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電子書籍
文明の内なる衝突
著者 大澤真幸
9・11テロは我々の内なる欲望を映し出す鏡だった―あの破局をもたらした根源的要因をさぐり、資本主義社会の閉塞を突破して奇跡的に到来する「共存」への道筋を示してみせた画期的...
文明の内なる衝突
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文明の内なる衝突 9.11、そして3.11へ (河出文庫)
商品説明
9・11テロは我々の内なる欲望を映し出す鏡だった―あの破局をもたらした根源的要因をさぐり、資本主義社会の閉塞を突破して奇跡的に到来する「共存」への道筋を示してみせた画期的論考。逆説に満ちた、スリリングな展開は大澤社会学の真骨頂。10年をへだてた2つの「11」から新たな思想的教訓を引き出す3・11論を増補。
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紙の本
社会学者、大澤真幸氏による9・11テロをもたらした根源的要因を探った書です!
2020/06/26 10:19
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『身体の比較社会学』や『虚構の時代の果て』、『ナショナリズムの由来』など興味深い作品を次々に発表されている社会学者の大澤真幸氏の作品です。「9・11テロ」は、私たちを震撼させた事件でしたが、あの破局をもたらした根源的要因は一体何だったのでしょうか?同書は、その理由を探り、資本主義社会の閉塞を突破して奇跡的に到来する共存への道筋を示してみせた画期的論考です。同書は、オリジナル版に「3・11」論を増補して、より強化された一冊となっています。同書の構成は、「序章 9・11テロ、そして社会哲学の失効」、「第1章 文明の内的かつ外的な衝突」、「第2章 イスラームと資本主義」、「第3章 原理主義的転回」、「第4章 弱くかつ強い他者たちへ」、「補章 倫理の偶有的な基礎―9・11と3・11の教訓」となっています。