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  3. やじやじさんのレビュー一覧

やじやじさんのレビュー一覧

投稿者:やじやじ

4,465 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

紙の本BOSSY

2023/05/27 05:47

恋に落ちる二人

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ネタバレあり

思っていなかったくらいの甘い恋の話だった。
マイケルとブライスの二人は
名乗りもせず、「割り切った私情抜きの関係」から始まる。
でも…読んでいくうちに出会いからだよね!って思ってしまうような感じです。
お互いの名前とか、仕事のこととかがわかるまで170ページも費やしている。
なかなかのものです。
でも、もうその間には二人は気が付かないうちに
著者紹介に書いてあるとおり「恋におちるところ」が描かれている。
お互いのことを知って、恋であることを認識して
永遠の愛を誓う未来を掴む話なのだ。
二人の間にはすごい葛藤はない。
すでにお互いにカミングアウトは済ませているので
その点での親との問題はない。
マイケルの両親はからりとブライスを受け入れたし。
(笑えるところだったけど)
ブライスと父ホテル王との間は父子関係としてちょっと複雑だし、
この父が二人の間に爆弾を落とすのだけれど
父が思っていたよりもきちんと対応したので…。
とにかく、かわいい恋の物語なのだ。
そうか、君たち20代だったねと…溜息ついてしまったくらい
きらきらとした感じなのです。
(目がハートだとか、マイケルの上司に「恋人」って言われてきゅんきゅんしている二人とか)
身体の関係から始まっているのでそういう描写はしっかりあるのですが
一番きゅんとするのはソファでマックスを抱えるシーンなんですよね。
うん、恋に落ちている二人だ。

海外ものにしては珍しくリバがないこと
(上下固定)
同性愛(あるいはカミングアウト)に関する葛藤がないこと
(ブライスの父子関係の問題はそれとは別ものなので)
わりと物語に湿気がないからりとした風を感じました。
ふと「これがオーストラリアだからか」と思ったりしたしだいです。
(いやオーストラリアのM/Mはこれが初めてだと思うので
断定はできないけれど…単なる作者さんの作風なだけかもなので)
とにかく、湿気のないからりとした甘い恋物語を堪能させていただきました。

タイトルのBOSSYってどういうことだろうって思っていたのですが
それもなるほどな感じだったですね。
二人の恋にこれからも幸あれ。

この作品の一番の問題は…お値段かな。
ページ数が400越えとはいえ
文庫サイズで1500円オーバーはお気軽にって感じではない。
個人的には買って後悔していないですが、ためらいがないわけではない。
たくさんの人に読んでもらいたいと思うので、
もう少しプライスダウンしていただけたらとは思います。
海外ものもっと読みたいですしね。

☆4.5

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紙の本

きもうざ堪能です

9人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

新刊出るーって楽しみにしていたら
続編でなく番外編でした。
なので、こちら本編を読んでから読んでください。

読んだことある作品もありましたが、
手に入れられない作品もあるので
こういう本は本当に嬉しいし、ありがたいです。
短い中にきもうざ魅力が詰まっていて
「デュフッ」って笑ってしまいます。

おそるべし平良一族と思ったり
(可愛い智也くんまでーーー)
小山くんの本当の顔をちら見させていただいたりと
もう盛りだくさん。
そしてオカルトまでぶっ込んできて。
(ああ、ファン活動も良かったパン姐さん素敵)

どうあろうと清居が平良にめろめろなのが伝わってきていて
(平良はもう・・・不動だから)
とても楽しめた1冊でした。

早く本編の続編がでると良いなーって思います。

余談
帯でTVドラマという文言に絶句後に絶叫
誰がやるのーーって叫んでしまいましたが。
これを実写化するのは・・・どうなのだろうか。
かなり心配ではありますが・・・

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紙の本

一人入れる空きがあると・・・

10人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

表紙にもう「何これ」状態。
既視感のあるあの構図にあの瞳。
(これはわかる人にはわかるよねな構図)
もう・・・やられた感半端ないです。
その上に、最初のアポロとオーナーが語る物語は
「海神別荘」ですし。
ここらへんに作者さんの奥行の深さを感じます。
余談ですが、玉三郎様の舞台がぱーんと浮かんできて
ちょっと別の意味でウキウキしてしまいました。
(泉鏡花好きですーー玉三郎様もーー)

オーナーさんに20年来のパートナーがいるのにもびっくり。
それを見て思うところありのアポロとか。
そして、相変わらずの「手」です。
手が絶妙に描かれている。
差し出し、握り、絡める。
そしてさわさわと頬をなでる。
この要所要所をおさえてくる表現がもう絶妙。

「心には、一人入れる空きがあるっ…てこと?」
帯で見たときから痛いくらいのこの台詞。
そしてその台詞を言った時のフィーを見たアポロの顔。
言ったフィーの瞳。
何か落ちてきたのか・・・

「爪を噛む」についてアポロが調べていましたが、
心理学的な意味合いは割と有名ですし、気が付いていました。
(手についての一環なんだと思っていた)
そして、それが気になるアポロの心情が気になる。
実は1巻からこれはきちんと描かれている。
しかも1巻の表紙から(表紙に気づいたのは2巻読んでからです)
ここらへんのセンスはすごすぎます。

傷つき、疲弊した末にシャングリラに流れ着いた二人が
秘密を分かち合い・・・どうなるのだろうか。
フィーの周りの不穏な動きはどんな事件を起こすのか。
オーナーさんはどう動くのか。
もう、きりきりと先が知りたくてたまらない。

3巻悶えるほどに読みたい。
早く3巻出てほしい。
ここでお預けは苦しすぎる
と胸をかきむしるほどの読後感でした
(本当のこと言うと、完結してから読みたかった)

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紙の本

紙の本雪原の月影 満月

2022/01/10 05:42

号泣(切なくて愛おしい)

8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ネタバレあり

雪原の月影三日月の続編なのでそちらから読んでください。

成長しない病のクルベール病にかかって皇太子を廃嫡され
僻地(最貧の地)の領主となったエルンストと
その彼を慕って追ってきて伴侶になったガンチェ
種族も寿命も違う二人の話。
でも、作品自体は色恋がメインというわけでもない

上弦の月
前巻に引き続き、エルンストと王都の関係の決着
エルンストががしがし政治的手腕を見せつけてくれます。
その部分の面白さとともに
この国の王族の有り様はすごいなぁと。
王族は二人しかいない(王様と皇太子)
それ以外は単なる貴族であると。
なので半血とはいえ兄弟なのに関係は希薄
(兄弟としての何かしらはないに等しい)
その中でトリ公爵だけは鬱屈を抱えているのがまた際立つ
(その鬱屈具合はこちらの世界では理解しやすい)
その上で、王と元皇太子の間に何もない(親子としての情とかない)のが
また際立つのだ。
エルンスト側にもそこらへんの情がないのが伝わってくる。
前巻で語った王族の閨事の作法を思うと致し方ないのかなぁと。
だからこそエルンストが皇太子を廃嫡されて
ガンチェに出会えたことを喜ばしく思える。
(国にしては優秀な王を失ったわけだけど)

下弦の月
時が過ぎ、メルセンはまだまだ途上ながらも発展しつつあり
懸念のリュスク国が攻めてくる事態に。
その間にグルート国へガンチェを送り出したり
(ここは実は最後の満月で深い意味を持ってくるのがまたすごい)
二人で旅したり。
その後の賭けのシーンとかも好き
(全体的にエルンストがずっと閨事に対する恥じらいとかがなく
周囲に包み隠さないあたりが可愛い)
物語はシリアスに進んでいくのだけれど、
周囲の者たちとの関係の描かれかたが温かくて優しい。
(加えてガンチェとの関係はずっと甘い)
リュスク国を深謀遠慮の末退けながら、
後顧の憂いに備えるための準備をする。
施政に終わりはなく、エルンストは目の前にある仕事をし続ける。
ラストのまでの数ページ涙があふれてくる。
決して覆らない種族の寿命の差
30歳も年若い伴侶を先に失うことを思うエルンストの思いが切ない。
乳液をガンチェに塗るシーンや
愛し合うときはいつもなんだか可愛らしいのもとても心に染みます。

からのガンチェの満月・エルンストの満月
この物語はここにしかたどりつかないとわかっていながら
涙が止まらない。
悲しく痛く切なくそして愛おしい。
これを読んでから、
表紙のガンチェの赤い鎧を見てその意味に号泣。
下弦の月で終わりにしても差し支えないかもしれない物語だけれど
やはりこの満月があってこその二人の物語なのだと思う。
泣こうが叫ぼうがこの終焉は見ないではいられません。
そして何度読んでも涙が出ないこともありません。

他に関係者との別れの書き方もさらりとしながらも
印象深く描かれていて秀逸だなと思う。

語っても語りきれないものがありますが
前巻の三日月とこの満月の二冊は
今後何度も読み返して泣くだろうと
それに耐えうる作品だと思っています。
とても大事な本になりました。

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紙の本

人魚

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ネタバレあり

シリーズ3作目
今回は人魚の話
相変わらずのアンドリムぶりとえげつない内容は秀逸
人魚(あるいは海の魔女)の色々はえげつないことこの上ないです。

そして今回は今まで出てきた国や人がてんこもりでした。
敵の仕掛けが結構雑なのですが、
その理由もきっちりあるので「だからか」みたいに納得
対抗する方法も正義でないえげつなさでらしくて良いです。

ただ、前回の鏡同様にアンドリムが「選ばなかった」件については
切なく痛いなぁとしみじみ思うしだいです。
そうなるのはわかっていても。
そしてその選択を迫るヨルガがいい感じです。

今回、公開して致すのが多くて…「おいおい」な感じもありましたが
その反面ヨルガとのいちゃいちゃが控えめだった気がするのはちょっと残念かも。
結局アンドリムの選択はヨルガとの関係だし。

あ、ダンテとアルベールのフラグは確定みたいですが
(こんな赤子のうちにと思ったり)
リサルサロスの跡継ぎ問題をちらりと気にしたり(笑)しました。

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紙の本

紙の本赤と白とロイヤルブルー

2021/12/01 05:45

恋と未来を手に入れる話

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ネタバレあり

650ページ超えなのと、翻訳物なので
読み出しまでがちょっと大変かも。
でも、流れに入ったらそのまま勢いに乗れる作品です。

初の女性大統領の息子アレックスと英国王子ヘンリーの恋物語
英国王子の恋の話(BL)では「ロイヤルシークレット」があるのですが
あちらが年嵩のせいか大人の恋と苦労なのですけど
こちらは若いだけあって熱情な感じが伝わってきます。

ロイヤルウェディングでケーキに二人で突っ込む事件から
危機回避からの偽造仲良しからの・・・恋物語
立場とためらいと理解や共感が絶妙な絡まりを持って二人の関係を作っていく。
(個人的にアイスの写真を撮るシーン好きです)
しかも、ちょっと若さ故か(いや恋故だね)羽目をはずしてしまったり。
大統領の再選運動が絡んできたりと、
波乱な二人の関係を読ませてくれます。
SNSやアプリでの会話などが適度に織り込まれているので
長丁場の息継ぎにもなってるかなと。
だけでなくて、これは話の展開の肝にもなってきます。
メールの中で二人が引用しあう作家や政治家やその他諸々の人の
文章も粋でアカデミックでさらに二人の思いを婉曲に語っていてとても良いです。
(この人物たちを知っているとよりそれを感じられるのではと思うけれど
知らなくても感じられますので)
アレックス視点なのでヘンリー側は一緒にいないときはこのメールや
アプリでの会話とかでしか想像できないというのもミソ。

そして、二人だけでなくて周りの人々がなんと魅力的か
アレックスの姉のジューンとヘンリーの姉のビーは
ちょっとぶっ飛んでいつつ、姉が弟を守る感じ好き。
ノーラもペスもぶっとんだ友人達だし。
息子との会話にパワーポイント作ってしまう大統領母とかも
かなりツボです。
シークレットサービスや補佐官、侍従まで皆魅力的なのも
翻訳物特有の魅力だと思います。
(二人の恋物語だけではない)
ちなみに私個人的にはザハラの告白が物語最大のびっくりでした(笑)

これは立場と恋とそして未来を若い二人が周りに助けられつつ
手に入れていく話です。
移動中の読み物にするには・・・重さと厚さで不適当ではありますが
重くても手にとるべしですね。

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紙の本

物語のはじまり

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

絵がとても綺麗で気になったので
電子で試し読みして、迷わず買いです。
やっぱり紙ベースで舐めるように読むのが好みです。

綺麗な絵と世界観、ストーリーにぐいぐい引き込まれる。
掴まれる感が半端ないとても
魅力的な作品だと思います。

黒い海の秘密と
アルトの存在の謎
そして二人の関係
物語ははじまったばかりですが、
目が離せないです。

これがデビューコミックスとのこと
出会えたことに感謝です。

続刊を座して待ちます。

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紙の本

紙の本夜啼鶯は愛を紡ぐ

2021/06/24 06:36

「まったく君たちは、面倒臭い連中だな」

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ネタバレあり

これは買ってから読むまでかなり放置してしまってました。
(積読本になってました)
「鏡よ鏡」を読んでからひっぱりだして読みました。

「鏡よ鏡」は始終切ない気分で読み進めてのですが
こちらは切ないというより痛い。
痛いといっても激痛というよりも、紙で切ったときのような痛さ
それが何度も何度も・・・最初っから起承転結の起承転までずっと。
傷は浅いけど傷だらけ血みどろみたいな読み心地です。
これ・・・なんとかなるのかって感じでしたが。
凜がかなり壊れている感じ
エリアスしか見えなくて、
歌もエリアスのために(というかエリアスに愛されるために)歌っている
視野の狭さと依存度がどんどん自分自身を追い詰めて落していっている。
そして、どんどん壊れていく様が本当に痛い。
まあ原因はエリアスの不実さでもあるのですが。
エリアスの不実さ(自分ではそうは思ってもいないのでしょうが)はちょっと辛い。
なんで作者さんの年上男はこんな感じなの???
10年にも渡るそんな関係は少し変化を見せた時点で
凜が壊れてしまって砕け散ってしまう。

そこからは痛みよりも切なさがやってくる。
そして、ラストへ
ラストの1行にたどりつくためにこの年月があったのだろうって
思いますが・・・
イーサン同様
「まったく君たちは、面倒臭い連中だな」って思ってしまった。
とはいえ、凜の恋はエリアスで始まってずっとエリアスなのですから
このラストにたどりついて何よりです。
エリアスが掴まったと言えなくもないですが。
まあそれも良しです。

作者さんの「鏡よ鏡」とこちらを続けて読んだのですが
(「鏡よ鏡」の方が後出ですけど)
同じ土壌から咲いた花って感じはします。
花は違うけれど。
どちらの花も私の嗜好にはあっています。
(年の差は嗜好にあうのですが)
余談ですけど
積読本にしておいたのがもったいなかったなぁって思うとともに
このタイミングで読むのが良かったのかもとも思ったりしました。

☆4.5評価の5

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紙の本

きらきらな物語

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

作品説明の
「夢に輝く19歳が、夢を見失った31歳を、
その“きらめき”で変えていく――。」
がまさにそんな話。
きらきらとして甘い話を堪能

絵もストーリーも丁寧です。
洋一郎さんの顔も好みなんですが、
彼が作るケーキも素敵。
ケーキが本当にきらきらしていて
美味しそう・・・っていうか食べたくなる。
主人公たちの動きや会話だけでなく
ケーキや店内の描かれ方が素敵だからこそ
この話は生きてきらきら輝いているのだと思う
満足度高いです。

書き下ろしの「甘い糸」で・・・
ああ、これこそ運命の出会いだーーって
とても甘い気分になりました。

ケーキのようにきらきらしていて甘い
とても美味しく、多幸感のある話でした。

グレープフルーツのケーキを是非食べたいです。
(グレープフルーツ大好き)

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紙の本

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

鳥ものだったので手にとったのですが、思っていた以上の作品でした。
(失礼な言い方ですみません)
もふもふ系はそうでもないのですが、鳥ものは私の嗜好ど真ん中なのですが
それをおいておいても突き刺さってくる。
転化が不完全な(それ故に疎まれた)目白の朝凪(羽根の腕がでもきゅんとする)
その朝凪を求めた鷹の白栄
白栄の朝凪の思いは白栄の事情と朝凪の自己肯定感の低さからなかなか伝わらないのだが。
二人の過去や白栄の事情そして宮廷の陰謀を含めて、
二人の関係はまだまだな感じですがどうなっていくのかとても興味あります。

朝凪は見目はちょっと女子ぽいけれど、
そこは気にならないくらい美麗な絵にきゅんときました。
羽根の部分も。
余談ですが嘴兄弟という言葉自体にもきゅんと来てしまって萌えところ満載です。

次巻を座して待つ

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紙の本

紙の本仕事おわりのランデブー

2023/06/30 18:49

「久慈くんのまつげって孔雀みたい」

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

草間ワールド全開な作品
読んでいると不思議な感覚に陥る
色々細かい文字での説明が省かれているので
わかりづらいと思う方もいるかと思いますが
そこがツボな感じなのです。

久慈さんの完璧と見える姿はきっと葬儀社専務故のもので
本当は大型わんこぽい。(いやくじゃくか!)
ソファやラグや掃除機…色々突っ込みどころ満載で。
吉見は理学療法士所以と本来の気質で他人との距離感が近い
そしてすぐに人を引き寄せる
(そんな吉見に焦る久慈さんの顔がかわいい)
二人の関係はあれよあれよという間になんです。
久慈さんが吉見さんを抱えてゲームをやるシーンがきゅんです
(そしてあの人を撃つのも!)

「久慈くんのまつげって孔雀みたい」っていう台詞があるのですが
まさにばさばさとあるまつ毛の描き方がすごいんです。
まつ毛ばさばさなんだとこの絵柄で思わせるの天才かって思ったくらいです。

三話めの表紙の孔雀と久慈さんの絵がすごく好きです(鳥好きなの…)
そして、ラストページ読んで表紙下の鮫島さんと同じ気持ちになったことは記しておこう
(なので表紙下読んだ時は「だよねー」って思ったしだいです)
ちなみに鮫島さん好き

二人で夕飯食べにいけたかなと思った読み終わりでした。

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紙の本

二人の周囲

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

「高嶺の花は散らされたい」の続編
シリーズなので散らされたいから読んでください。
相変わらずカラーページの肌色色が華やかです。

ハナちゃんの親は思っていた以上に駄目だった
特に母親酷すぎる…
いっそ、放置しておいてって感じ
あ、でも父親もクズだけど。
あの蒼葉を可哀想に思うくらい…
ハナちゃんが不安定になっているのが切ない
そこに連雀さんの優しさというかスパダリαぶりが身に染みるという感じです
(スーツに花束。そして「礼儀として報告に来ただけ」という台詞なんて良すぎです)
ただ連雀さんの家側もごたごた出てきそうですね。

そうそう「散らされたい」のレビュー時に
正社員ネタはどこいった?」って書いたのですが
忘れ去られていなかったです。
(続くとは思ってなかったので)

家族関係でがっつりシリアスで重い流れの中
「パンツネタ」はちょっとオアシスです。
相変わらず、番になっても「パンツ、パンツ」なんですね。
ハナちゃんのパンツ執着ぶりが健在で何より。
パンツ執着系オメガって…(笑)
(連雀さんのパンツ代はかなりかさんでますね)

続刊を座して待ちます

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紙の本

紙の本高嶺のSubは擬態する

2022/08/02 04:49

らしくない二人のらしい物語

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ネタバレあり

Dom/Subユニバースもの。
初読みの作者さんで迷ったのですが、自分の直感を信じて購入
結果は、自分信じて良かった作品です。

SubであるキョウとDomのナギ
どちらも世間のイメージからいくとらしくない。
そんな二人の物語
Dom/Subの世界も遺憾なく表現されていて
支配・被支配(プレイ)が絶妙に良くて、
プレイに肉体的な痛みを伴わないところがとても好ましい
ナギに魅かれるキョウと
キョウを溺愛したいナギにぐっと掴まれます。
初心者にもわかりやすく、
Dom/Subの世界をしっかり堪能できる作品になっています。

その上でキョウの事情とナギの事情が
絶妙に絡んで物語が進んでいるのがまたよし。
それがまた物語を彩っていてぐっときてしまいます。

キョウがスペースに入ったり、ドロップにおちたり
ナギが威嚇グレアで戦うところとか
Dom/Subの世界を堪能できます。

余談
その1
獅鷹は冠馬のパートナーですけれど、
冠馬はノーマルなので
プレイは別の人としているのかなと気になります。

その2
コミカライズ進行中とのことなので、気になります。

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紙の本

紙の本つないで

2022/03/22 05:48

薄い膜を破って

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ネタバレあり

イエスかノーか半分かの番外編その4
ふさいでの続編
栄さんと設楽さんというか栄さんの話

栄さんが生まれ変わるというか
覆っていた薄い膜を破って栄さんが出てくるようなそんな話
それを中心に据えて
やらせのこと、テレビのこと、配信のこと等々が
骨太に描かれている。
恋の話はその一部でしかない。
設楽と栄は恋だけの関係ではないのだ。
むしろそれ以外のところの関係が密で
でも、前作同様この話はそこが魅力ある作品なのだ。

麻生さんが時々肝に絡んでくるのが良い感じです。
(ひょいっと大事な爆弾を落していく感が半端ないです
靴下だけ出演の挿絵が笑える)

栄さんも色々な軛から放たれて、
とげとげが少し落ちてそれでも捻くれ度と才能はそのままなのが良い感じ
そして、深が基に嫉妬するのもいいなぁって感じです。

国江田さんも前作同様大事なところで出てきて、
踏ん張ってやってるなーって感じで嬉しかったです。
(この世界にいるって感じが)

このシリーズ本編読んでとても好きになったのですが
番外読んでどんどん深まります。

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紙の本

紙の本すてきな命の救いかた

2022/02/26 05:49

「誰より騒がしく愛する者こそ、もっとも愛する者である」

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

ネタバレあり

シリーズ4作目
3作目の「星に願いをかけるには」でちらりと出てきた
犬の保護シェルターの運営者のラヴと
クイックになりたてのラブラドール・レトリーバー・サミーの話
そしてマッドクリークにとっての大事な物語

サミーは元は愛されて育ったけれど
その後不幸があり虐待された上に処分施設に送られる。
そこでラヴと出会うのだ。
人間と犬として。
なのに・・・って展開が不自然でない。
3作目で真実は知らなくてもクイックに触れていたのも効果的でしたね。

ラヴはサミーを追いかけてマッドクリークへ
そしてクイックの存在を知り、
マッドクリークに保護シェルターを作ってしまう。
サミーは不幸と虐待がトラウマになっているのだけれど
「怖い」サミーに馴れつつ、自己否定の鎖から解き放たれていく。
サミーの本能のような「救いたい」という気持ちは愛おしい。

基本サミーはラブラドール・レトリーバーでして。
ある意味恐るべき天然です。
(ローランですらランスをビビらせるほどの天然だったので
その点は驚かないのですが、やっぱり性質がちょっと天然でして)
身体的不具合も乗り越えた後はもう天下無敵な感じです。
その肉体的状況も「そういうこともあるよねー」ってネタだったので
そういうことが描かれているのも良かったです。
むしろ、ラヴの方の心の痛みがひどかった。
どうしてシェルターを運営したかったのかを含めて。
でも基本は見かけとちがって優しい男だ。
途中から「bae」呼びなのに、無理せずな感じで。
「のほほん」なサミーと「白い象」を交換して癒される過程が
本当に切なくて愛おしいです。
二人は間違いなく愛し合うべき二人だったのかと。
ちなみにサミーののほほんな壊滅的なユーモアセンスと愛らしさは
ラブラドール・レトリーバーそのものな感じできゅんとします。

そして!
以前からちらりと書かれていたマッドクリークの懸案事項である
社会的危機はラヴが自分の過去と現在を融合して未来を創るって感じで
解決策をって展開は良かったです。
マッドクリークはずっと幸せな地でクイックたちの縄張りであって欲しいので。

ちなみに相変わらずランスが大変そうでした
ラヴに牙をむき、群れを守るために走りまわり、
そして・・・ラヴの行動に自尊心を傷つけられたり。
群れの統率者は大変だ。
(リリーはひっかきまわすのも彼女だし、
納めるのも彼女なのですよねー愛すべき母です)
ボーダーコリーはぜえぜえ言ってますよ。

ランスやリリーを含めてティムやモリー
ローマンとマット、ジェイソンとマルロ、
サイモンやそのほかマッドクリークの住人たちも登場して
愛すべき物語を作りあげておりました

このシリーズは本当に愛すべき物語です。

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