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悪癖でもしかたない
著者 中原一也
溺愛する弟の前では平凡な会社員、裏では株式市場でシノギを削る冷酷な極道――。二つの顔を持つヤクザの鬼島(きじま)に言い寄るのは、相棒で凄腕仕手師の伏見(ふしみ)。いくら口...
悪癖でもしかたない
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悪癖でもしかたない (キャラ文庫)
商品説明
溺愛する弟の前では平凡な会社員、裏では株式市場でシノギを削る冷酷な極道――。二つの顔を持つヤクザの鬼島(きじま)に言い寄るのは、相棒で凄腕仕手師の伏見(ふしみ)。いくら口説かれても仕事相手とは恋愛しないと、拒絶して二人で荒稼ぎする毎日だ。ところがある日、弟に正体がバレてしまった!! 医師を目指す弟を裏社会には巻き込めない…決別して喪失感に苛まれた鬼島は、ついに伏見に身を任せて!? ※電子版には、紙版に収録されている挿絵は収録されていません。
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紙の本
博徒のオーラ
2020/12/18 07:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
ヤクザものはそんなに萌えないのですが、
もう伏見の博徒にやられてしまいました。
本当に中原さんのこの年代の男は素敵すぎる。
エロと暴力と金の世界です。
ちなみにプロローグはちょっと後ずさりしそうな感じです。
やくざの鬼島と仕手師の伏見。
兄を更正させたいと願う弟。
(その弟にメロメロな兄鬼島)
ラストの掛け合いには笑えました。
愛人を見る目がない若頭とか、味噌汁作りがうまい付き人とか弟分とか
脇役もいい味だしておりました。
鬼島と伏見の関係もどちらにも男気があって良い。
九州に乗り込んでいっちゃうし。
後、鬼島が店でナンバーワンホストをぼこぼこにする狂犬ぶり。
(ああ、やっぱりヤクザだよって感じですが、
若かりし頃のエピソードもまさに狂犬だったので)
しかし、伏見がとにかく良い。
(というか私の好みなのだ!)
少し品のない感じだけど、自分なりの筋が通っていて男気がある。
しかも博徒なオーラがたまらんです。
賭博のシーンはもうきゅんきゅんしちゃったです。
隣の鬼島の気持ちも良くわかります。
ただし、嫁にするならやっぱり新渡戸です。
新渡戸の味噌汁は私もぜひいただきたいです。
そうそう、残されて悔しがるシーンも良かったです。
ラストは少しコミカルにしてしまったのが作者さんらしいのかなって思いつつ
やっぱり二人で色々戦っていって欲しいです。
☆3.5評価の4です。
電子書籍
タイトルに惹かれました。
2020/03/31 11:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルと表紙のカバー絵に惹かれました。
弟を巻き込めない。。でも家族だし弟もその極道のお金で今まで育てられてるのに、っていう感情になります。
まあ弟の立場になった時に確かにそうなるかとはなりますけど。