攻隊」は有名ですが「伏龍隊」の存在は初めて知りました。
調べてみると「伏龍隊」の他にも「土龍」、「神龍」なる特攻隊が
存在していたことも知りました。爆弾を抱えて土の中に隠れ戦車が
通ったら自爆するなど、信じられないことが実際に計画されていたようです。
17歳という若さ、まだまだ子供です。この小説の中でも主人公や
仲間たちの幼さが手に取るように伝わってきます。
特攻で死んでいくことを当たり前のように、少年たちを導いていった
当時の指導者たち。
途中から負けるとわかっていた戦争をなぜ終わらせることが
できなかったのか。
「天皇陛下万歳」と打電して空母に体当たりして行く少年、「お母さん
ごめんなさい」と空母に体当たりして行く少年。
あまりにかわいそうな出来事が70年前に起こっていたこと、今の
若い人にも読んでほしい一冊でした。
紙の本
束の間の青春
2018/05/02 09:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
横須賀の海軍学校の風景と、第二次世界大戦末期の雰囲気が味わい深かったです。若い人たちの青春が、戦争の犠牲になっていく様子には胸が痛みました。