紙の本
まずは観察から
2023/03/19 09:22
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投稿者:Monty - この投稿者のレビュー一覧を見る
データ(情報)を見て、仮説を立てがちだけど、観察→仮説→データで検証という流れじゃないと新しいものは生まれない。そして何よりも自分自身の熱狂から始まる
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超売れっ子編集者の仕事論。仕事論と言うより好きを突き詰める事論。響く言葉多数。
これまでの経緯を元に仮説を立てるのは過去の延長でしか無い。逆に、先にこうありたいと仮説を立ててそれに肉付けして行く目標志向を説いていたりも共感する。
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「情報→仮説→実行→検証」ではなく、「仮説→情報→仮説の再構築→実行→検証」という順番で思考すること。p27
「仮説を立てる」ことは「定義しようと試みる」ことは、ぼくにとってほとんど同じです。p39
《第4章「ドミノの一枚目」を倒す》p131
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思っていた、佐渡島さんの仕事の実例に基づくノウハウ本というものではなく、佐渡島さんという人の思考方法についての本だった。自己啓発と言えなくもないが、佐渡島さんという言葉に血が通っている人によるものなので、響き方が違う。
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ITの普及によりあらゆるビジネスにも地殻変動がおきつつあるなかで、「仮説を立てる」(「定義しようと試みる」)でヒットを生み出せるのではという仕事論のほか、「ストーリーの時代」の件が印象に残りました。
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人生が変わる一冊になるかもしれない。読み終わって震えてる。
書きたいこといっぱいあってもう一度内容を読み直そうとした時に、糸井重里さんが《これは、ここからを生きる人の「ぼうけんの書」だ。》と言いたいことをすっと書かれていてもうパニック。
もちろん読む前から佐渡島のお名前知っていたけど、大変失礼なことは承知ですが、こんなに凄い方だとは知りませんでした。
ずっと小さい時から頭の良い人になってやろうと思ってました。頭が良いっていうのを言い換えると、モノゴトと対峙した時に、自分の頭で考え、答えを導ける・導こうとできる人。佐渡島さんは正に僕が考える頭の良い人を体現されている方だなと思い、凄いと感じた反面、とても悔しかったです。
内容は、かくあるべき的な上から目線の仕事論ではなく、佐渡島さんの思考をトレースすることでたくさんの気づきがもらえるものになっていると感じました。(ここで詳しく書くより、ただただ手にとって読んでもらいたい)
ここで読んで感動してるだけだったら誰にでも出来るから、あとはどれだけここから行動できるか。このタイミングでこの本に出会えて本当に良かった。そして、いつか佐渡島さんとお会いしてみたいし一緒にお仕事をしてみたい。そのためにも今以上に楽しんで仕事をしよう。
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マガジンハウスの大ヒット「君たちはどう生きるか?」には著者のプロデュースにより、漫画家がキャスティングされた、と聞いていたのですが、それが本書で、今コルクが育成している、と言及されていた芳賀翔一だったんですね。才能を見極める目利き、というものではなくて自分の好きな才能と一緒に仕事を作っていく、というこの本のメッセージそのままの成功だと思いました。アランの幸福論の「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである。」という哲学を背骨とし、シラーの「友情は喜びを2倍にし、悲しみを半分にする」という言葉を指針に、「自分の楽しい」を「みんなの楽しい」に変えるという仕事術。まるで一流のアスリートのスポーツについての話を読んでいるような爽快感を感じました。ウエラブルでの客観的自己分析もすごい。佐渡島庸平はデジタル時代の野間清治?
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情報を集める前に仮説をたてる。
仮説は宇宙人の視点で本質を見抜き、じぶんの感情を疑う。
ドミノの1枚目(連鎖の最初)が大事。
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大きな〜をしたいっていうプラスのエネルギーじゃないと物事は大きく変わらないよってこと。
毎日少なからずの変化、決断をしているけれども、楽な方(楽に思える)方を選んだ時だけ決断したって気持ちになるだけであって、それは決断とは言わずに、という感じでした。
面白かったです。
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「仮説」というキーワードが引っ掛かり購入。
期待していたような内容では無かったけど、好きな宇宙兄弟ネタが入っていたので、まぁ満足しました。
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・新規性を持った仮説を作ることが大事
-自分が宇宙人だったら、の常識にとらわれない目をもつ
-仮説⇒情報⇒仮説再構築⇒実行⇒検証
-先に情報入れ過ぎると前例主義になり、新規性がなくなるおそれ
-すぐに賛同者が出るようなアイデアは新規性が無い
・自信をもつということは「万能感」をもつということではなく、「やればできる」という思いをもつこと
-自信無くするのは失敗した時の保身に過ぎない。人に見せる必要が無い部分
-基本不安は自分自身の中にあるもの
・悲観主義は気分によるもの、楽観主義は意志によるもの。幸福とは意志と自己克服によるものだ
-アランの幸福論
・自分を見失わないためには何でも正直に話す
-自分にウソをつくと何がウソかわからなくなる
-相手の心理に合わせた伝え方は必要
・変わっていくものと変わらないものの本質を見抜け
・データやメディアの情報は疑ってかかれ
-誰かが意図して伝えようとしている可能性大(ポジショントークの可能性)g
・観察力を高め、自分が面白いと思うことのストックを増やす
-面白いものを持っていれば戦える
・人が作ったルールに従うより自分がルールを作る側の方が何百倍も楽しい
-自分で考えてやってみる
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とても共感。
仮説を立てるということは意思を持つこと。
好きなことについて話し合える相手がいる、ことが心を満たす
分水嶺 ぶんすいれい
水の分かれ道
ティッピングポイント
緩やかに変化していた事象があるポイントを、境に急激に変わること。
閾値 いきち
ストーリーを売る。
1ℓ for 10ℓ
世の中にある95%の「なんとなく」が
スマホに集中している。
玉石混交
全力を尽くした後でも匍匐前進。
おもしろさ、というのは
親近感✖️質の絶対値
メディアにも親近感がある。
作品というのはアイデンティティとすごく結びついている
作家の価値を最大化するには、ファンクラブの運営が必須。
最強の素人
努力をつづけららるような習慣を保つためには、自分に刺激を与えてくれる環境に身を置き続ける必要がある
自分の感覚を信頼しないで、客観視させてくれるデータや、アドバイスしてくれる人がそばにいてくれることが重要
ほとんどの不安は自分の中にある
未来の自分を信じられれば、不安はずっと減る
すぐ結果がでるのは、
新しいことに挑戦せず、参入障壁が低いことをやっている証拠
金融は、お金を投資してお金で還元。
エンタテイメントは、お返しに喜びをもらっているから全てがお金で戻ってくるわけではない
時間の有限性を考慮すれば、サボることに投資することは何もかえってこない。
努力をせずに現状維持をしたい、という思いから生まれる恐怖
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非常に面白かった。
心的な距離を縮めるサービスはまだほとんどない
定義する訓練を積むことで、自分なりの仮説を生むことができるようになる
インターネット的な世界では全てのことが可視化される、全体的
めんどくさいの基準が変わってきている
世の中は効率や節約を求め続けていますが、その後は必ず、不必要なものや娯楽を求めるようになります。時間節約から時間消費に
アマゾンが目指すものは究極の時間節約、楽天やアリババはお客とお店がコミュニケーションを取る。時間消費として買い物をしている。最終的には時間消費としての買い物のほうが大きくなってくるはずです。ただ、時間消費はコミュニケーションが鍵になります。今はネット上のお店とお客のコミュニケーションはリアルと比べるとずっと不便です。コミュニケーションの問題が解決されたら、ネット上の売買は爆発的に増えると予想しています。
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宇宙兄弟などをヒットさせた元講談社の編集者のコルク佐渡島さんの著書。
仮説を立てる、本質を見抜くなど当たり前だが難しい事を事例と共に解説。仮説→情報の順番は確かにやっていきたい。
宇宙人視点で見る、は新しい。
新しい知識を得るというより、はっとする事が何回かあるような本です。
モノの時代→モノと質の時代→モノと質とデザインの時代→モノと質とデザインと安さの時代→次は何か?共感とストーリー。
二次創作の話。
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出版社の強みが流通だとか、インターネット社会についての見方は面白かった。明日の広告とかに近い話が出てくる。
仕事論的な部分は、なんというかビジネス書ライターらしい清潔感のある書き方で、どっかで読んだり聞いたなぁという内容が多い。あと、仮説思考だ、宇宙人視点だと出てくるが、内容を論理に合わせて書いてる感じでなんかなぁ。うっすら味の付いたジュースみたいで、うーん。でも、振り返って自分がライティングしても似たような感じになりそうな気もするし。
自分が歳とって頭がかたくなったせいかなぁ