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いばらの呪い師2 病葉兄妹 対 墓場博士
帝都炎上。妖精たちの侵略。第4回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作の帝都系異能スペクタクル、大幅スケールアップの第2幕!帝都を恐怖に陥れた怪人三日月卿事件からちょう...
いばらの呪い師2 病葉兄妹 対 墓場博士
いばらの呪い師2 病葉兄妹 対 墓場博士(イラスト簡略版)
いばらの呪い師 2 病葉兄妹対墓場博士 (ガガガ文庫)
商品説明
帝都炎上。妖精たちの侵略。
第4回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作の帝都系異能スペクタクル、大幅スケールアップの第2幕!
帝都を恐怖に陥れた怪人三日月卿事件からちょうど一か月の今日。うだつのあがらない呪い師の僕・病葉久郎が働く怪賊城から、墓場博士が脱獄した。鬼灯機関を裏切り、都を炎上させた異能者が。僕の心中は穏やかではない。墓場博士? そんなやつのことはどうでもいい。僕の妹、病葉夕日が忽然と姿を消してしまったからだ。捜索に向かおうとする僕の前に立ちはだかるのは、異能者による異能者犯罪の摘発集団・鬼灯機関の敵対者――科学の力による異能者撲滅を目的とする団体、千燈機関だった。僕が墓場博士の脱獄を協力しただって? バカ言え、クソッ……! 僕はお世話になっている桜下卿の隠業秘書・思夜さんと怪力少女の小鳩ちゃんの力を借り、夕日ちゃんを救うために逃亡する。だがその僕が行く先々には敵が現れ、戦うことになる。空飛ぶ妖精、巨大な電人、首なしの騎士、そして墓場博士……。どんなに戦いで傷つこうと、絶対に、夕日ちゃんのことは、誰にも渡さない。夕日は僕の愛する――僕だけのものだ。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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紙の本
成長が魅力を削ぐ残念さ
2010/12/04 00:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
三日月卿事件で帝都治安維持局鬼灯機関司令の桜下屍人に借りを作った病葉久郎は、異能力犯罪者を収監した怪賊城の掃除番にかり出される。そこで再会したのは、かつては鬼灯機関の一員でありながら、帝都を火災地獄に叩き込んだ犯罪者、墓場影郎だった。
その直後に起こる、昏睡状態だった病葉夕日の失踪事件、そして連続放火事件。夕日を探しに行こうとした久郎の前に立ちふさがったのは、警察庁オカルト事件専門の千燈機関司令の雨宮くららだった。
そして鬼灯機関に下される一時活動停止の決定。久郎は、屍人の秘書・常磐思夜の影ながらのサポートや、小箱小鳩の協力、釈迦堂こるりのサポートを受けながら、夕日探索を非合法に行うこととなる。千燈機関の妨害を排しながらたどり着いた先で知る、帝都を狙う秘密結社の存在とは。
前巻に比べて呪術が飛躍的に進歩した病葉久郎が普通に活躍します。以前に比べると無茶苦茶感は少し減り、残虐さが加わって、荒唐無稽感が増した感じ。主人公が弱いけれど頑張るところが特徴的だったのに、中途半端に力をつけてしまうと、設定の特異性だけが目立つようになってしまった気がする。
次巻は少年結社ウサギ団というのが敵として登場するみたいです。