紙の本
若い世代を対象にして書かれたお金に関する分かりやすい一冊です!
2020/06/22 09:22
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、流通ジャーナリスト、プライスアナリスト、中小企業診断士として活躍されている金子哲雄氏による興味深い一冊です。同書は、若い世代を対象に書かれたもので、お金とは何だろうかという基本的な経済の話からお金がなくても幸せに暮らせる方法などを、著者自身の経験などを交えながら分かりやすく解説してくれます。同書の内容構成は、「第1章 お金って何なの?」、「第2章 世の中のモノの値段はこうして決まる」、「第3章 これぞ金子流!買い物の達人養成講座」、「第4章 お金がなくてもゴージャスに暮らせる」、「第5章 教育にもコスパがある」、「第6章 世の中でいちばんもうかる仕事は?」となっています。読者に分かりやすく、丁寧に解説されているので、経済の基礎知識がなくても理解できます!
紙の本
とても参考になりました。
2015/09/10 12:00
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投稿者:まっくろクロエ - この投稿者のレビュー一覧を見る
金子さんの少年時代の話を読んで金子家のおもしろい習慣や価値観には驚かされ、そして考えさせられました。税金の元を取るには公共の施設の近くに住み、大いに利用すること!!そんなこと考えたことなかった~。この本おもしろかったです。
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【お金の仕組み、教えます!!】
学校では教えてくれないお金の話しを、流通ジャーナリスト金子哲雄氏が分かりやすく解説してくれています。
お金が生まれた経緯、世の中の値段の決まり方、(金子氏らしい)賢いお金の使い方などが掲載されています。
この本を通じて金子氏が伝えたかったのは、
・「お金がいっぱいあること=幸せではない」
・賢い生き方をして幸せに生きよう
ということのなのだと思います。
「自分たちの身の丈になった生活をしながら、どのように幸せを感じるか」という人生の1つのテーマに関して、金子氏は本気で考え、実践してきた方なのだと感じます。
私自身も、自分にとっての幸せの定義を、そろそろ考えてもいいのだろうと思いました。
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中学生を想定読者として書いてあるため、平易で理解しやすい内容だった。
お金持ちを、お金を回せる人とする著者の考え方に、なるほど、と納得。
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この本は金子さんが大好きだった「買い物」という視点から身近な経済事情や経済用語を分かりやすい言葉で説明がなされています。
途中でその説明がマンネリにならないように、買い物での小ネタや裏情報などが満載で最後まで読み進めるのに飽きさせない配慮がなされています。
また、「お金とは」どんなものか。「金持ちとは」どんな人のことを言うのか、など金子流の考え方も書かれています。
この本はたくさんの子供達だけではなくて、子供を持つ親の世代の人たちにも読んでほしい。
子ども達と一緒にお買い物に行って、世の中の仕組み、経済の仕組みが身近にこんな風になっていることを教えてあげてほしいと思います。
最後にこの本のあとがきの部分と帯の部分を同じ事務所で親友でもあった内科医のおおたわ史絵が書いています。
おおたわさんは、金子さんより先に金子さんの病気(=肺カルチノイド)の告知を受けていたそうです。
そのおおたわさんが書いたあとがきと帯の部分の内容は感動的で今でも印象深い本の一冊になっています。
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お金の価値は変わる お金が回れば、みんながハッピーになる ゴミの量が多ければ、景気が良いということになります 時間もお金の一部です お金がなくてもゴージャスに暮らせる 節約を身につけていれば、収入が少なくても生活できる、強い生き方が出来るのです 友達はお金にも勝る「財産」
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今となっては作者の遺書みたいである。
書かれているのは「金」の話だけではなく、どう「生きるか」ということ。
もっと作者の意見を聞きたかった。
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2015.5.23 節約方法、商品購入のプロセスにおけるAIDMAの法則(attention=注意、interest=興味・関心、desire=欲求action=行動)、「サービス業=家賃+設備費+人件費」やファミレスのドリンク飲み放題が儲ける理由が面白く、参考になった。公立と私立の学費の差に驚いた。難関校は、社会的評価の高さに加えて、質の高い教育を安価に受けることができるという指摘も興味深い。確かに国公立難関校などはそうかもしれない。さらっと読めて、お金の使い方を反省できる本。
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自分用キーワード
物品貨幣 秤量貨幣 鋳造貨幣 金子流お金持ちは「お金を回せる人」 ゴミの集積所で景気の良し悪しが分かる 被災地の復興のためには(被災していない地域は)自粛せずお金を使おう 慣習価格 ドリンクバーは元が取れない 商品の値段には「時間」も含まれる(コンビニなど) 毎日閉店セールの意味 サービスの不可逆性(飛行機のチケットなど) 金は貸さずにあげてしまおう 集客商品と収益商品
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何のためにお金を使うのか、目的をはっきりさせ、必要な手段としてお金を捉える考え方はたしかに大切。
金銭感覚=先を見通す力。これから先の人生を生きていくために、どれくらいのお金が必要かをはあくしておく能力
という、著者の定義は納得できる。
ただ、世界全体がハッピーになれるよう、お金を回すことが何より大事、ということや、お金をかけずに充実した生活をしようと「税金のモトをとる」という意識で公共サービスを利用するのは生理的に無理。
むしろ、解説(おおたわ 史絵)の方がしっくりきた。
やりたいこと探しなんか、やめてしまえ。
探さなきゃ見つからないようなものは、やりたいことでもなんでもない。
気づいたらやりたくて止められなくなっていた、というのが本当のやりたいこと。
ただ、努力をつづければ「やりたいこと」は見つけられなくても、「やれること」は見つけられる。
だから、何かをできるようになるために、勉強しておきなさい。
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41歳の若さでお亡くなりになられてしまわれた、金子哲雄さんのことをはじめて知ることができました。
子供向けの本ですのでわかりやすく書かれていて、それでいて大切なことを教えてくださるいい本です。
きちんとした金銭感覚を身につけて、世の中がどんなに変化しても、強く生き抜いてほしい。
モトがとれるかどうかは、あらゆる選択肢に共通します。
「時間」も値段の一部です。
やりたいことが見つからないうちは、とりあえず勉強!
まだやりたいことが見つかっていないうちは、真剣に勉強に取り組んでください。
金子さんが子供の頃に出会った中国人のオジサンの教えで、世界中で通用するお金と、教育のふたつが財産。この二つはどこにでも持っていける財産。教育ほど素晴らしい財産はない。
だから中国人は教育にお金を惜しまないのだろうと書かれています。
教育を受けるのは、社会がどんなに変化しても、その社会で生き抜く力、稼ぐ力をつけるためです。
等々、たくさんわかりやすい書き方で今更ながらですが、ありがたいことを教えていただきました。
もし金子さんがご存命でしたならば、もっと日本人、日本社会が良い方向へ行っただろうと思わせられました。
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娘用にいい本がないか探しているところ、候補として読んでみた。子供向けと考えるとわかりやすいように思う。
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読んで良かった。内容は少し古いのかもしれないけれど、金子マインドを今読んで良かった。この人が今も生きていたら、どんなことを言ってたんだろうなぁ。
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コスパ、
高校どこに進学するじゃなくて、その先を見て大学を考えているところがすごいなと思いました。
私は14歳ではないけれど、14歳の時の自分に読ませたかったです。