読割 50
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鎌倉おやつ処の死に神
著者 著者:谷崎 泉 , イラスト:宝井 理人
鎌倉には死に神がいる。命を奪い、それを他人に施すことができる死に神が。「私は死んでもいいんです。だから私の寿命を母に与えて」命を賭してでも叶えたい悲痛な願いに寄り添うこと...
鎌倉おやつ処の死に神
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鎌倉おやつ処の死に神 1 (富士見L文庫)
商品説明
鎌倉には死に神がいる。命を奪い、それを他人に施すことができる死に神が。「私は死んでもいいんです。だから私の寿命を母に与えて」命を賭してでも叶えたい悲痛な願いに寄り添うことを選んだ、哀しい死に神の物語
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舞台は鎌倉のちょっと外れ…
2017/03/03 11:02
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きょん - この投稿者のレビュー一覧を見る
鎌倉から少し外れた処が舞台で、そこで甘味処を手伝う主人公は不思議な能力を持っている。彼を見張る同居人とパティシエの妹と彼を囲む高校の同級生たちとの小さな日常が、主人公のもつ望まない不思議な能力で少なくとも精神的には大きく揺れて、少しずつ変化していく様をゆっくりとストーリーだてています。読者の私自身が病気で普通の人のように長くは生きられない現実があるので、主人公の心の揺れと自分の能力が原因で妹の寿命への不安が、人の一生は限られているということを、別の側面から伝えられることがあって、物語の意図とは違う形で人の一生を見つめながらよみすすめます。命の大切さ、というより、限りある人の一生を、わかってはいながら意識せずにいきているのて
日常の中でたまには意識した方がいいのかも?と思わせるストーリーでもあります。ただ、これは私が病気で寿命を意識せざるをえなくなっているからかもしれませんが…生と死の間にいる読者には特別の感情を起こさせました。
電子書籍
食べ物描写は良かったです
2020/12/11 22:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぐっさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
表紙買いだったのですが、見事に外しました。深町と津守の2人の自分勝手さがどうにも不快で、読み進めるのに苦労しました。まあ、主人公の優柔不断さもなかなかでしたが…おやつ処の話か、死神か、主人公の悩みか、どれか一つに絞って書いた方が良かったのでは?と…焦点ブレブレで読後消化不良感半端ないです。おやつや食事の描写が、美味しそうなのが唯一の救いでした。